コロナ暴落が始まってからほぼ2か月が経過
2月半ばのコロナ暴落開始からそろそろ2か月。
暴落が始まる前の2/19には米S&P500が3,386.15ポイント。
日本株は上値が重かったので、ちょっと前の2/6のTOPIXが1,736.98ポイントでした。
それが約1か月後の3/23に米S&P500が2,237.40ポイントと約34%下落。
TOPIXはその前週の3/17に一時1,199.25ポイントを付けており、こちらも30%強の下落。

ひと月でこの下落率はキツかった…
サブプライムショック、リーマンショックの頃はほぼ現預金のみだった私の資産。
しかし今回の暴落開始前の時点で、半分弱が内外株式・先進国株インデックス投信だったため大きな打撃を受けました。
とはいえ4月半ばに差し掛かり、ほぼ半値戻しの水準まで回復しボラも急低下。
コロナ暴落以降の売買記録
私は暴落局面で恐々ながら拾っていたのでその後どうなったかの記録です。

売却はREITを1銘柄
米株がおかしいと感じた2月下旬、1単位のみ保有していたREITの日本ビルFを売却。
今回の売買の中では結果的に一番いい取引だったような…
買い下がった米個別株
米個別株は購入のみで売却無し。
下記の銘柄群を徐々に買い下がっていきました。
新規購入はマスターカード。
買い増しはマイクロソフト、アップル、アドビシステムズ、VISA。
買い直しはコカ・コーラ。
殆どの銘柄を想定以上に安く拾えたことに加え、順調に戻ってきているので嬉しい。
しかしVISAの戻りがやや鈍い…
まちまちの国内個別株
新規に購入し保有中なのがオリックス、三井住友FG、三菱UFJFG、ブリヂストン、ベネフィット・ワン、マニー。
この内、オリックスと三井住友FGは未だ含み損状態。
特にオリックスの含み損率が酷い…
早く買い過ぎた…
オリックスは株主優待を勘案し100株のみですが、配当と優待で気持ちを紛らわせていくことになりそう…

塩漬けってことだよね…
三井住友FGも戻りが鈍い…
海外の資源関連向け融資が相応にありそうだし、今後は景気の大きな落ち込みを受けて内外クレジットコストが膨らみそう…
米銀も市場予想以上に引当金を積んでるし…
配当利回りが相応で配当余力もあるけど、クレジットコストが急増したら吹っ飛ぶ…

これも拾うの早過ぎたよね…
購入して既に売却済みなのがREITの日本アコモ、NJS、鎌倉新書。
アコモは連休前の3/19にREITが大暴落しストップ安売り気配になった際に恐々購入。
翌週大きく戻ったので早くも利食い。

直ぐに半値戻ししたからね
葬儀サイト運営の鎌倉新書は購入して数日後の場中にストップ安まで大暴落。
涙目になりながら拾って買い増したところ、急に戻ったのでやれやれ売り。

運が良かっただけだよ
買い増したのがJT。
2,000円を割れたので2回に分けて少額ずつ。
これも戻りが鈍過ぎる…
ナンピンだけど流石に今後はもう買いにくい…
含み損も結構な額になってきた…
ドコモは買い増そうと考えていたら、ぶっ飛んで遥か上に行ってしまい様子見。
結局国内株も相応な額を買ってしまいました。
そうは言っても、国内個別株は「暴落前の評価損益」よりも「現在の評価損益+確定益」の方が多いので結果としては良かったことになります。
淡々と購入を続ける先進国株インデックス投信
先進国株インデックス投信と米株インデックス投信を淡々と購入。
つみたてNISAと特定口座分を楽天カード決済で。
加えて手動毎日つみたても実施中。
更に、先進国株インデックス投信はiDeCoの新規拠出分と定期預金からの毎日少額ずつスイッチングで購入継続。

相変わらず投信は淡々とだよ
今後への不安は尽きない
こうしてまとめると、前回3/14に投稿した時よりも更にリスク選好度が上昇。
内外株式相場はたまたま前回投稿後暫くして上げに転じました。
しかしそれは単なる運。
また暴落開始後に拾った株式等が資産額回復に寄与しているとはいえ、もちろん暴落開始前の資産額には届いていません。

チキンだからそんなに買ってないし
今後実体経済の落ち込みを実際の数字として目の当たりにした際の市場の反応は想像がつきにくい…
一方で世界中でリーマンショック時を上回る金融緩和と財政支出が実施され、ジャブジャブ度合いはリーマンショック時を遥かに上回ります。
実体経済の落ち込みが勝つのか、ジャブジャブの緩和マネー効果が勝つのか。

落ち込み以上にV字回復を既に織り込んでいるならヤバい…
このまま順調に相場が戻るならば、投信の淡々購入以外に買い増すことはないと思います。
しかしもし2番底に直面した場合は再度買い増しに動いていそう…
チキンだけど…