Go To トラベルが一部予約サイトで終了や割引内容が大幅悪化。
これから予約する人は要注意!
⇒マスコミが騒ぎ始めたら急いで予算の追加配分を行い復活するようです。
しかしJTBなど事務局に人員を多く送り込んでいる大手に多くの予算を配分したままの旧態然としたスタンスは不変、且つ余らせていた予算はそのまま…
予算不足になった企業をマスコミは大手旅行会社と報じているけど、実際はネット系の旅行サイト。
JTBや近ツーなどのホントの大手ではない。
ここでもスポンサーに忖度…
Go To トラベルで既に終了や大幅改悪されたサイトが出現
Go To トラベルの大幅悪化を発見
新型コロナの影響で壊滅的な影響を受けた旅行業界を支援するための施策がご存知GoToトラベルキャンペーン。
宿泊や移動費・パック旅行などが割引かれる制度。
詳細は公式サイトをご参照。
1泊あたり旅行代金が35%割引かれ、更に地域共通クーポンが15%分支給。
お得になる上限は合計で1泊あたり2万円。
そのため最も効率がいいのは4万円の部屋に泊まること。
本来4万円を支払うのにキャンペーン適用により実質2万円で泊まれます!
しかも利用回数制限なし!

1泊あたり最大で14,000円割引、地域共通クーポンも6,000円分貰える

高額な宿泊施設・部屋から予約が埋まるみたい
実は私も既に予約済み。
来月関東近郊の温泉宿に行く予定。

普段泊まれないような部屋を予約したよ!
ところが予約した一休のサイトを昨日開いたところ、とんでもない文言が飛び込んできました。
それが「Go To トラベルキャンペーンの割引上限金額変更のお知らせ」です。
詳細はこちらをご参照。
これまでは1泊あたり上記の通り最大で4万円の35%⇒14,000円が宿泊代金から引かれたのに、10/10午前2時半以降に予約すると割引上限が3,500円に大幅改悪…
10/10午前2時29分までの予約の場合は変更なしなので私は大丈夫でしたが、今後一休で予約する分は大幅に改悪…
なお15%分の地域共通クーポンに関しては変更なし。
じゃらんや楽天トラブルなども大幅に改悪
慌てて調べてみると他のいくつかの予約サイトでも同様に改悪になっていました(10/12 午前9時現在)。
なおいずれのサイトも最大15%分の地域共通クーポンは従来通り貰えます。
楽天トラベル
回数制限なし⇒1回且つ1部屋のみ割引適用の予約が可能
パックツアーも回数制限なし⇒1回まで
じゃらん
最大割引率の35%は不変も、最大割引額が1泊あたり3,500円に改悪
回数制限は無し
Yahoo!トラベル
宿のみの宿泊予約はじゃらんと同様
パック旅行は不変
Relux
最大35%割引の適用が既に終了
等々…
一方でJTBやるるぶの宿泊・ツアー、HISのパックツアーなどはこれまでと同様に最大35%割引を実施中。

この違いは何?
JTBなどこれまでの大手に優先的に当初予算が割り振られていた
割引を終了したり大幅に改悪したサイトは予算の消化を理由にしています。
しかしGo To トラベルの予算は1兆3,500億円と巨額。

もうそんなに巨額の予算を消化したの?
実は巨額予算の上限には到底届いていません。
ではなぜ予算を消化したサイトが出てきたのか?
答えは当初割り振られた予算はJTBや近ツーなどこれまでの旅行大手に優先的に割り振られたから。

どういうこと?
今回のGo To トラベルの当初予算配分割り振りにあたっては、前年実績や今回の利用見込み額などを予め旅行業者や予約サイトが申請。
それらを基に当初予算が割り振られましたが、実際のところは取り扱い額がまだまだ多い旅行大手に優先的に配分されました。
そのため一部予約サイトでは予算が早々に枯渇しキャンペーンが終了あるいは改悪。
一方で大手は予算が大幅に余って引き続きキャンペーンを実施中…

そもそも予算を割り振る必要ある?
コロナ禍の中で対面相談窓口に行く人は激減しネットでの予約が急増。
しかもネットを使う人達はJTBなどの大手よりも、一休・じゃらんなどの予約サイトや楽天・ヤフーなどの総合サイトを利用しがち。

見込みが甘いというか、そもそも旅行大手に金をばら撒く政策というか…

宿泊施設や利用者支援じゃないよね…
今回一部サイトで予算が枯渇したのは当初予算であり、Go To トラベルキャンペーンの全予算ではありません。
そのため残りの予算は旅行業者・予約サイト毎に予め割り振らない、もしくは早々に予算が枯渇した予約サイトに優先的に割り振れば復活の可能性もあります。

政府次第ってことだね

旅行大手目線ではなく、宿泊施設や旅行者目線でお願いします

普段使うサイトで割引を受けられないなら、旅行を取りやめる人も出るのでは?
本末転倒だ…