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たわら先進国株式が実質最低コストでピカピカのインデックス投信に見えてきた

joyful

12/4にeMAXIS Slimが信託報酬の引き下げを発表しました(12/27から)。
しかし、その他費用を含めた総費用では下記の通り依然としてたわらノーロードが圧倒的に低コスト。
信託報酬という表面上のわかりやすい数字だけに注目すると見誤る可能性があります。
それでも、MSCIコクサイ(除く日本)先進国株インデックス投信で単独最低水準を実現したeMAXIS Slimには敬意を表します!

たわら先進国株式が信託報酬水準を大幅引き下げ

たわらノーロード先進国株式(以下、たわら)は2015年12月に低コストインデックス投信の先駆けとして登場しました。

その後他社が相次ぎ低コストインデックス投信分野に進出。
既存投信の信託報酬水準引き下げも相次ぐ中、たわらは沈黙を継続…
純資産残高の伸びも鈍く後から参入したeMAXIS Slim先進国株式インデックス(以下、Slim)にもあっさりと抜かれ、インデックス投信信者からは諦めの声が聞こえる始末…

含み損に突入したら乗り換えたいと思う人も多かったはず

しかし、9/13に突如信託報酬水準の引き下げを発表。
先進国株式インデックス投信の信託報酬水準で最安値のSlimやニッセイ<購入・換金手数料なし>外国株式インデックスファンド(以下、ニッセイ)に並ぶ税抜0.0999%(税込0.10989%)としたのです。

突然どうしちゃったの?
大歓迎だけど

たわら先進国株式が実質的に一番低コストになった

実は一番低コストのたわら先進国株式

たわらとSlim・ニッセイの3本の信託報酬水準が税込0.10989%で横並びになったので、改めて3本を比べてみました。
きっかけは、たわらの値下げ発表直後に投稿された「たわら男爵」さんのブログ記事。
9/17のスリム先進国株の弱点です。

マザーファンドと有価証券取引税負担

たわら男爵さんによると、Slimはマザーファンドの売買回転率がとても高く、その結果有価証券取引税(有取税)の負担が重いとの指摘。

マザーファンドの仕組みに関しては下記の投稿をご覧ください。
コストを抑えるために複数の商品のお金をプールし、規模の利益を享受する仕組みです。
Slimのマザーファンドには60ほどのベビーファンドから資金が流入しているようです。

人気のひふみ投信でベビーファンド・マザーファンドの仕組みを知る
レオスキャピタルが運用するひふみ投信シリーズが人気を集めている。運用者の顔が見えることに加え、抜群の運用成績を背景に純資産残高も急増中。そのひふみ投信シリーズで投信のベビーファンドとマザーファンドの仕組みをご紹介します。

そして問題となっている有取税。
有取税とは有価証券を売却した際に課せられる税金。
儲かっていても損していても課税されます。
日本では1999年に撤廃済み。
しかし、海外には未だ存在する国があります。

たわら先進国株式は有取税負担が相対的に小さい

ここでマザーファンド売買回転率の影響を検証。
前記の通りSlimは参加しているマザーファンドの売買回転率が非常に高いとのこと。
たわら男爵さんによれば、

たわらのマザーファンド売買回転率は0.12
ニッセイのマザーファンドは0.38
Slimのマザーファンドは1.09

要は、たわらのマザーファンドは年間で純資産の僅か12%が売買されているのみの一方、Slimのマザーファンドは純資産分がまるまる入れ替わるほど売買回転率が高い。
マザーファンドを同じくするSlim以外の商品の売買回転率が異常に高い結果です…

Slimで問題なのはマザーファンドが同じでSlim以外の商品保有者が売買した影響をSlim保有者が大きく受けているらしいこと。
とばっちりですね。
その結果が運用報告書に現れています。

どういうこと?

3本の有取税負担率は直近運用報告書によると、
たわらが0.004%
ニッセイが0.019%
Slimが0.034%

随分違うね!

Slimはたわらの約9倍で0.03%もの違い。
税込信託報酬が0.10989%(12/27以降は0.10615%)なのでその30%近くにも達します…
これがマザーファンドの売買回転率の違いによるものらしい…

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信託報酬以外の費用率は前記有取税負担を含めて、
たわらが0.035%
ニッセイが0.088%
Slimが0.076%
と、たわらが最も低くしかも有取税単独よりも差が拡大。

更にたわらの優位性が明らかになったよ

10/1以降3本の信託報酬が横並びとなるので単純に合算すれば総コストは、
たわらが0.14489%
ニッセイが0.19789%
Slimが0.18589%(12/27以降は0.18215%)

なおSlimは純資産が500億円以上、その先の1,000億円以上の分の信託報酬水準がそれぞれ0.005%(12/27以降は0.0033%)ずつ下がります。
また、3本共に純資産が増加すればその他費用率も規模の利益で下がるでしょうから、徐々に総コスト率も下がるはず。

但し注意点も!
その他費用は実績値であり常に変動するので、今後もたわらが相対的に有利かどうかはわからず要注意です!

その他費用には不確定要素が多いよね

新規投資分をたわら先進国株式にしようかな?

現在私が購入・保有している先進国株式インデックス投信はSlim。
保有分を売却してたわらに乗り換えてもいいものの、売却益に課税されるのが問題。
そこで、新規投資分をたわらにしようかと思い始めました。

総コストでいえばたわらはニッセイよりも0.053%、Slimよりも0.041%(12/27以降は0.03726%)低い。
今後他の2本が値下げしてたわらが追随しなくても、差がこれらに収まるならトータルではたわらが有利です。

ホントのことを言うと、もうミリ単位の差なんだよね
その他費用率は変動するから今後も優位とは限らないし

因みにこれら3本はいずれも楽天証券で購入でき、且つつみたてNISAでも購入可能。
楽天証券では月間平均保有残高に対し、年利0.048%の楽天SPを付与してくれます。
その結果、実質的な保有コストは更に少なくて済みます!

やったー!