IPO抽選申込は年々当選が困難に
投資で絶対はありませんが、銘柄選択を間違えなければかなりの確率で利益を見込めるのがIPO投資。
上場時に株式の割り当てを受け初値などで売却する投資手法です。
公開価格は割安に設定されることが多く、公開価格が数倍になるケースもチラホラ。

僕も初値が5倍を超えるIPOに当選したことがあるよ
尤もそれだけに新株入手の競争率は高く、対面式証券などで数億円の預かり資産を保有していたり多くの手数料を落とす特上顧客への割り当てが主。
それ以外のマス顧客の場合は抽選申込に頼ることに。
人気が高いので年々当選は困難に…
それでも地道に申し込みを繰り返せば年に数回程度は当たるかも。

大和証券がマス顧客向けIPOルールを改悪
大和証券がマス顧客向け割り当てを大幅削減
大和証券は2/22に4月以降に実施するIPO抽選ルールの変更を公表。
要は大口顧客や手数料を多く落とす上顧客向け割り当てを増やし、マス顧客向け割り当てを大幅に削減するということ。
大和証券のHPにも掲載されています。
注:割合は全て個人向け分になります。
~3/31
全体の内、10~15%を機械的な抽選 & 5~10%をチャンス抽選
合計すると15~25%を抽選で割り当て
4/1~
全体の内、10%を抽選で割り当て
チャンス抽選は廃止
最大で25%あった抽選での割合を一律10%まで引き下げ…
残りはどうなるかといえば、対面式顧客(窓口対応大口顧客)への割り当てに…
大口の上顧客優遇が鮮明に…
マス顧客は愚直に申込を繰り返そう
大和証券ではポイントサービスを2021年3月末で廃止予定。
但しポイントサービスによるチャンス抽選は廃止になっても、預かり資産の額によって当選確率が上がるチャンス抽選は残ると思っていました。
しかしチャンス抽選自体が廃止になるとは…

チャンス抽選廃止には驚いた…
マス顧客は益々当たらない…
預かり資産額に基づくチャンス抽選では、5,000万円以上預かり資産がある顧客のチャンス抽選当選確率は預かり資産額にかかわらず平等。
そこで大和証券としては自分たちの裁量を増やし、預かり資産額だけでなく多額の手数料を落としてくれるなどの上顧客に優先的に割り当てるツールを手に入れることにしたのでしょう。

個人向け国債を5,000万円だけ預かっても儲けは無いし

大手対面式証券の本来の姿だよ
大和証券ではここ数年、チャンス抽選制度を通じ一般マス顧客にもIPO株を多く割り当てるとして口座開設を募ってきました。
しかし口座数が伸びてもIPO抽選だけ参加するイナゴ客口座だけだったのかも…
ちなみに私は昨年3月からチャンス抽選回数が10回。
しかし1回もチャンス抽選で当選していません…

チャンス抽選関係ないじゃん…