激遅フレッツ光が劇的に高速化するIPoE(v6プラス等)
ここ数年、我が家のフレッツ光は夕方以降の通信速度急低下に悩まされてきました。
VDSLタイプで上限100Mとはいえ、普通に5M未満で時には1Mということも…
Amazonプライムビデオアプリが立ち上がらないことも…

そこで対策。
激混み通信経路からバイバスに迂回するIPoE(IPv4 over IPv6)のv6プラスと呼ばれるオプションサービスを導入したのです。
効果はてきめん!
普段なら激遅の夜間にも80M超えを記録。

(元)ひかり電話利用者はそのままではIPoE(v6プラス等)を利用出来ない?
契約プロバイダであるソネットサポートデスクの方と話をする中、NTTとの契約内容によってはそのままではIPoE(v6プラス等)オプションを導入できないケースがあると判明。
ソネットのHPにも小さい文字ながら注意書きが掲載されています。
フレッツ光は回線タイプが1か2で大違い
NTTのフレッツ光ではオプションとしてIP電話のひかり電話サービスを提供。
NTTからルーターを借り、03や06などから始まる固定電話のように使うことが出来るサービス。
実はこのひかり電話のデータを回線内で通過させる仕様が2種類あります。
タイプ1とタイプ2。
そしてIPoE(v6プラス等)を利用するにはタイプ2でなくてはならないのです。
Bフレッツ時代のひかり電話契約者は要注意
タイプ1は古い仕様であり、初期の光ファイバー通信サービス名であるBフレッツの頃にひかり電話をオプション契約していると該当する可能性。
なおBフレッツサービスは現在募集しておらず、2014年頃以降に申し込んでいればフレッツ光ネクストというサービスになっているはず。
最初からフレッツ光ネクストならばタイプ2でありIPoE(v6プラス等)を利用可能。
お客様番号がCOPで始まると要注意
フレッツ光を契約するとNTTからお客様番号を割り振られます。
その番号の先頭3文字でも区別できます。
「CAF」で始まる場合は大丈夫な一方で「COP」で始まる場合はタイプ1の可能性があります。
私の場合は正に「COP」で始まる番号、且つBフレッツ時代にひかり電話を契約していました。
但し5年ほど前にひかり電話を解約済み。
恐る恐るNTTの0120-116116に聞いてみると、大丈夫と判明しほっとしました…
しかし私の契約サービス名はBフレッツからフレッツ光ネクストにいつの間に変更されていたのだろ…

タイプ1契約だったらどうするか?
それでは自分がタイプ1で契約していたらどうするか?
簡単です。
NTTに電話して契約タイプを変更してもらえばいいのです。
電話口でお客様番号を伝え、タイプ1だったらその場でタイプ2への変更をお願いすればO.K.
費用も無料。

無料なら、とりあえず問い合わせてみようかな?
但しNTTからルーターなどの機器を借りている場合は変更となる可能性もあるようです。
そのためIPoE(v6プラス等)オプションを申し込む場合、プロバイダに申し込む前に予めNTTに問い合わせることをおススメ。
なおこの回線タイプの違いで導入できないと、プロバイダ側ではエラーとして処理されるだけで原因がよくわからないらしい…
市販対応ルーターがまだ少ないのが難点ですが、通信スピードの高速化を実感できるのでIPoE(v6プラス等)はおススメ。
対応ルーター一覧は上記雑誌に掲載されていました。
プロバイダによってはレンタル機器もあるようです。