10万円給付金申請のため自治体窓口大混雑
10万円の特別定額給付金
紆余曲折はありましたが、4/27現在で日本国内に住民登録されている人全員に一律10万円が支給されることになりました。
申請用紙は6月初めにかけて世帯主宛郵送されるようですが、実はマイナンバーカードを使った受付は多くの自治体で開始済み。
中には既に給付を開始した自治体もあるようです。

早いね!
私も既に申請済み。

自治体窓口が大混雑
マイナンバーカードを使った申請には当然ながらマイナンバーカードが必要。
ペラ紙のマイナンバー通知書ではなく、写真付きのICプラスチックカードです。
更にはスマホなら対応品、PCならICカードリーダーも。
対応スマホはマイナポータルのサイトをご参照。

iphoneなら7以降が対応

ガラケーはダメだよ
そして大事なのは電子証明書。
利用者証明用電子証明書と署名用電子証明書です。
前者は数字4桁の暗証番号で設定、後者は英大文字と数字の混合で設定。
前者は原則的にマイナンバーカード受け取り時に設定しますが、後者は設定しない人が多数。
尤も署名用電子証明書は現状e-Taxを利用した確定申告などしか利用機会が無いのでやむを得ず。

使わないならわざわざ設定する必要無いからね
しかし今回の給付金申請に署名用電子証明書が必要と知らなかった人、署名用電子証明書を取得済みと勘違いする人、暗証番号を失念した人、複数回入力を間違えて失効させる人が大量発生。
しかも署名用電子証明書は改姓や引っ越しで失効するため気付かない人も…

いずれの電子証明書も新規設定や再設定には自治体窓口を訪れる必要があるため、そうした人が大量に押し寄せる事態に。
更には通常でも1か月以上かかるマイナンバーカードの発行申請・受取の人まで。
そのためマイナンバーカードのシステムや通信回線のダウンまで発生し混雑が更に加速…
自治体窓口の中には怒号が飛び交うところもあるみたい…

地獄絵図だ…
電子証明書不要で申請し後に必要になったら
電子証明書不要で申請してもマイナンバーカードは発行可能
先ほど利用者証明用電子証明書は原則設定と書きましたが、実は設定せずともマイナンバーカードを発行することも可能。
そもそも利用者証明用電子証明書はコンビニで住民票などを発行する際やマイナポータルでの手続きに必要なだけ。
運転免許証のように単なる身分証明書に使うなら不要。
マイナンバーカードの発行申請書には発行を希望しない場合に塗り潰す欄があります。

オンライン申請でも電子証明書の不要扱いが可能
こうして発行されたマイナンバーカードにはそもそも利用者証明用電子証明書は設定(格納)されていません。
当初不要でも窓口でいつでも電子証明書を設定可能
利用者証明用電子証明書を不要扱いとしてマイナンバーカードを発行しても、マイナンバーカードが有効である限りいつでも設定可能。
もちろん署名用電子証明書も。
東京都武蔵野市のサイトでわかり易く説明されています。

安心したよ
尤もいずれの電子証明書を新規・再設定するにしても、前記の通り自治体窓口で手続きする必要があるため激混みの自治体窓口へ行くことに変わりは無し。

マジですか…
なお2020年9月スタート予定のマイナポイントもマイナンバーカードと利用者証明用電子証明書が必要。

電子証明書の再発行やマイナンバーカード発行手続きなどは、混雑が落ち着い後に早めに済ませることをおススメします。

再度激混みになる予感…