米個別株に投資中
私は米個別株を保有しています。
当初はスマホ証券ワンタップバイを使い、少額ずつの定額積み立て投資からスタート。
その後にSBI証券を使いもう少し大きな金額でも複数の銘柄に投資。
含み損益状況はそこそこです。
なおワンタップバイからは資産を引き揚げました。

SBI証券では代わり金に直接外貨MMFを使えない
SBI証券での米株買い注文時の資金
私はまとまった金額の米ドルを保有していませんでした。
そのため円貨決済を利用。
住信SBIネット銀行のハイブリッド預金に円を置いておけば、買い約定するまで買い付け代金相当額は拘束され続けるものの円預金金利は貰えます。
尤も為替手数料は片道25銭。
ワンタップバイの片道35銭よりは安いですがそれでもちょっと高め。
猛者たちは住信SBIネット銀行で円貨⇒米ドルにしたうえでSBI証券に資金を移動させているようですが、課税関係の問題があるようなので私は避けています。
SBI証券では米ドルMMFを直接代わり金に使えない
私は昨年秋にJD.comを損切り。
その際の代わり金は米ドルで受け取り。

代わり金を円貨にすることも可能でしたが、米ドルのまま保有し別銘柄の購入代わり金に利用しようと考えたのです。
少額ながら配当で受け取った外貨も米ドルMMFで保有していましたし、今後も米ドル建てで配当が入ってくるので一時的に米ドルMMFで運用しようと画策。
しかし米株購入注文を入れる際に米ドル代わり金に米ドルMMFを指定しようとしても出来ず。
サポートに聞くと、一旦米ドルMMFを売却のうえ米ドル預り金を購入代わり金に指定しろとのこと。
要は米ドルMMFを代わり金に直接は使えない仕組み。
これでは買いたいレベルに買い指値を置く場合、その間は米ドル金利を受け取れません。
預り金は金利ゼロですから。
SBI証券だけが儲かる仕組み…
楽天証券から他社の特定口座には移管できず
楽天証券は米ドルを代わり金に直接充当可能
そこで楽天証券への移管手続きを検討。
手数料水準はSBI証券と全く同一、且つ米ドルMMFを直接米株購入代わり金に使えるから。
SBI⇒楽天の移管手数料はもちろん無料。
但し2種類ある米ドルMMFの内でGSのMMFは直接代わり金に充当できる一方でニッコウのMMFは直接充当できず。
要注意です。
楽天証券への移管手続きは断念
結論を言えば楽天証券への移管は断念。
理由は、
①移管の際、外貨の持ち値が引き継がれない
②注文可能時間帯が短い(代わり金が米ドル⇒15時00分以降、代わり金が円貨⇒17時15分以降)
③楽天証券⇒他社に移管する際、他社の特定口座に入れることができない
です。
上記の内で特に受け入れられないのが③。
これは深刻…
楽天証券の特定口座⇒他社の特定口座は不可。
楽天証券のHPにも掲載されています。
これの何が問題かといえば税務申告。
特定口座なら配当を受け取った都度、また売却して損益が確定した際も何もする必要はなし。
もちろん損益通算などのために申告しても構わない。
一方で一般口座では配当を含めて儲けがあれば原則確定申告しなければなりません。
しかも配当や売買損益を円換算する必要もあり。
1株購入しその1株を売却したならともかく、売買を繰り返し保有株数と持ち値が変わる中で一部を売却した際などは結構面倒…
加えて、一般口座で取引すると折角可能になった住民税の申告不要制度を有利に活用できなくなるケースがあります。
自営業者などは国民健康保険税の負担に直結するので深刻…


面倒を避け、且つ国保税への影響を最小にするには特定口座の利用が不可欠。
楽天証券を使い続けるうちはいいですが、何らかの理由で他社に移管する可能性がゼロではない中では無理に移管するほどではないとの結論に達しました。
楽天SP大量ゲットスキームを使えないのも痛いし…
究極的には、SBI証券で購入代わり金に外貨MMFを直接充当できるようになれば全て解決するのですけど…
外貨決済で買い注文を入れていると外貨預り金でMMFを購入できない
楽天証券の残念な仕様が更に一点明らかとなりました。
それは外貨MMFを購入代わり金に指定した米個別株の買い注文を入れている場合、外貨預り金で外貨MMFを購入できないこと。
個別株から配当が入った場合などに外貨MMFを購入したい場合に該当します。
この場合は個別株の買い注文を取り消せばいいものの、取り消し可能時間は15時から翌朝5時もしくは6時まで。
取り消したうえで外貨MMFの買い注文を入れても、期限の13時50分は経過しているので外貨MMFの買い約定は翌営業日。
⇒米株の買い注文は入れられない空白の一日が発生。
かなり残念な仕様…