東証上場のインド株ETF(1549)が繰上償還で上場廃止

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インド株ETFでインド株に投資してきた

インドの成長に期待し投資

中国の杜撰な人口統計を勘案すれば、既に人口世界一になっている可能性もあるインド。
経済成長のポテンシャルも高く準公用語が英語。
ゼロの概念を生み出し理数系に強いのも特徴です。

依然として農業がGDPに与える影響が大きいものの、新興国の中では高い成長が期待できることから、私はここ数年インドに投資してきました。
最初はiDeCoで投資。
SBI証券に移換後は、通常の投信を買い続けています。

ETFを活用し低コストでインド株に投資

但し、新興国だけに投信のコストが高いのが悩みのタネ。
信託報酬2.0%超えがザラ…
そこで活用してきたのが、東証に上場するインド株ETF(1549)です。

この商品は、シンガポール証券取引所に上場するNifty50先物指数に連動するETF。
信託報酬が税込で0.6%程度と低コストが魅力。
国の成長率自体が高いので、パッシブ型でも十分と判断しました。

使い方は以下の通り。
毎月積立で通常のインド株投信を購入
ETFを買える金額になったら、インド株ETFを購入
インド株ETFに相当する金額分のインド株投信を売却
です。
ここ数年実施してきました。

インド株投資は株式投信に加え信託報酬の安いETFも活用
インド株投信の信託報酬はとても高い。そこで、東証に上場する上場インド株ETF1549を活用する。信託報酬も0.6%程度と低水準。シンガポール証券取引所に上場する先物を対象にしているため、信託報酬水準が低い。

東証上場インド株ETFが繰上償還で上場廃止

日興アセットから封筒を受領

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先週、当該ETFを設定している日興アセットから封書を受領。
そこには、
「上場インデックスファンドNifty50先物(インド株式)」
繰上償還(予定)のお知らせ

の文字が記載されていました…

2018年11月14日を信託終了日として繰上償還するというのです。

繰上償還までの経緯

今年の2月、インド証取が国外証取等に対しインド株式指数に関するライセンス提供を今後行わないと発表していました。
知らなかった…
そのため、Nifty50指数先物を上場しているシンガポール証取もNifty50先物の上場廃止を発表。
但し、裁判等の影響もありシンガポール証取は上場廃止時期を延期中。

尤も、上場廃止になるのは時間の問題。
そのため、Nifty50先物に連動する東証上場のインド株ETFを設定している日興アセットも、繰り上げ償還に踏み切ることにしたのです。

実は、今年の4月に日興アセットは「繰上償還の可能性がある」との開示をしていました。
全く気付きませんでしたが…

今後の対応

インド株ETFの売却

このまま何もしなければ、11/14に信託が終了となり繰上償還。
但し、お金が戻ってくるのは12/21。
1か月以上放っておかれるので、11/14までに売却するのが必須。
相場の動向を見ながら、ETFを売却していきます。

通常NISAでも購入している分があり、幸いにして相応の含み益があります。
含み損であれば売却して売却損が出ても、特定口座などの売却益や受取配当金と損益通算できないので、踏んだり蹴ったりになるところでした。
不幸中の幸い…

インド株投資自体をどうするか

国内ETFを利用した低コストでのインド株投資という手段を奪われたことで、選択肢は一気に乏しくなります。
高コストのインド株投信を買っていくか…

なお、米国籍ETFの【EPI】ウイズダムツリーインド株収益ファンドや、iシェアーズETFなどを購入する方法もあります。
当然米ドル建てとなり、取引証券会社が米国株取引に対応している必要があります。
ちなみに、SBI証券は対応しています。

SBI証券_0701

尤も、インド証取が公表するパッシブ指数に連動しているわけではないので要注意。

そもそもここ数年、新興国のインドよりも先進国の米国株式指数の方がパフォーマンスが良くなっています。
私も双方のETFを保有していますが、インド株ETFのパフォーマンスは米株ETFと比較し冴えません…

インド株への投資自体をどうするか、ちょっと迷っています。
コストもメチャ高ですし…

信用取引が出来なくなった

10/12付で東証は本銘柄の制度信用銘柄及び貸借銘柄の選定を取り消しました。
いよいよフェードアウトモード…