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大和証券でIPO抽選ルール変更~当選確率が上がるチャンス抽選は預かり資産基準に注意

rich

大和証券はチャンス抽選の回数アップ条件の内、ポイント基準の元となるポイントプログラムを廃止します。
残念…

大和証券ポイントプログラム廃止~株主優待でチャンス抽選回数増やそうとしたのに
大和証券がポイントプログラムを廃止する。ポイントを活用したIPOチャンス抽選回数アップの制度も当然ながら廃止。株主優待を使いポイントをゲットし、チャンス抽選回数を増やそうとポジションを仕込んだ途端の仕打ちに凹む。

IPO投資は高確率で利益を得られる

IPOで儲ける仕組み

最近特に注目を集めている投資手法がIPO(新規公開株)投資。
新規に上場する際に予め公開価格で株式を入手し上場後売却、その差額で利益を得る手法です。
上場時の初値が公開価格を大幅に上回るケースが多く、高確率で利益を得られます。

IPOで新規公開株を手に入れる方法

しかしそれだけに公開価格で新規公開価格で株式を入手するのが困難。

入手方法は2つ。
証券会社の裁量で割り当ててもらう
抽選申込に応募し当選
です。

は対面式証券会社。
しかし相手も商売。
高額の預かり資産を預けていたり、多額の手数料を落としている客を優先。
証券会社により違いますが少なくとも数千万円、下手したら数億円が必要でしょう。

一方で確率が平等なのがの抽選方式。
抽選方式は更に2つに分かれます。
一つは預かり資産額に関係なく一人一票の完全抽選制。
マネックス証券が代表的。
大手証券でも全体の一部を完全抽選方式とする証券会社もあります。
大和証券やSMBC日興証券など。

当選確率が高まる大和証券のチャンス抽選制度

大和証券では前記の通り全体の内で一部を抽選制としています。
今月からそのルールを変更しています。

変更前

個人に割り当てる内の80%が裁量、20%が抽選。
20%の抽選分は15%が完全抽選、5%がチャンス抽選と呼ばれる復活抽選。

チャンス抽選に関しては、
普段の取引で大和証券に落とした手数料の水準
大和証券の株主優待
大和ネクスト銀行の口座を開設の上、合算の預かり資産残高水準
によってそれぞれステージが変わり、3~10回まで抽選に参加。
一旦ステージを獲得すれば、1年間ステージ水準を保持。

私もの預かり資産残高基準でチャンス抽選に参加しています。

大和証券のIPOチャンス抽選回数が3回になった~預かり資産基準を達成
人気のIPO抽選確率を上げるための方法として、大和証券のチャンス抽選がある。支払った手数料によるポイントや株主優待の利用でも可能であるも、子会社銀行にも口座を保有して預かり資産を一定額以上積むことで、チャンス抽選を利用できる制度がある。

変更後

チャンス抽選制度はそのままに、抽選制度に回す割り当て割合が増えました。
原則個人に割り当てる内の75%が裁量、25%が抽選。
25%の抽選分は15%が完全抽選、10%がチャンス抽選。
これだけ見れば、完全抽選割合が不変で且つチャンス抽選割合が増加となるため、裁量割り当てを受けられない顧客はラッキー!

しかし例外があります。
個人に割り当てる金額が20億円以上のケースでは、完全抽選割合が15%⇒10%に引き下げ
申込数量が販売予定数量未満の場合、チャンス抽選割合が10%⇒5%

の申込数量未達は恐らくないので、影響があるのはの比較的規模の大きなIPO。
大和証券が主幹事となるIPOでは、主幹事が取扱う割合が90%を超えるものもあるため結構発生しそう…

そうなると、結局は抽選割り当て割合は変更前でも変更後でも不変の20%(裁量割り当て分も80%で不変)。
且つ、完全抽選割合15%⇒10%、チャンス抽選割合5%⇒10%。
要はチャンス抽選に参加できないマス顧客の当選確率が下がり、チャンス抽選に参加可能な大口顧客の当選確率が上がることになります…

チャンス抽選の注意点

前記の通りチャンス抽選に参加するためには落とした手数料、株主優待、預かり資産残高の3つの基準があり。

預かり資産残高基準の人は注意

但し注意点があります。
それは継続して優遇を受けるためには、預かり資産残高基準で1年間の優遇期間が切れる際にも預かり資産を置いておく必要があること。
分かりにくいの具体例で説明します。

2017年9月末に1,000万円の預かり資産を置く⇒シルバーステージ獲得で1年間チャンス抽選3回。
2018年9月末時点で1,000万円の預かり資産が無ければ、2018年9月末でシルバーステージから陥落⇒チャンス抽選無しに。
例え、2018年8月末に1,000万円の預かり資産があっても、1年間の優遇期限である2018年9月末に預かり資産残高基準を達成しなければ、シルバーステージから陥落してしまうのです。

私がまさにこのパターン。
最後に預かり資産残高基準を達成してから1年間ではなく、あくまでも1年毎なのです。
今月に入り大和証券HPの自分の属性を確認した際に発見しました。
普段から預かり資産を置いていない自分が悪いのですが…
預かり資産残高基準を達成の都度、自動的に期限を延長してくれるとうれしいのですけど…
今月末にまた資金移動しようっと。

マス顧客は益々受難の時代

大和証券ではこれまで以上に大口顧客などを優遇する傾向が強まりました。
対面式大手証券としては当然ですが…
ここのところネット広告などでIPOを餌に新規顧客を集めてきたので、その中でも真に儲かる顧客の囲い込み時期に入ったということでしょう。

私のようなマス顧客には辛い仕打ちですが、工夫して対応していくしかありません。

追記~1年間プレミアシルバーになりました

daiwayu

10月末に1,000万円を入金しプレミアシルバーになりました。
これで1年間チャンス抽選が3回になります。
同じくシルバーでチャンス抽選が3回だった過去1年間は全く当たりませんでしたが…

追記2~SMBC日興証券も復活抽選制度導入も…

SMBC日興証券もダイレクトコースに復活抽選制度を導入します。
但し大和証券とはちょっと違う。
なぜなら預かり資産に預り金を含めないから。
現物株式や投信の残高しかカウントしてくれません…

私にとって比較的相性のいいSMBC日興証券も厳しくなりそう…