読売新聞の購読を止めて数か月経過
私は数か月前まで日経新聞と読売新聞を購読していました。
日経新聞は主にわたし用で読売新聞は主に家族用。
但し2017年秋に日経新聞が値上げしたため2紙合わせて月額9,000円近く、年間10万円以上になる支出は重く感じていました。
そこで渋る家族を説得し、遂に昨年秋に契約期間終了に合わせて読売新聞の購読をやめました。

なお購読をやめて負担が減ったと思ったらその読売新聞も2019年1月から値上げ…

朝夕刊セット地域でも朝刊のみにすることが可能
新聞の夕刊不要論
基本的に新聞は朝夕刊のセットが基本。
但し地方では夕刊なしで朝刊のみとなる地域が多いようです。
ちなみに日経新聞は朝夕刊セットが4,900円・朝刊のみが4,000円(いずれも税込)。
尤もネットが発達する前ならともかく、現在では海外発を含めてニュースはネットでリアルタイムにしかも無料で得ることが可能。
圧倒的にニュース鮮度で劣り、且つ新聞社・販売店共に負担が大きい夕刊など不要だと思うのですけど…

どうも新聞業界の存亡に関わる裏事情もあるようで、そう簡単に無くすことはできないみたいですけど…
朝刊のみも可能だが、殆ど安くならない
つい最近、ふと思いつきました。

それでも、朝刊のみにできないかな?
そこで配達してもらっている新聞販売店に聞いてみると何と可能!
しかしいくら安くなるか聞いてみるとがっかり…
日経新聞の朝夕刊セットが4,900円のところ、朝刊のみは4,700円弱…

たったの200円強しか安くならないの?
ちなみにコンビニなどで売られている日経新聞夕刊は一部70円。
朝刊のみにして節約できる金額はたったの夕刊三部ほどの分だけ…
新聞は法律で全国均一価格が認められている
実は朝夕刊セットの地域は意外と少ない
ご存知の通り新聞は全国どこでも同じ価格で配達してくれます。
但し前記の通り地域により朝夕刊セットと朝刊のみに分かれます。
各新聞社によって異なりますが、総じて大都市をはじめ3大都市圏などの人口が多い地域は朝夕刊セットでそれ以外は朝刊のみ。
ちなみに日経新聞でいえば朝夕刊セットは3大都市圏と静岡県・福岡県のみ。
北海道や東北6県をはじめ、政令指定都市の札幌や新潟・広島・岡山などでも朝刊のみ…
四国は4県とも朝刊のみ…
九州・沖縄は福岡県のみが朝夕刊セット地域…
新聞業における特定の不公正な取引方法
朝夕刊セット・朝刊のみの価格が全国一律なのは、「新聞業における特定の不公正な取引方法」という独占禁止法のなかで制定されている法律で決められているから。
勝手に値引き販売することはできません。
しかし抜け道が。
一律価格で決められているのはあくまで、「朝夕刊セット」と「朝刊のみ」の各地域で、且つそれぞれを販売する際の価格。
朝夕刊セットの地域で朝刊のみを販売する際の価格は決められていません。
同じ都内でも微妙に違う
もちろん日経新聞にも専売の販売店はあるものの、読売新聞や朝日新聞の販売店に相乗りしているケースが多いようです。
私の場合は以前読売新聞も購読していたので、読売新聞の販売店から届けてもらっています。
日経新聞を朝刊のみにした場合、理屈上は競争が働くことで日経新聞専売店・読売新聞併売店・朝日新聞併売店などで価格が変わる可能性があるということ。
裏で申し合わせして同じにしているかもだけど…
ちなみに同じ都内でも私の従妹が居住する別地域では、日経新聞の朝刊のみが4,700円ちょうど。
同じ都内でも微妙に価格が違います。

そうは言っても、もう少し安くしてー!
朝刊のみ地域と同じ4,000円とは言わないけど、せめて4,200~4,300円くらいにはしてほしい。
たった200円ほどしか変わらないので、そのまま朝夕刊のセットを続けることにしました…
販売店は配達の手間だけかかって赤字の気がするけど…
結局日経新聞は止めました。
でもタダで読んでます。
