
私は主として投信保有のために楽天証券を利用してきました。
しかし皆さんご存じの通り楽天証券はかなりの改悪続き…
恐らくは楽天モバイルの大赤字埋め合わせのため…

楽天証券だけでなくあらゆる楽天のサービスで改悪が目立つ…
そこで今年初めに特定口座で保有していた投信をSBI証券に移管。
移管申し込みが集中し一か月以上かかりました…

楽天証券の特定口座では現状投信を新規購入・保有していません。
今までは色々な取引で付与される楽天通常ポイントを利用し投信購入⇒特定口座で保有していましたが、現在は付与されたポイントを楽天カードの支払いに充当。

銀行口座引き落とし日(27日)の結構近い日まで設定できて便利だよ
なお現状特定口座でスポット的に投信を購入する際はSBI証券を利用。
更に特定口座でのつみたて購入分も三井住友カードゴールドM(NL)でクレカ決済を開始し1%還元。
来年からはつみたてNISA分もSBI証券を利用予定。

そして今般楽天証券⇒SBI証券への最後の仕上げとして米株を移管。
以前米ドルMMFを購入⇒米株購入の代わり金として使用し米コカ・コーラ株(KO)を購入⇒そのまま保有していた分です。

金額はそこそこ
ホントのところ以前にもSBI証券に移管しようとしたことがありました。
しかし以前は楽天証券向けに他社から入庫する米株は特定口座・一般口座の両方に対応していた一方、他社へ出庫する米株は一般口座しか対応していませんでした。
特定口座保有の米株は一般口座へ振り替え⇒他社へ移管するしかなかったのです。

特定口座での入庫は対応も出庫は非対応…
一般口座は面倒だから事実上無理…
しかしつい最近特定口座でも出庫可能になったことを知りました。
しかも現在SBI証券では米株を他社から入庫すると100ポイント貰えるキャンペーンを実施中。
そこで早速GW明けに手続き。
投信と同様に楽天証券からの出庫が物凄い件数になっているらしく、楽天証券のサイトに通常は二週間程度⇒現在は一か月程度とのアラートも掲載中…
出庫手続きの詳細は楽天証券のサイトをご参照。
なお一か月程度を見込んでいた出庫手続きですが、実際は二週間ちょっとで完了。
思いのほか順調でした。

楽天証券の従業員の方々、ありがとうございました
これで楽天証券に残っているのはつみたてNISAで保有している投信のみ。
尤もつみたてNISA保有分は移管不可のため、売却時まで楽天証券との付き合いが続きます。
ここで米株移管に関して注意点をひとつ。
今回の楽天証券⇒SBI証券に限らず、国内証券会社間の特定口座で米株を移管する際は税金を計算するための円貨ベースでの保有単価は引き継がれるものの、外貨ベースでの保有単価は引き継がれません。
SBI証券⇒楽天証券のケース等でも同様。
勿論購入時の為替レートも。

SBI証券でのKO保有単価が0ドルになってたよ…
保有株数×時価単価で計算される外貨ベース保有総額は正しいけどね
売却時の税金計算の基になるから、円貨ベース保有総額・保有単価は当然正しいよ
因みに移管する銘柄を移管先でも保有していた場合、円貨ベースでは正しい保有単価が加重平均で維持される一方、外貨ベースでは移管後の保有単価が本来とは異なります。
例えば移管先で保有単価USD5.0×100株保有しており、そこへ保有単価USD10.0×20株の同一銘柄を移管するケースで検証。
本来の正しい保有単価は、
〔(USD5.0×100)+(USD10.0×20)〕÷(100+20)=USD5.83
一方で表示される保有単価は、
〔(USD5.0×100)+(USD0.0×20)〕÷(100+20)=USD4.17
となります。
もちろん保有している株式の外貨ベース(円貨ベースも)保有総額は正しく表示されます。
それでも何となく気持ち悪いし管理しにくい…

わかりにくくなるから要改善では?
移管前にメモしておいた方が後々役立つよね