コロナショックでボラティリティ急上昇~暴落・暴騰の繰り返し
新型コロナウイルスによる肺炎の世界的大流行⇒パンデミックで金融市場も大混乱中です。
ほんの1か月前までは米株が過去最高値付近で「我が世の春」状態でしたが今では無残な状況…
日中のボラも高くちょっと目を離すと水準が一気に変わってる…

日々の先物デイトレは返済注文にOCOを付けて取引してるけど、あっという間に刈られるし厳しい…
暴落の値幅もさることながら、リーマンション時と比べてもその下落スピードがあまりにも早い…
リーマンショック時は住宅価格が上昇し続けることが前提の劣悪な証券化商品を核に、住宅価格の上昇が止まったことをきっかけにレバレッジを効かせすぎた金融機関のバランスシート調整が発生しバブルを破裂させました。
その後は金融・財政の対処療法で時間をかけて解決。
詐欺的な証券化手法については下記をご覧ください。

しかし今回は根本的な治療法が存在せず収束時期が全く見通せない病気の大流行がきっかけ。
そのため治療方法が現れるまでは金融・財政の対処療法で「いつかは収束する」という希望を折らせないことしかこれ以上の暴落を防ぐ手段は無いのでしょう…
保有資産も急減し大打撃を受ける中でリスク資産を買い増し
現預金のみ⇒リスク性資産保有と油断が仇となる
私が保有する資産も大打撃を受けています。
リーマンショック時は保有資産の殆どが現預金だったのでほぼ無傷。
自分には長期投資のセンスがないと思っていたので…
しかし現在は35~40%ほどを米個別株と先進国株投信、5%程を国内株で保有するため連日の暴落によるかなりの傷みように凹んでいます…
1か月前までは過去最高の含み益があったので安心しきっていました…

油断し過ぎだよ!
暴落中は買い増しと積立購入の継続
今回の暴落ですが、1単位保有していたREITを売却した以外は既保有資産の買い増しと新規銘柄購入、更には投信積立の継続で対応しています。
米個別株と国内高配当銘柄株等を購入
買い増したのは米マイクロソフト、VISAとJT。
新規に購入したのは米マスターカードと三井住友FG・オリックス・ブリヂストン。
買い直したのは国内の医療関連と介護関連・福利厚生関連銘柄を複数。
米株の買い増しに関しては、今回の騒動が落ちけばいずれ高成長が復活するとの見通しで買い増し。
MSはビジネス・個人に関わらすPC操作に必須の企業、VISAは世界中の人々が決済・消費する際に必須企業で且つトップシェアなので。
保有簿価が低いので根拠に乏しい余裕も購入を後押し。

含み益がある銘柄は意味もなく余裕がある…
JTは含み損を抱えており、且つ配当性向が既に高水準で事業にも逆風が吹いているものの、流石に高い配当利回りとそれでも安定したキャッシュインフローから少額買い増し。
2,000円割れは目途と見ていました。

ホントに大丈夫?
新規で購入したマスターカードは買いたいと思いながら、昨年大きく上昇するのを指をくわえてみていたので少しずつ買い下がり。
三井住友は暴落で配当利回りが急上昇。
配当性向にも余裕あり。
オリックスは株主優待も加味し1単元のみ。
BSは車が空を飛ぶまでは、圧倒的なシェアを持つ国際優良銘柄であり高配当利回り、リーマンショック時も黒字維持の事業性を評価。
新車が売れなくてもタイヤ交換は必要ですし。
3,000円割れで買えるとは思ってもみず。

国内のみの企業より成長が見込める
買い直した医療関連はマニー。
手術用の針などを製造販売。
生きているうえで手術とは切っても切れない縁がありますし、高い技術力とシェア・販路が世界中なのが魅力的。
昨年大きく上昇した際に利食っていたので買い直し。

その他の介護関連・福利厚生関連は国内マーケットのみを対象にしている銘柄ですが、今後も相応の市場規模が存在するので。
投信の積み立て購入を継続しiDeCoでスイッチング
楽天カード決済での投信購入や別途毎日少額投信積立は継続。
ドルコスト平均法です。
あとはSBI証券で行っているiDeCo。
私は当初スルガ銀行でiDeCoを開始しその後SBI証券に移換。
その際に1か月程移換金が待機資金として隔離されたことがあり、トランプ相場で大きく株価が上昇する中でそこそこの額を「こんな高値で買えるか!」とヤケになり何故か定期預金にしてました。

意味わかんない…

その定期預金を使い、3月に入ってから毎日少しずつ先進国株投信にスイッチング。
買い下がりのような感じです。
もちろん新規拠出資金でも購入継続。
税優遇がありますし。
結果として今回の暴落中に私のリスク選好度は上昇中。
はたして大丈夫なのか?
いつかは戻ると信じるのみ…
更に1か月経過した4月半ばの状況は下記投稿をご覧ください。
