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楽天RSSで「安全ではない可能性があるDDE~」のエラーが出た際の対処方法

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楽天証券RSSが突然使えなくなりマーケットスピードⅡ版に移行
Win10とExcelの更新後に楽天証券のRSSを使おうとするとExcelがフリーズするように。そこでRSSをマーケットスピードⅡ版にすることで解決。しかしExcel更新の影響かマクロをファイル毎に実行可能、不可の選択が出来なくなった。

楽天証券のRSSは超便利

私は楽天証券を利用中。
というのも、Excelとリンクさせて株価などを自動更新させるRSS(リアルタイムスプレッドシート)を利用できるから。
取引ツールであるマーケットスピードと共に無料で利用出来るので大変有難い。
リンクできる情報量がプロ用のロイターやBloomberg等と比較して少ないものの、機能的には実質同じなのでポジション・リスク量把握にも活躍中です。

更に楽天証券のツールはRSSを含めてルーターで分岐した複数のPCで利用可能なのが嬉しい。
この点も同時に1台しか稼働できないシンプレックス系の松井証券やGMOクリック証券等のツールよりも優位。

楽天RSSでDDE(動的データ交換)のエラーが発生

Excelファイルを開いたらエラー表示

今朝いつもの様にマーケットスピードとRSSを立ち上げてログイン。
トレード用に自作したExcelファイルを開きます。
外部データを取り込むExcelファイルの場合、ファイルを開くと下記のようなポップアップが出るので「更新する」をクリック。

1st

ここまではいつも通り。
しかし次の瞬間新しいポップアップが出現しました。
横に長いので二つに分割します。

2nd

3rd

「OK」をクリックしたところ、一応データは更新されましたが気持ち悪い…
場中に値が刻一刻と変化する中でも確実にデータが更新されるかどうかもわからず…

思い当たる原因はExcelの更新。
この3連休中、私がインストールしているExcel2016で更新が実施されました。

楽天証券に問い合わせて解決

わからないことは調べるに限ります。
調べてみると、やはり昨年末にMSがExcelのセキュリティアップデートを実施している様子。
「恐らくこれだ!」と思いながら楽天証券に電話で問い合わせ。

解決方法はExcelを開き、
ファイル⇒オプション⇒セキュリティセンター⇒セキュリティセンターの設定⇒外部コンテンツ
の順にクリック。

最下段にある「動的データ交換の起動を有効にする(推奨しません)」にチェックを入れ「OK」をクリック。
これで完了。

4th

注意点

そもそもMSがこのセキュリティアップデートを実施した理由は、悪意のある者がExcelファイルを外部データとリンクさせて不具合を生じさせたりハッキングする等を防ぐため。
「推奨しません」と表示されているのもそのため。
昨年末にMSが出したリリースはこちら

本件チェックを有効にする際は少なくとも上部に表示されている
「データ接続のセキュリティ設定」「ブック リンクのセキュリティ設定」「リンクされたデータ型のセキュリティ設定」
の全てで「確認のメッセージを表示する」にチェックを入れましょう。

こうすれば、Excelファイルを開く際に少なくとも外部とのリンクが設定されていることに気付きます。
添付ファイルで送られたExcelファイルを開く際等にも気付くことが可能。
尤も他人が作成したExcelファイルを開くことは可能な限り避けたいところですけど…