10万円の特別定額給付金
右往左往はありましたが、4/27時点で日本に住民登録されている住民は一人当たり10万円の特別定額給付金を貰えることになりました。
収入が激減している人にとってはとてもありがたい施策ですね。

スピードが大事
但し注意が必要なのは申請は世帯主が世帯毎に行う点。
例えば世帯主からDVを受け別居、且つ世帯分離手続きをとっていない人は受け取れない可能性があります。
世帯主が先に手続きして受け取ってしまうケースです。
二重支給を防止するため、既に支払われていると受け取れません。
世帯主が先に受け取ることを防ぐには別途手続きが必要なので、今すぐにでも役所に相談しましょう。
マイナンバーカードを使った申請には署名用電子証明書が必要
マイナンバーカードを使えば既に申請可能
今回の特別給付金は支給のスピードが命。
そのため自治体によっては独自財源を使い既に受付しているところもあります。
一方で印刷や自治体内での手続きの関係上、多くは5月下旬以降に申請用書類が郵送されるようです。

書類を受け取り直ぐに申請しても入金はいつになるやら
尤も写真付きのマイナンバーカード(通知書ではない)を保有しているなら、既に申請手続きは始まっています。
マイナンバーカードは世帯主が保有していれば家族全員分を申請可能。

だからこそDV夫が家族分を申請できるんだけど…
便利さの副作用…
受付が始まっている自治体の一覧はこちらをご参照(5/7現在)。
マイナンバーカードと署名用電子証明書が必要
マイナンバーカードを使った申請はPCかスマホで行います。
この内、スマホに関してはマイナポータル内のサイトに掲載された機種が必要。
おサイフケータイ機能が必要と思われますが詳細は不明。

iphoneはiOS13.1以上を搭載したiphone7以降が対応
PCの場合はマイナンバーカードの読み取りが可能なカードリーダーライターが必要。
私は下記NTTコム製を使用しています。

スマホなら別途カードリーダーライターは不要ですが、入力が面倒そうなのでおススメはPCでしょうか。

PCを使って申請したらあっという間だったよ
但しここで大事なのは申請には署名用電子証明書が必要なこと。

実はマイナンバーカードのICチップには
①本人確認用の電子証明書
②署名用電子証明書
の二種類を格納可能。
それぞれの電子証明書を使用するための暗証番号は、①が数字4桁で②がアルファベット大文字と数字の混在で6~16桁。
マイナンバーカードを発行する際は前記①本人確認電子証明書用の4桁の暗証番号を原則設定。
しかし署名用電子証明書は任意。
e-Taxで確定申告する人くらいしか利用しないのでは?

有効期間は5年間
既にマイナンバーカードを保有していれば、役所に出向いてその場で署名用電子証明書を発行可能(今はメチャ混みみたいだけど)。
しかしまだマイナンバーカードを保有していない場合、まずはマイナンバーカードの発行申請が必要。
マイナンバーカードはマイナポイントの利用に必要でもあり、発行には結構な時間がかかりそう…

なお署名用電子証明書は引っ越しや改姓などで失効。
同一市区町村内でも引っ越すとロックされるので、自治体窓口で再設定が必要!

特別定額給付金の申請手続き
それではPCを使った実際の申請手続きです。
スマホも下記サイトで受け付けています。
まずは特別定額給付金専用サイトに。
その後は指示に沿って入力していけばあっという間に完了。

ホントに簡単
Chromeの場合はプラグインが必要に。
入力の最中にチェックが入り指示に従いインストールすれば大丈夫。
カードリーダーライターにマイナンバーカードを読み込ませると、(本人確認用暗証番号入力後)名前や住所・生年月日が自動的に反映。

自動的に反映するから入力間違いしないよ
なお給付金の受け取りは銀行(郵貯も)への振込のみ。
振込不能・組み戻し防止のため、口座の確認資料をアップロードする必要があります。
支店番号・口座番号・カナの口座名義人を確認できる画像など。
予め撮影するなどしてからPCに転送しておきましょう。

漢字ではなく仮名というのがミソだよ
全てを入力し署名用電子証明書の暗証番号を入力したら最後に送信。
控えをダウンロードするかメールで送ってもらい保存して完了。
紙ベースで手続きするよりも恐らくは早く受け取れるでしょうから、マイナンバーカードを既に保有しているならおススメです。