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楽天証券RSSが突然使えなくなりマーケットスピードⅡ版に移行

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私は株式先物を中心とした専業の投資家。
取引は松井証券をメインにしていますが、加えて楽天証券のツールも利用しています。
理由はRSS(リアルタイムスプレッドシート)。
リンクを貼ればプロ仕様のbloombergやロイター・Quick等と同様に、リアルタイムで数値情報をExcelに反映させ自動で計算させることも可能。

リアルタイムでのポジション管理やリスク管理にも超便利

私はソニーの無料AIソフトであるNNCを利用したシステム売買をしており、その際に読み込ませるデータを作成するためにもRSSは必須。
しかも楽天証券に口座を保有していれば無料でRSSを利用できるのがホントに有難い。

株式トレード用にソニーの無償AIツールNeuralNetworkConsoleと格闘中
AIが幅を利かし、人間の力ではどうにも儲けにくくなっている中で、指を咥えて見ているわけにはいかない。ソニーが公開したGUIベースのAIツールである「neural network console」と格闘し、AIにはAIで対抗してやる!

ところがこの超大事な楽天RSSが昨日突然壊れてしまいました。
Excelファイルを開きデータリンクを許可するとExcel自体がフリーズ…
リンクさせなければフリーズしないので原因はRSS。

何も出来なくなるから大問題…

心当たりは二つ。
週末に
Windows10の重要な更新を実施
確か同タイミングでExcel2016にも降ってきた更新を実施
したこと。

このどちらか、あるいは両方が影響しRSSを利用できなくなったのでしょう…
更新したのが重要な更新なので戻すわけにもいかず八方塞がり…

同じようなツールは岡三オンライン証券にもあるけど、一定額の手数料を落としていないと有料なんだよね…

実は以前もMSがセキュリティを強化する一環でRSSを使えなくなったことがあったけど、今回は色々と設定を変えてもダメ…

楽天RSSで「安全ではない可能性があるDDE~」のエラーが出た際の対処方法
無料条件が緩いのに、楽天RSSはプロ用顔負けの高機能Excelツール。但し、MSが実施したセキュリティアップデートにより、Excelファイルを開いた際にDDEに関するエラーが表示されるようになった。解決策は簡単もセキュリティには気を付けて!

そこで藁をも掴む思いで楽天証券のマーケットスピードを旧型⇒新型のⅡに替えてみることに。
早晩旧型は使えなくなる気もしますし…

ダウンロード後に早速インストール。
フォントが変わっていて最初は戸惑いましたが直ぐに慣れました。
それよりも大失敗だったのは、Ⅱをインストールする前に旧型をアンインストールしてしまったこと。
登録銘柄一覧等のデータを移行できなくなってしまい最初から作り直すことに…

やっちまったなー!

なお新型RSSはダウンロードしただけでは利用できません。
まずはExcelのアドインに追加。
追加方法はこちらの説明サイトをご参照。

次に利用同意登録。
新型マーケットスピードにログインした状態でExcelを起動⇒Excelのリボンに追加されたマーケットスピードⅡをクリック⇒左端の未接続をクリック⇒ポップアップで表示される楽天証券の同意書閲覧画面で内容確認し同意
これで晴れて利用可能に。

新型RSSは発注機能もあるから同意が必要なんだね

しかしこれだけではリアルタイムに情報は更新されません。
何故なら旧型RSSと新型RSSではリンクコードが違うから。
尤も慌てる必要は無し。
自動的にコードを変換してくれる機能があるから。

良かった
作り直すなんて気が遠くなる…

リボンのマーケットスピードⅡをクリック⇒各種設定をクリック⇒マーケットスピードⅡRSS関数への置換をクリック。
すると自動的に新Excelファイルを作成してくれます。
ファイル名の最後に「_ms2」が追加されたファイルとなります。

上書きではないから旧ファイルも残って何かと便利

これで完了。
助かりました…

但し不具合も。
それも二つ。
私が利用しているExcel2016だけかもしれませんが、
ファイルを開いた際にリボン下に表示される「詳細表示」or「コンテンツの有効化」をクリックするとExcelがフリーズ
実質的にマクロが使えなくなる
です。

特にが深刻…

はよくわからず…
フリーズを避けるには右端の×をクリックしてコンテンツの有効化欄を消すこと。

次にを解決するためExcelのファイル⇒オプション⇒トラストセンター⇒マクロの設定と進むとマクロを無効化するにチェックが入っています。
一応選択肢は四つあるものの、無効にするか全面的に有効化するかほぼ二者択一。
有効化したいExcelファイルのみマクロを使えるようにする設定が無いのです…

全面有効化された状態でヤバいExcelファイルを誤って開く可能性を勘案すると全面有効化は超危険…

Win10やExcelの更新を実施する前は開くExcelファイル毎にマクロを有効化するか選択できたのに…
MSはホントに余計な変更をして…

セキュリティを強化したいのはわかるけど…
知識量に合わせて設定可能にしてほしい…

なお別PCのExcelでは個別ファイル毎にマクロの実行可能・不可を選択可能。
調べてみると個別に実行可能のExcelは32ビット版。
個別には実行不可のExcelは64ビット版。
因みにバージョン・ビルド番号は両者同じ。

同じライセンスで二台にインストールしていますが誤って片方は32ビット版、片方は64ビット版にしたのか?
今となってはわかりませんが32ビット版では大丈夫なのでギリギリ助かった…