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【米国株】楽天証券の外貨決済では米ドルMMFで直接購入できる

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私の現在の長期投資用メイン証券会社はSBI証券。
以前はSBI証券で外国株と国内株、楽天証券で投信と使い分けていました。

しかし楽天証券は投信保有ポイントやクレカ決済投信購入ポイントを大幅に改悪⇒特定口座の投信をSBI証券に移管。
集約するため外国株に関しても保有していた一銘柄をSBI証券に移管。
その結果楽天証券に残っているのはつみたてNISAの投信のみに。

楽天証券は最近改悪が目立つ…

楽天証券からほぼ撤退完了~残りはつみたてNISA分のみ
米株をSBI証券に移管し楽天証券からの撤収がほぼ完了。残りは移管不可能なつみたてNISA分のみ。国内証券会社間で米株を他社に移管する場合、外貨ベースの保有単価が引き継がれないのは要注意。総保有額に違いはないものの管理しにくいのが残念。

しかし実は楽天証券でSBI証券に勝るサービスがあります。
それが外貨決済で米国株式購入時に米ドルMMFを直接充当できること。

どういうこと?

殆どの証券会社で米国株式を購入する際に外貨決済と円貨決済を選択可能。
外貨決済の場合、予め米ドルに両替・外貨MMFを売却等したうえで米ドル預け金を口座に準備する必要があります。

円貨決済はお手軽だけど為替手数料が高いケースが多いよ

しかし預け金という名の通り、預金でもなければ外貨MMFといった投信でもありません。
そのため金利がゼロ(利息が付かない)

因みに外貨預け金の運用益は証券会社の収益になっているんだよね…

尤もここ数年は米ドルもゼロ金利政策がとられていたため、米ドルMMFの金利もほぼゼロか無視してもいいレベルでした。

ほぼ金利は付かなかったよね
でも外貨MMFを特定口座で保有すると、為替差益を申告不要にしたり損益通算も可能で便利

しかしご存じの通りFRBは急速に金利を引き上げている最中。
例えばSBI証券で購入できる米ドルMMFでいえば0.7~0.9%台の金利を得られます(6月最終週時点)。

外貨決済で米国株を成行や確実に買える指値で購入するなら日本円⇒米ドルに換えたり、米ドルMMFを売却したうえで買い注文を入れればいい。
しかし安い水準に指値で注文を入れておく際に外貨決済を使う場合、約定するまで無利息の外貨預け金を遊ばせておくことに…

今後も更に金利が上がるだろうから勿体ない…

ここで楽天証券です。
楽天証券では外貨決済の際、保有している外貨MMFを決済用外貨代わり金として直接充当することが可能。
注文時にチェックを入れて指定⇒買い注文が約定した際に外貨預け金が不足していると必要額分の外貨MMFを自動的に売却⇒外貨代わり金に充当してくれるのです。
日本円には両替せず外貨のままなので為替手数料は勿論不要。

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なお楽天証券で購入可能な米ドルMMFにはGS版と日興版がありますが、米国株購入資金の代わり金に直接充当可能なのはGS版のみなので要注意

日興版の方が金利が高いことが多いけど、米国株購入代わり金にも活用するならGS版がおススメ
配当で米株を追加購入(約定)するまで外貨MMFで運用できるよ

楽天証券では以前は外国株式を特定口座のまま他社へ移管できなかったり、コーポレートアクション発生時に一般口座へぶち込まれるイベントが他社比多く、使い勝手があまりよくありませんでした。
しかしここにきて特定口座で他社への移管が可能になり、且つ特定口座内で完結するコーポレートアクションも増えました。
外国株式取引に関しては少なくともSBI証券比劣っている点がほぼないうえ、外貨MMFを最大限活用可能のアドバンテージもあり。

楽天証券は投信に関するポイント付与では見劣りするけど、本来の証券取引に関する使い勝手はなかなかいいよね
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米ドル金利が上昇局面にある現在、SBI証券でも米ドルMMFで直接米国株を購入できる仕組みをぜひ早急に導入してほしい…
折角の利息を貰い損ねるのは勿体ないから…
継続的にリクエストしてるけど反応無しが残念…