新型コロナウイルスが猛威を振るう中、私も無縁ではいられませんでした。
一回目のモデルナワクチンを接種し、2回目接種とその後の抗体獲得まであと1か月ちょっと頑張ればとの願いも空しく陽性判定⇒救急搬送⇒入院…
何とか無事に退院とはなりましたが、実際の闘病はかなり過酷なもの。
備忘録を兼ね参考になればと思い公開します。
長くなると思うので複数回に分けて掲載の予定。
なお発熱前の10日間ほど、モデルナワクチン接種の為に一度東京大手町に行った以外は近所のスーパーしか外出せず。
因みにモデルナワクチン一回目の副反応に関して私は殆ど無し。
モデルナワクチン接種予約に始まり新型コロナ発症⇒救急搬送⇒入院⇒治療⇒退院までの経緯、入院時おススメグッズや退院後に突然受け取った入院勧告書なる書類に関して等は下記投稿群をご覧ください。

モデルナワクチン一回目接種後
モデルナワクチン接種日をTとし、以降をT+○○日とします。
7月半ば過ぎに東京大手町の自衛隊大規模接種会場で1回目を接種。
心配された副反応はほぼなく一安心。
但し数日後同じくモデルナワクチンを職域接種した家族は頭痛が酷く私がオロオロするばかり…

こういう時のおっさんは何の役にも立たない…
新型コロナ発症から入院への流れ
微熱が出始める
F+0日(F=T+4)⇒ワクチン接種し4日後の夜
発熱日をFとし以降はF+○○日に(Fに4を足すとモデルナワクチン接種日からの日数に)。
ワクチンの副反応は無いものの家族が頭痛に苦しむ中、オリンピック開幕を控えた連休で仕事も無し。
家でボーっとするだけだったのに夜になりやや微熱を感じる。
平熱35度台後半に対し熱は36度台半ば。
誤差の範囲内とタカをくくりそのまま寝る。
F+1日
朝から熱がやや上がる。
一日を通し37度台前半。
平熱が低いのでやや堪える…
寝込んだらヤバイと考え、バファリンを飲んで午前中の内にスーパーへ買い出しに。
何かあっても4日程は大丈夫な状態にする。
夜になりやや咳が出始めて嫌な予感…
朝から38度台半ばに上昇
F+2日
朝から熱は38度台半ば。
流石に何かおかしいと思い自治体の発熱相談センターへTEL。
発熱外来を紹介してもらいTELするも、連休明けということもありTEL全く繋がらず…
やっと繋がったら受付のおばちゃんから「予約でいっぱい、無理無理」と軽くあしらわれブチ切れる…
こっちはやっとの思いでTELしてるんだぞっ!

忙しいのはわかるけど酷いよ…
夕方過ぎにかけ熱は更に上昇し39度台半ばへ。
流石にヤバいと思いロキソニンを飲むと38度台前半まで下がり一旦は楽になる。
それでも4時間ほどで再度39度台へ上昇…
食べ物を取れなくなり、唯一ポカリを飲み続ける…
嗅覚・味覚が乏しくなる前に既に摂取出来ない状態に…
アラフィフのおっさんにとっては39度台の熱がとにかく辛い…
寝返りどころか瞬きさえ面倒…
咳はでるも呼吸はそれほど大変ではない。
普通の風邪程度。
そのためこの時点でコロナとは全く疑わず。
発熱外来に行きPCR検査
F+3日
朝起きると熱は39.8度。
先が見えないことに恐怖を覚え再度発熱相談センターへTEL。
今度は何とか近所の別の診療所を予約完了。
ロキソニンを飲む。
診察は車の中で。
ロキソニンが効いたのか熱は38度台前半に下がる。
問診の後、念のためPCR検査。
結果は二日後の予定。
会計・薬の処方も車から一歩も降りずに完了。
帰宅後何とかゼリーを食べ処方されたカロナールを飲むも全く効かず、熱は再度39度台後半へ…
咳は酷くはないが継続。
PCR検査陽性連絡
一晩耐えてF+4日
夕方診療所からTEL。
PCR検査陽性の連絡。
連絡は翌日、且つコロナではないと思っていたので驚く。
当日中に保健所から連絡があるはずと言われるも全く音沙汰なし…
熱が突き抜けて救急搬送
F+5日
運命の日。
朝から熱は39度台後半。
40度にはならないので保有する体温計の上限が39.9度?と感じ始める…
カロナールは全く効かず…
「がーんばれ俺っ!」
と心の中で叫ぶしか出来ず…
相変わらず保健所から連絡なく仕方なくPCR検査を受けた診療所へTEL。
保健所から連絡が無いことに驚かれ、TELしてくるという。

診療所が親切でホントに助かったよ
それでも保健所からTEL来ないので家族が保健所へTEL。
やっと繋がっても保健所は完全に機能不全。
私のデータは何処にもない模様でこのまま放っておかれる恐怖…
酸素測定器を職員が持参するといわれるも、何時間たってもやはり全く音沙汰無し…
熱が更に上がり始め遂に40度を超える…

体温計壊れていなかったね…
アラフィフで40度超えは限界を超えている…
目を開くと時々稲妻が見える…
やはり私の場合は肺よりも熱がヤバいみたい…

初めて幻覚見た…
保健所にTELし仁義を切り119へTEL
15分ほどして救急車が到着。

徐々に近づいてくるピーポーピーポーのサイレンがとても頼もしかったよ
119へのTELにてPCR陽性、保健所の機能不全を伝達済。
救急隊員到着後に酸素測定器では93%。
搬送先を探す間も90%に迫るようならすぐに教えて欲しいといわれる。

後から聞いたら90%割ると結構ヤバいらしい
コロナ陽性で特殊なので、救急隊員さんが保健所と病院間で連絡を取り合ってくれて何とか搬送先が決定。
入院決定
搬送先は比較的近所の病院で助かる。
搬入口直ぐの小部屋へ搬送。
直ぐに問診と採血。
熱は40.5度まで上昇。
元々低い血圧は見たことないような数値に低下中…
医師の話では酸素飽和度は低いが入院基準には達していないそう。

ホントか?
しかし熱が苦しいので入院・治療をお願いする。
⇒救急用CTで肺を撮影し採血の結果待ち。

救急用に小型のCTがあるんだね
自覚症状には乏しいものの、CTの結果やはり肺炎の症状があり更に酸素飽和度も90%割れに悪化。
この時点でほぼ入院になりそうといわれるも、決定的だったのは血液検査の結果。
相当に悪いみたい…
即座に入院決定…
言われるがまま新型コロナ特効薬のレムデシビル(ベクルリー)の緊急使用同意書にサイン。
そのまま上階のコロナ用入院フロアーの個室に連れていかれて入院・治療開始となりました。
なお詳細は次回以降に書きますが、救急搬送時に持って行った方がいいものをいくつか。
財布、保険証、服用中の薬、お薬手帳、耳栓、綿棒、スマホ、充電器、下着(入院着はレンタルなので服は不要)、歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔フォーム、化粧水(乳液)、ふりかけ等