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新型コロナ入院闘病記~完結編⇒入院費や救急搬送時おススメグッズに後遺症

モデルナワクチン一回目接種も十分に抗体を獲得できていない段階で新型コロナ陽性⇒救急搬送⇒入院⇒治療、そして無事に退院となりました。

モデルナワクチン接種予約に始まり新型コロナ発症⇒救急搬送⇒入院⇒治療⇒退院までの経緯、入院時おススメグッズや退院後に突然受け取った入院勧告書なる書類に関して等は下記投稿群をご覧ください。

新型コロナ入院闘病関連
新型コロナワクチン一回目接種をしたものの十分な抗体獲得前に発症し救急搬送⇒入院・治療。その闘病記や入院時お役たちグッズなどに加え、ワクチン予約・副反応などまで新型コロナに関する投稿を多数。

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コロナ治療終了し退院へ

熱が完全に落ち着いてくる

F+12(入院後7日)、調子に乗ってシャワーを浴びる。
体が冷えたのかF+13早朝に39度台まで熱が上がり退院は延期。
カロナールは全く効かず…

咳はあまり出ないものの酸素飽和度92%程度。
起床時刻直後に酸素吸入とステロイド剤点滴を再開。
2~3日は必要と言われ凹む…

しかし流石にステロイド剤点滴は効く。
点滴開始後1時間で熱が下がり始める。

退院へ

結局再開したステロイド剤は2日で中止。
酸素吸入も同様。
熱は36度台後半まで下がり安定。
ようやく退院が近づく。

待ちに待った退院

F+15(入院後10日)、朝食後医師と相談し遂に退院決定。
決まれば早い。
直ぐに留置針を抜き、240時間連続実施した抗血液凝固剤の点滴も終了。
病院職員が来て退院の説明開始。
保険証のコピーを取ったり、不足していたサインを複数実施。
退院証明も受取。

着替えを終え忘れ物がないかチェックしてくれてそのまま歩いて退院。
結局退院決定後40分ほどで退院完了。

久し振りに歩くからフラフラ…
エレベーターホールまで支えてもらった…

エレベーター前のナースステーションで挨拶⇒1Fに降りてそのまま退院。
自分でタクシーを呼んで帰宅となりました…

コロナ後遺症

気になるのは後遺症。
熱に関しては完全に下がっていて大丈夫ですが問題は肺の機能。
咳はだいぶ治まったものの、少し息を深めに吸い込むだけでむせてしまう状態。
肺のキャパはイメージ的に以前の3割程度になってしまった感じ…

少し歩くだけで息が切れる…

ある程度戻るまで数週間どころか数か月はかかりそうな予感…
夜中に突然咳が止まらなくなることもありちょっと怖い…

味覚・嗅覚に関してはよくわからず。
感じにくくなったかな?というレベル。

濃い味でないと満足できなくなったら困る…

深刻なのが筋肉の減少。
特に太ももから下は壊滅的にガリガリ…
闘病の際に体が筋肉を分解しエネルギーに変えて闘ってくれた証ではあるものの、見た目の貧相さとパワーの無さには凹む…
少しずつ動かして回復させていきます。
因みに体重は10日の入院で1割ほど減少…

コロナ入院に伴うアレコレ

コロナ入院費用

10日ほどの入院に伴いかかった費用は1日あたり400~500円の入院着レンタル費用のみ(後日請求)。
通常入院費・治療費・薬剤費・食費・個室利用料等は一切かからず。
特効薬のレムデシビル6単位だけで40万円程との報道や個室代など、本来はとてつもなく費用がかかっています。
しかしコロナということで全て税金負担…

100万円位はかかってる?

