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保険商品は強制換金で元本割れリスクが高い?~SBI証券iDeCoが保有数量通知を開始

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SBI証券iDeCoの2018年4月末現在の保有数量通知が開始

SBI証券iDeCoでは29本が除外される

ご存知の通り2018年5月1日に改正確定拠出年金法が施行。
個人型(iDeCo)・企業型を問わず、確定拠出型年金(DC)でラインナップ可能な商品上限数が35本に制限されました。

早くからiDeCoを取り扱ってきたSBI証券では63本もの商品ラインナップがあったことから、半分近くの商品が除外されることが確定。
実際に昨年8月には除外される商品が公表されました。

SBI証券がiDeCo除外商品公表~除外商品5月以降購入分は強制換金
2018年5月1日に施行された改正確定拠出年金法の定めにより、SBI証券が運用商品の内で除外する商品を決定した。今後5年間の内に除外される。除外される商品は2018年5月1日以降に購入した数量も強制的に換金されることになる。

除外される商品の中には私が割り振り・保有していた商品も1本ですが含まれていました。

除外される商品は強制換金されるケースもある

ここで問題になるのは、除外される商品を保有している場合の措置。
なぜなら、2018年4月30日現在の保有数量分までは今後も引き続き保有・運用が可能。
しかし、超過する分は除外決定後に強制換金されてしまうから。

そこで、SBI証券では昨日2/7より2018年4月30日現在の保有数量通知を開始しました。
SBIベネフィットシステムズのHPにログインして確認できます。

保険商品は元本割れの可能性が高い?

今後、対象商品を保有している加入者に対して除外不同意書が郵送され、返送が全体の1/3を超えなければ除外が決定します。
但し、具体的スケジュールは未だ不明。
尤も、遅くとも2023年4月末までに除外が完了している必要があります。

株式投信などは強制換金時の時価で現金化される

実際に除外が決定した場合、いくらで換金されるかはその時次第。
強制換金時の時価で決まるため。
除外される商品を保有していて、且つ同一カテゴリー商品が引き続きラインナップされているなら早めにスイッチングするのがおススメ。

SBI証券iDeCo商品除外に伴うスイッチングで相場変動に取り残されない方法
iDeCoでスイッチングする際は、決済資金の受け渡しに数営業日必要なため、同じベンチマークを採用した商品間でも相場に置いて行かれることになる。但し、定期預金を保有していれば定期預金を介することで、実質的に乖離を回避可能。

少なくとも、今後拠出する分は割り振り先を変えてしまいましょう!

保険商品は元本割れの可能性が高い?

ここで問題になるのが保険商品。
というのも保険商品はその性質上元本保証をうたってはいるものの、元本が保証されるのは満期まで保有した場合のみ
満期を待たずに強制換金されると、金利動向にもよりますが元本割れの可能性があります。

保有数量が記載されているPDFにも、
「今後年金保険商品の新たな購入により、2018年4月30日時点の保有数量を上回り、上回った数量分の強制換金が行われた場合、解約控除が適用され元本割れする可能性が高くなります。」
と、一部赤い太字で注意喚起されています。

銀行定期預金も中途解約扱いだが影響は軽微

実は、除外される商品の中には銀行の1年定期預金もあります。
それは話題のスルガ銀行の定期預金。

尤も、この定期預金は中途解約扱いになりますが元本は保証されます。
利息は中途解約扱いで不利になるものの、そもそもの利率が0.01%ですからペナルティを食らっても影響は軽微。

信託財産留保額が設定されている投信は要注意

更に注意が必要なのが、信託財産留保額が設定されている投信。
信託財産留保額とは「投信を換金する保有者が負担するペナルティ」みないなもの。

対象商品は除外される29本の内の下記商品群。
ハーベスト アジアフロンティ株式ファンド
シュローダー BRICs株式ファンド
MHAM J-REITアクティブファンド(DC年金)
eMAXI最適化バランスシリーズ(マイゴールキーパー以外)
です。

強制換金であっても信託財産留保額を負担しなくてはなりません。
詳細は下記投稿をご覧ください。

SBI証券iDeCo除外商品の信託財産留保額は拠出者が負担させられる
改正確定拠出年金法施行に伴い、SBI証券のiDeCoプランでは運用商品の除外に迫られた。除外される商品の信託財産留保額負担や、保険商品2本の元本毀損リスクは拠出者が負う。加入者・拠出者に何の落ち度もない中で、あまりにも酷い仕打ち...

SBI証券のiDeCo加入者は早めに保有数量を確認しましょう!

それにしても、今回の商品除外・強制換金に関しては法改正に伴うものであり、当該商品保有者には何の落ち度も無し。
しかし、強制換金に伴う保険商品元本割れリスク・定期預金中途解約に伴う不利益・信託財産留保額負担に加えて、スイッチングに伴うリスクまで全て商品保有者が負うことになります。

酷過ぎる…