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SBI証券iDeCo旧プランの除外商品は強制換金されないことに決定

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2018年5月1日に施行された改正確定拠出年金法により、iDeCoを含めて確定拠出年金のプランでは商品数の上限が35本に制限されることとなりました。
そのため既に35本を超える商品をラインナップしている場合は5年以内に運用商品を減らす(除外する)必要に迫られることに。
私が利用しているSBI証券のiDeCoオリジナルプラン(旧プラン)も該当。

SBI証券のiDeCoオリジナルプランは運用商品数が今後5年で半分近く除外
2018年5月1日に施行される法律により、iDeCoの制度が大きく変わる。元本確保型商品の提供義務がなくなるなど変更点は多いもの、深刻なのは運用商品数に35本の上限が設定されること。SBI証券では現状の67本から32本を除外する必要がある。

35本どころか67本もラインナップしてるからね…

そのSBI証券はラインナップ商品を大幅に変えた新プランを開始
旧プランはオリジナルプラン
新プランはセレクトプラン
こんな奇策があるとは…

ここで問題になるのは旧プランで除外される32本の運用商品。
当初は除外が決定すると2018年4月30日の残高を超える分が強制換金されることになっていました。

SBI証券がiDeCo除外商品公表
2018年5月1日に施行された改正確定拠出年金法の定めにより、SBI証券が運用商品の内で除外する商品を決定した。今後5年間の内に除外される。

ところが昨日何となくログインしたSBIベネフィットのサイトのお知らせに目が留まります。
そこにあったのは「運用商品除外の方法一部変更について」です。
SBI証券のサイトにも掲載されています。

重要なのは、
2018年5月1日以降に購入した除外商品(前日4/30の残高を超える分)も強制換金されることはなく、そのまま保有が可能ということ。
可能になった理由は先月7/28に厚生労働省年金局長が出した「法令解釈通知」でそのまま保有することが可能になったから。

単なる一公務員である年金局長が出した通知でこんな大事なことが決まるの?
完全にひっくり返っているよ?

局長級が出す通知等は結構大きな影響があるよ
1990年3月に大蔵省銀行局長が出した総量規制通達はバブルが一気に崩壊した大きな要因にもなったし…

広末涼子さん、阿部寛さん等が出演した映画バブルへGO!はこの総量規制通達がキーポイントでした。

とはいえ今回の変更点は加入者にとって悪いことはなし。
とりわけ除外に伴い強制解約となれば、元本確保型と謳いながら中途解約扱いになり元本割れし易い保険商品買付者には朗報。

今回の取り扱い変更に伴い除外が決定されるまで買い続けそのまま継続保有することは可能になったものの、いざ除外が決定されれば新規に買い付けることは出来なくなります。
除外商品を買い付けている場合は買い付ける商品を残る商品に早目に変更しておくのがおススメ。