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満額拠出を続けるとiDeCoの一括受け取り時非課税枠を早晩超える

thinking

iDeCoを始めて5年以上経過

老後2,000万円報道や高い節税性などから注目を集めているのがiDeCo(個人型確定拠出年金)。

2017年の法改正により加入者資格の範囲が拡大し加入者増加ペースが一気に加速。
2022年に施行される更なる法改正により、これまで60歳までだった加入者(拠出)資格が最長65歳まで延長されたり、企業型DC加入者がiDeCoにも重複加入する際の要件が緩和されるなど制度は漸次拡充。
iDeCoを含め年金制度などについては当ブログのiDeCo・NISA・年金カテゴリーをご覧ください。

iDeCoはメリットとデメリットが混在するから慎重に検討しよう

そんなiDeCoに私も加入して5年以上が経過。
専業投資家の私が敢えてiDeCoに加入したのは株式先物をメインにしたため。

現物株なら特定口座を利用し申告不要にすればいいのですが、株式先物は申告分離課税で要確定申告。
そこで課税所得を圧縮するために始めました。
幸いなことに相応の含み益状態です。

相場観を挟まずに愚直に積み立ててきた成果かな?

一括受け取り時の非課税枠を早晩超える

iDeCoの受け取り時非課税枠

iDeCoは拠出額全額所得控除に加え、運用益非課税・受け取り時非課税枠ありなど税制面で優遇がある有難い運用商品。
年金扱いなら公的年金等控除を活用できますが、私は一括受け取りにして退職所得扱いにする予定。

こうすれば受取金額(拠出金額ではない)の内、加入期間が20年以下なら40万円×加入年数、20年超なら800万円+70万円×(20-加入期間)が受け取り時に非課税。
非課税枠を超えた分はその半分に対して総合課税で課税されます。

満額拠出を続けると受け取り時非課税枠を超過

私は国民年金の1号被保険者なので、拠出限度枠は月間68,000円で年間816,000円。
但しお得な付加年金をかけているので、拠出限度枠は月間67,000で年間804,000円にやや減額。

付加年金は1号被保険者(国保加入者)に超お得で超オススメ~加入しないと損
国民年金の保険料を免除・猶予されていない1号被保険者は、付加年金加入が絶対お得。支払った金額を2年で回収でき、その後も受け取り続けることになる。ホントはもっと毎月の支払金額を増やしてほしいけど、そんなことしたら恐らく財政が破たんする。

これまで満額拠出したり一旦減らしたりと拠出額は増減していますが、受け取り時非課税枠は前記の通り年間40万円、または70万円なのでこれら非課税枠を確実に超過して拠出してきました。

拠出額が全額所得控除になるから調子に乗って拠出してきた…

するとどうなるか?
損益がプラマイゼロだとしても受け取り時には前記計算式の非課税枠を超過し、超過分はその半分に総合課税が適用されます。
そして最大の問題点がiDeCoの受取時課税対象はあくまで受取額であって儲けの額ではないこと。
受取額が非課税枠を超過していれば、例え投資対象の相場が下落し損失を被っても課税されるのです。

損して税金まで取られたら踏んだり蹴ったり…

拠出額を減らすかそのまま行くか?併給もあり?

前記の通り2022年の新法施行でiDeCoの加入(拠出)上限が65歳になります。
但しサラリーマン以外の1号被保険者は国民年金の未納期間があり、且つ未納分を任意加入する場合に限り60歳到達後もiDeCoに加入可能。

【iDeCo】年金改革法成立も65歳まで全員が加入・掛金拠出できるわけではない
今国会でiDeCoを含む確定拠出年金制度が法改正される見込み。加入・掛金拠出可能年齢引き上げなど制度が拡充される予定。iDeCoは65歳まで掛金拠出が可能になるが、サラリーマン以外は全員が65歳まで掛金拠出できるわけではないので要注意。

私は20歳になって以降、新卒で就職するまで国民年金に未加入だったので、60歳到達後もその期間分は任意加入が可能。
と同時に同期間iDeCoに加入可能。

厚生年金が無く、年金額がサラリーマンより少ない自営業者ほど加入期間などを優遇してほしいよね

儲け分に課税されるのはやむを得ないとして、当面は拠出限度額いっぱいに拠出しその後最低拠出額の月額5千円を続けると仮定し逆算すると、拠出額を一括受け取り時の非課税枠に抑えるためには60歳までなら満額拠出可能期間はあと3年ほど。
60歳到達後も国民年金に任意加入&同期間iDeCoにも加入するとしてもあと5年ほど。

あるいは早めに満額拠出をやめて減額した定額拠出を続けるか…
もしくは気にせず満額拠出を続け拠出時の節税の恩恵を最大限享受するか…
はたまた一括受け取りと年金受け取りを組み合わせる併給にするか…

SBI証券のiDeCoが併給に対応~受け取りは一時金と年金を組み合わせ可能
SBI証券のiDeCoで2020年3月に受け取りを請求する加入者から、一時金と年金を併用する併給に対応する。一時金と年金のどちらかでは受け取り時に課税される場合でも併給なら課税されない、もしくは税負担を軽減できる可能性がある。

すごーく悩む…
調子に乗って満額拠出してきたツケだ…

iDeCoは拠出額が全額所得控除されるので、例え受け取り時に課税されたとしても拠出時の節税分で税負担は軽減されています。

税金を含めトータルで得したか損したかは拠出時の節税額と受け取り時の相場状況、受け取り時のiDeCo以外のその他の所得で変わるよ
結局受け取り時にならないと結果はわからないけど

どうするかは悩むところですが、節税のために始めたiDeCoで最終的に税負担の方が多くなる可能性があるのは何か嫌な感じ…

サラリーマンで退職一時金や企業型DCの受け取りがある
自営業者で小規模企業共済をやっている
人などは、一括受け取り時の非課税枠をiDeCoと合算するので更に注意が必要です。

年金の歴史は保険料値上げの歴史

それにしても国民年金保険料は高い。
ちなみに今年度は月額16,540円。
一方で平成元年は月額8,000円、平成5年は同10,500円、平成10年でも同13,300円。
未納しなければ良かった…

未納分任意加入は当時の保険料ではなく支払う時点の保険料なのが辛い…

当時は全く考えていなかった…
貧乏学生で払う余裕はなかったけど…

既に年金を受け取っている世代は年金保険料自体が格安な時代に支払ったうえ、現役世代の所得に対する所得代替率が高い(少ない負担で多く貰う)。
今後年金を受け取る世代は高い年金保険料を支払っているうえ、受給する際はその時点の現役世代の所得に対する所得代替率も低い(多い負担で貰いは少ない)…

物価が下がっても受給額を減額しないなどこれまで大盤振る舞いしてきたツケだ…