結局ワンタップバイから資金を引き揚げました…

マネックスが仕掛けた米株取引手数料引き下げ競争
米株取引手数料の下限が0円(0ドル)に
マネックス証券が米株取引手数料引き下げを発表後、ネット証券で米株取引手数料引き下げ競争が激化していますね。

手数料引き下げ競争は大歓迎!
7/4 マネックス証券 最低手数料を$5.00⇒$0.10
7/5 楽天証券 最低手数料を$5.00⇒$0.01
7/8 マネックス証券 最低手数料を$0.10⇒$0.01
7/9 SBI証券 最低手数料を$5.00⇒無料
7/10 楽天証券 マネックス証券 最低手数料を$0.01⇒無料
です。

次は横並びで0.45%の料率引き下げだね!
ちなみに3社とも手数料の上限は税抜$20.00で横並び。
よって約定代金が$4,444超になると3社のどこで売買しても手数料は税抜$20.00。
楽天証券では強制的に一般口座へぶち込まれる危険性
但し楽天証券には要注意!
というのも株式併合や非整数倍での株式分割、一部スピンオフに加えM&Aなどが発生した場合、特定口座の株式が一般口座に強制的にぶち込まれるから…
詳細は楽天証券HPで要確認!

うそっ!
何それ!

一般口座にぶち込まれた後に売却し売却益が発生すれば、確定申告しなくてはなりません。
そうなると問題なのは国民健康保険税。
特定口座で納税が完了していれば、(一部)申告不要にすることで国保税の基準所得額から除外できますが一般口座では不可能。
支払う国保税が上限に達していない場合、税金に加えて利益の10%以上を持っていかれます…
特に住民税非課税世帯は影響が甚大…
ワンタップバイには為替手数料を引き下げてほしい
スマホ証券ワンタップバイ
私は現在米株を2社で取引中。
前記SBI証券とスマホ証券ワンタップバイです。
ちなみにワンタップバイの取引手数料は、
①取引時間中は税込0.5%
②時間外は税込0.7%

手数料は高くなるけど、日本時間のお昼でも売買可能だよ
一方で前記の通りSBI証券では、
①1約定当たり$4,444超なら手数料が$20で固定される
②それ以下でも税抜0.45%(税込0.486%)なので、最低手数料が$5なら約定金額$1,111超はワンタップバイよりお得
でした。
(但し、下記為替手数料を勘案しもっと小さい金額の場合にワンタップバイを使ってきました。)

使い分けだね!
何と言ってもワンタップバイは株数指定方式ではなく金額指定方式。
1株単位での売買ではなく、買う場合で1,000円以上1,000円単位なのです。
例えば米アマゾンの1株は現在約$2,000。
SBI証券では最低20数万円が必要ですが、ワンタップバイでは最低1,000円から購入可能。
もし円換算し1株が22万円で1,000円分購入すると、0.00454株程を保有することになります。

持ち分を持つ形になるよ
これなら毎月数千円ずつでもアマゾン株を購入することも可能になります。
また毎月数万円を拠出し株価の高いGAFA株などを少しずつ分散購入することなども可能。
但し取引時間外では注意点も。
下記投稿をご参照ください。

ワンタップバイは為替手数料が高い!
①金額指定で買えるので少額でも分散・積立投資が可能
②時間外でも取引できる
とメリットがあるワンタップバイですが、かなりのマイナスポイントがあります。
それは為替手数料が高いこと。
$1あたり片道35銭。

取り過ぎじゃない?
他ネット証券勢で円決済するのと違い、リアルタイムで為替レートを固定できるのはいいのですが手数料が高い高い…
ちなみに他ネット証券勢は25銭。
更にSBI証券では予め住信SBIネット銀行で円貨⇒外貨に手数料4銭で交換でき、且つその米ドルを手数料無料でSBI証券に移動可能。
為替は常に動いているので状況にはよるものの、35銭と4銭ではとても大きな差です。
1ドル110円とすると35銭は0.318%に相当。
一方で4銭は0.036%に相当。

比率にすると差がわかりやすいね
取引時間中の取引手数料の差は両社で税込0.014%でしたが、為替手数料を合算すると0.296%に拡大してしまいます…

これは痛い…
隠れコストだね…
ワンタップバイにはせめて他社と横並びの25銭にしてほしいところ。
加えてワンタップバイでは入出金手数料も有料。
これも痛い…
振込入金に関してはネット銀行の手数料一定回数無料サービスを使うとしても、出金手数料からは逃れられない…
ワンタップバイは当初米株のみの取り扱いでしたが、その後レバレッジ型ETFやCFDなども取り扱うようになりました。
他ネット証券勢が現在0.45%の手数料率を引き下げ始める可能性もある中、ワンタップバイには本業ともいえる米個別株取引の競争力を高める施策を期待します。