ホントに申し訳ない…
普段から国保税が高いと文句言ってるけど今年は有難く払わせていただきます

救急搬送時のおススメ持ち物

持って行って良かったものをいくつかご紹介。
財布、保険証、服用中の薬、お薬手帳、耳栓、綿棒、スマホ、充電器、多めの下着、歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔フォーム、化粧水(乳液)、ふりかけ、タブレット端末等。

結構あるね

コロナ患者は通常部屋から一歩も出られないので、必要なものは看護師さんが病院内の売店で買ってきてくれるケースが多いようです。
洗面用品は自分で用意していけばお手間を取らせません。

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かなり重宝したのが耳栓。
入院中は頻繁に看護師さんが部屋に入ってきますし、他の部屋・ナースステーション等からは大音量で警告の電子音などが常に発せられています。
ナースステーションに近い病室の場合はかなり煩いので耳栓がとても重宝。

気になりだすともうダメ…

お薬手帳と服用中の薬も必須。
入院中は特殊な薬を使うことも多いので薬剤師さんが必ず確認することに。
救急搬送直後は上手く会話できないことも多いので忘れずに!
私の場合、緑内障用の点眼薬以外は二日前に処方された薬も退院時まで没収されました…

次は入院生活をちょっと豊かにするもの。

待ってました!

筆頭はふりかけとタブレット端末。
病院食はどうしても味気ないですし、そもそもコロナで味覚・嗅覚は鈍りがち。
動かないのでお腹があまり空かず、それでも何とかお米を食べようとするとふりかけが重宝。
おかゆにしてもらっていたこともありいい味変になりました。

次はいよいよエンタメ

そしてタブレット端末。
私はAmazonのFireHD10を持参。
病状が落ち着くと入院生活はとにかく暇。
時間潰しが重要になります。

FireHD10にドコモのdマガジンを落として雑誌を読んだり、楽天証券のマーケットスピードをダウンロードして使ったり。

アマゾンFire HD 10でドコモのdマガジンを見られるようにする方法
dマガジン用に使ってきた古いandroidタブレットが不調。そこでアマゾンFireHD10を活用。dマガジンアプリはそのままではインストール不能も、他端末を活用しApk化してバックアップしたデータをクラウド経由移すことで可能に。

マーケットスピードは楽天証券口座保有者なら日経新聞・日経産業新聞等を無料で、且つフルで読めるのでとても重宝。

日経新聞をやめた~日経新聞系の記事は無料の楽天証券版日経テレコンで全て読める
30年近く続けてきた新聞購読をついにやめた。これで年間6万円近くの節約になる。その代わりに日経テレコン楽天証券バージョンを活用し無料で日経新聞各紙と日経電子版有料記事を読むことに。Fire HD10なら格安で見やすい。

Amazonプライムビデオも時々利用。
タブレット用の解像度なら通信量も大したことありません。

逆に持って行って失敗したのは大量のTシャツと短パンにタオル類。
入院中はレンタルの病院着なので下に着ないのであれば一切不要。
救急搬送される際に入院ではなくホテルでの隔離になるかもと思い大量に持参しましたが結局一切使わず…

重症化リスクを下げるにはとにかくワクチン接種

以下は提言です。

若い人を中心に今でもワクチン接種を全く考えずにウエイウエイしている人がとても多い。
そういう人達は身近にコロナで陽性になり苦しんだ人がいなく実感がないのかも。
しかしいざ重症化すればホントに辛い…

私はそれなりに警戒してきましたし実際に一回目のワクチン接種も実施済み。
しかし十分な抗体を獲得する前に感染・発症…
発症前に殆ど外出しなかったこともあり、最初はコロナとは全く考えもせずとても浅はかで情けない限り…

当事者意識が足りなかった…

コロナワクチンが100%安全ということはないでしょう。
報道通り副反応もそれなりに出ます。
しかし重症化リスクを相当に下げる効果は絶大。
以前はワクチンを接種したくてもできませんした。
しかし今ならだいぶ接種しやすい環境になってきており、自分から動けば予約も以前より取りやすい状況に。

因みに私はインフルで高熱に苦しんで以来、15年以上毎年ワクチンを打つ派でもあります
いざ重症化するとホントに辛いから

ワクチンを打てない環境下で陽性化や重症化すると「運が悪かった」「たまたま」と思われることもありましたが今後は完全に自己責任の世界。
自分の身を守れるのは自分だけ。
打たないでその結果感染⇒重症化し苦しむ人を見ても「ふ~ん、だから?」としか思わなくなる…

一回目接種⇒二回目接種+十分な抗体獲得まで合計2か月弱。
わずかこれだけ我慢すれば自分を守れます。
若い今が大事と言いますが、2か月と今後の数十年をどう捉えるか…