SBI証券は本投稿でご紹介している「A」の付かない2商品を除外対象にしました。
詳細は下記投稿をご参照ください。

数年前に地銀からSBI証券にiDeCo口座を移換
私はSBI証券でiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入しています。
しかし最初に加入したのは某地銀。
当時ではまだ珍しい手数料無料を謳っていました。
シェアハウスで世間をざわつかせたスルガ銀行です。
加入後暫くして世の中的に低信託報酬型インデックス投信を採用する動きが活発化したため問い合わせ。
しかし導入予定は当面ないときっぱり(?)採用を否定されたことからSBI証券に移換。
ちなみにスルガ銀行は昨年秋にこれまた世の中の動きに逆行して手数料を有料化。

移換手続きにとんでもない苦労と苦悩が発生した件についてもご紹介しています。

iDeCoに関する一覧は、iDeCo・NISAカテゴリーに掲載しています。
iDeCoで少額スイッチング実施
購入銘柄を間違えそうになる
先月半ば以降貿易戦争への懸念で米株が軟調に推移したため、定期預金から海外株インデックスファンドに一部資金をスイッチング。
その際にスイッチングで購入する銘柄を間違えそうになりました。
実は毎回間違えそうになります。
数か月経つとヒヤヒヤした感覚も忘れてしまうので…
その銘柄とはズバリ「DCニッセイ外国株式インデックス」と「DC外国株式インデックスファンド」。
外国株式インデックスファンドを購入しようとしているので、ぱっと見でこれらのファンドを見れば間違えやすいのは明白だと思うのですけど…
SBI証券のプランではシステム的に間違えやすい
SBI証券のiDeCoプランでは、子会社のSBIベネフィットシステムズのサイトにログインして手続きします。
手順としては売却する資産を指定し次に購入する資産を指定。
購入する商品を指定する際には1ページに10本の商品が表示され、全ての商品を確認するためには「次へ」を6回クリックする必要があります。
元本確保型、国内株式などアセットクラス別に商品がまとまっています。
しかし現在SBI証券のプランでは外国株式が12本もラインナップされているため、1ページ内で全てを表示することはできず。
更に私は前記「DCニッセイ外国株式インデックス」にスイッチングしたかった一方、この商品は「DC外国株式インデックスファンド」が掲載されたページの次ページに掲載されています。
そのため「外国株式」の表示を見ただけで「次へ」をクリックせず早とちりして購入すると、間違えてしまうことになります。
ファンド名に信託報酬と運用会社名を併記してくれると分かり易い!
名称はソックリだがコストには段違いの差
なお「DCニッセイ外国株式インデックス」はその名の通りニッセイアセットの商品で、信託報酬は年率税込0.20412%。
⇒2019年10月1日より年率税込0.1512%に引き下げられました。

それでもまだeMAXIS Slimやニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズより高い…
一方「DC外国株式インデックスファンド」は三井住友トラスト・アセットの商品で、信託報酬は年率税込0.864%。
⇒2019年10月1日より年率税込0.880%。
いずれもMSCIコクサイに連動するインデックスファンドでありトラッキングエラーを無視すれば、運用成績が同じなのにコストが年率0.66%以上も違うことになります。
⇒差は0.7288%に拡大!
20年運用すれば運用成績に13%14.5%以上の差が発生します。
これだけの差が発生するので商品指定時には細心の注意が必要。
なお2018/5/1に改正確定拠出年金法が施行。
この改正により、個人型(iDeCo)・企業型も含めて全てのDCプランで採用する商品数が35本に制限されました。

法改正を受けSBI証券のプランでは、同じベンチマークを採用する商品は削減される可能性が高いと考えていたところ、実際に前記「A」無しの商品は除外されることになりました。
なおSBI証券は低コスト商品を多く揃えた二つ目のプランを運用すると発表しています。
⇒セレクトプランがスタート済みです
