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【Tポイントカード連携は慎重に判断】SBI証券が投信保有ポイント付与率引き上げ

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SBI証券は2021年4月1日に投信マイレージの付与率を一部投信で引き上げます。
詳細はSBIのプレスリリースをご参照。

元々付与率が高めの商品は変わらずの一方、今回引き上げ対象となるのはこれまで付与率が低かった低信託報酬型投信。
私が楽天証券で主力として保有するたわらノーロード先進国株式やeMAXIS Slimシリーズなども引き上げ対象。
SBI証券で低信託報酬型投信を主力として保有する投資家には朗報です。

SBIが本気を出してきた?

なお私がSBI証券で保有するSBI・バンガード・S&P500インデックスもほんのちょっとですが引き上げで嬉しい。

楽天証券では一律年率0.048%なので、たわらノーロード先進国株式など一部に関してはSBI証券の方が僅かではあるものの高還元に。
一方でeMAXIS Slimシリーズは0.0374~0.05%とバラバラ。
SBI証券では信託報酬の販売会社分(証券会社分)をギリ上限にする方針らしく、商品によって付与率が異なるのです。

今回の施策を機にSBI証券で投信を購入する、あるいは移管キャッシュバックキャンペーンを活用し他社から移管する投資家もいることでしょう。
そうなれば投信マイレージをSBI証券限定Tポイントで受け取ることになります。

SBI証券限定Tポイントを使って投信を購入できるよ

その際に、
「おっ?
既保有Tポイントカードと連携すると街中での買い物にも使えるのか。
ウエルシアなら毎月20日に1.5倍で使えるから超お得!」
と思う人もいるかもしれません。

でもちょっと待った!
既保有Tポイントカードと連携すると、色々な情報がTポイントを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に流れるのです…

どういうこと?

連携手続きをする途中で同意必須の規約が表示されます。
結構な量があるので読まない人も多いと思いますがそれが落とし穴。

二つ目の規約に、

SBI証券は、当サービスにおけるTポイントサービスを利用されるにあたり、以下の個人情報をCCCに提供します。
(1)当サービスの利用者であることをあらわすお客様独自の識別子
(2)付与および利用するTポイント数
(3)利用に係る情報(口座開設日、取引明細(取引日、銘柄、取引価額))

(出典:SBI証券)。

とあります。

売買した際の
何を
いつ
いくらで
といった情報がCCCに流れるのです…

銘柄がわかるならリスク選好度なども一目瞭然…
売買日がわかるなら相場が荒れている時に売買しがち or 平時しか取引しない等の投資行動も筒抜け…

詳細な売買情報が流れるって凄いな…
口座開設日って何のためだろ?

投信保有でゲットしたTポイントを街中で使えるのはとても便利。
逆に買い物でゲットしたTポイントで投信を買えるのも魅力。
しかしそれは自分の詳細な投資行動情報をCCCと利用企業に渡すのと引き換え。
Tポイントは多くの企業が利用し情報を活用しているので不安が…

気にしないと言われればそれまで。
でも私は気にするので連携せず。
連携しなければ情報が流れることもなし。
というか、そもそもTポイントカード・ヤフー会員・ヤフーカードも退会済みですけど…

ヤフーカードを解約しYahooIDも削除、ヤフーの全サービスとTポイントを退会
クレカのヤフーカードを解約しYahooIDも削除。全てのヤフーのサービスを退会した。ヤフーカードはnanacoのクレカチャージでポイント付与廃止が痛い。ヤフーカードを解約しても、数日間はYahooIDを削除できないことに注意。

付与率引き上げは素直に喜びつつ、連携するかどうかは慎重に判断しましょう。
私は貰った投信マイレージのSBI証券限定Tポイントを利用し再度投信を買えるだけで満足です。