検査から2週間ほど経過したので聞きに行ったところ、抗体検査の結果は十分な免疫あり⇒予防接種は不要でした。
EIA価という数値が58。
これが6.0以下だと予防接種の対象とのこと。
良かった!
私の場合は恐らく子供の頃にかかったことがあるとの説明を受けました。
かかっていた時に他の人にうつしていないことを祈っています…
風疹の無料抗体検査と予防接種
現在40歳から58歳の男性は抗体検査を受けましょう
先日私は風疹の無料抗体検査を受けてきました。
というのも昭和37年(1962年)4月2日~昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性は公費で集団予防接種が実施されなかったため。
私はほぼこの中心帯に属しています。

ドンピシャだ…
該当する人には今年の初めに居住する自治体から費用が無料になるクーポンが封筒で送られてきたケースもあるはず。
風疹は生まれてくる子供たちにとって大きな脅威
風疹が恐ろしいのは主に以下の三つの理由から。
①妊娠初期の妊婦さんが感染すると、出生児が先天性風疹症候群になる可能性が極めて高い
②感染力が強い
③男性は無頓着の人が多い
です。
①の先天性風疹症候群とは眼や耳、心臓などに障害が出る病気。
妊娠1か月程度の妊婦さんが感染すると、50%以上の確率で発生するとも言われています。
妊娠2か月程度でも35%程度の確率で発生するなどとても発生確率が高く怖い病気。

ホントに恐ろしい…
そして厄介なのが②。
感染している人の飛沫などにより他人も感染するのですがその感染力がかなり強い。
しかも感染しても無症状や軽症のことも多く、風邪などと軽く見て診療を受診せず結果として多くの人に菌をばら撒くケースが多い事。
更に③。
女性は風疹の感染にとても敏感。
パートナーが妊娠する可能性がある男性もそうでしょう。
しかし独身の男性はあまり関心がないとも言われています。

公費で集団予防接種を実施しなかったことと、風疹の脅威を男性にもちゃんと教育しなかったとんでもない失政だよ
しかし何の落ち度もない新生児が生まれた瞬間から大きなハンデを負うとしたらとても切ない…
これから生まれて日本を背負ってくれる子供達に大きなハンデを負わせないためにも、妊婦さんに風疹を感染させないようにすることは人としての義務でしょう。
集団予防接種対象外だった男性は必ず抗体検査とその結果によっては予防接種も受けましょう!
抗体検査の結果が出るまでは約2週間
私が抗体検査を受診したのは近所の内科。
今の時期、内科を訪れると新型コロナやインフル・風邪などに感染する危険性があります。
そのためそうした危険性が相対的に低い産婦人科で受診することも可能ですが、そもそも既に私が風疹に感染していれば検査のために産婦人科を訪れて妊婦さんにうつしてしまう可能性もあります。

本末転倒だ…
そこで米3M製の防塵N95マスクをつけて万全の体制で内科に行きました。
採血をしてもらう際に受けた説明で結果が出るのは約2週間後とのこと。
2週間後に再度受診する必要があります。
そして抗体が十分に無い場合は予防接種を受けることに。
もうひとつ重大なことが。
それは私が受診した内科では風疹の予防接種の前後それぞれ4週間はインフルエンザの予防接種を受けられないこと。

それはちょっと困る…
風疹予防ワクチンが生ワクチンのためらしい…
実は最近規制が変更され、インフルエンザワクチンが不活化ワクチンの場合は間隔を開けなくてもよくなったと認識していました。
しかし私が受診した内科の説明ではダメ。

変更されたのが1か月前だから徹底されていない?
しょうがないのでとりあえず早めにインフルエンザの予防接種を先に受け、検査の結果で万が一風疹に対する抗体量が十分でないと判明すれば来月に風疹の予防接種を受ける予定。