電気の契約先は新電力に変更しないと損~変更のデメリットはほぼ無し

ele

6/29付日経新聞朝刊が、

この夏に各電力会社が電気代を値上げする

と報じています。

電気代は燃料費や為替の影響を受けますが、通常は数か月後に反映されるため今回の値上げは昨冬の頃の影響です。
直近、原油価格が一段と上昇しているので今後更なる値上げが想定され、それらが実施されるのは秋以降です。
勘弁してほしい…

2年前の電力自由化スタートを受け契約先を変更

2016年に電力自由化がスタート

日々の生活に欠かせないのが電気です。
今までは法人やマンション一括契約などの一部大口契約を除いて、普通の個人は地域独占で守られた大手電力会社と契約するしかありませんでした。
しかし、2年前の2016年4月から電力自由化がスタートしました。
様々な企業が参入し、競争が生まれるようになったのです。

JXTGのmyでんきでいつでも5%オフ

私も契約先を変更しました。
東京電力からJXTGのmyでんきへの変更です。
契約当初は東燃ゼネラルだったのですが、エクソン系のエッソと東燃ゼネラルが旧日石のJXTGと統合しています。
JXTGはエネオスでんきのプランと旧東燃ゼネラルのプランを抱えています。

私の契約したプランは、基本料・利用料が全て5%引きになるプランです。
年間で10万円支払うなら、無条件で5千円引きになります。

電力自由化スタートに合わせて前もって2月に申し込みをしましたが、契約日は4月のスタートから半月ほど遅れました。
原因は、メーターの交換が遅れたためです。
新電力と契約するには、円盤が回る旧式メーターからデジタルの新型スマートメーターに交換してもらう必要があるのですが、申し込みが集中して遅れたのです。
私が入居する賃貸マンションでは私が最初の新電力契約者だったようです。

ちなみに、私がメーターを交換してもらって半月ほどすると、他の全ての住居のメーターが交換されました。
交換時期が来ていたのか、マンションオーナーが要請したのかは不明ですけど…

全世帯の内で10%が新電力に変更済み

2年前の電力自由化スタート時には大いに盛り上がったものの、その後はややブームが一巡していました。
というのも、東京電力管内では多くの新電力が参入したものの、その他の地域では関西電力管内を除きあまり参入する企業が無かったためです。

それでも徐々に参入企業が増えてきたことで、東京電力管内以外でも新電力に変更する人が増えてきたようです。
6/19付日経新聞朝刊経済面に、

新電力への変更 世帯の1割超す

と題し、全世帯の内で新電力に切り替えた割合が2017年3月末に4.7%、2018年3月末の段階では10%を超えたと報じています。

管内別では、当初から切り替えの進んでいた東京電力管内が13.9%と最も高く、関西電力管内も13.1%。
一方、競争の少ない北陸電力管内は3.0%、中国電力管内は2.9%と出遅れ気味です…

新電力別では、東京ガスが新電力の内で20%を占め首位です。
以前TVでも紹介していましたが、ガスの営業マンや検針者が乗換を勧誘しているようです。
マンパワーを使えるメリットは強力です。
ガスと電力のセット割もあるようですし。

新電力への変更作業は簡単でデメリットほぼ無し

新電力への変更方法

新電力への変更はとても簡単です。
必要なのは検針票(請求書・領収書)とクレジットカードだけ。
新電力のHPにアクセスし加入するプランを選択。
住所・氏名・クレジットカード情報、検針票に記載されている供給地点特定番号等を入力して申込。
それだけです。

今まで契約していた電力会社への連絡は一切不要です。
まだ新型のスマートメーターになっていなくても、旧契約先の電力会社が無料で交換してくれます。
交換をお願いする必要もありません。
新契約先が全て手配してくれて、交換時の立ち合いも不要です。

そして、新電力から通知された日に自動的に旧電力から新電力に切り替わります。
ブレーカー等の変更も不要です。
とにかく、申込以外に何もする必要はなく、もちろん立会う作業もありません。

新電力が倒産しても問題なし

せっかく新電力に乗り換えても、倒産して電力供給がストップするのが心配という方もいるかもしれません。
しかし、その心配は無用です。
新電力が倒産しても、旧電力が代わりに供給してくれます
また、電気に質の優劣はありません

もはや、新電力に変更しないと損をしているレベルです。

どの新電力を選択するか?

比較サイトでの比較が簡単

問題なのは、どの新電力のどのプランを選択するかです。
そのためには、まず過去1年間の検針票(請求書・領収書)を用意します。
そして、1年間にどれだけの電気を使用したか調べます。

次に、インズウエブなどの比較サイトで地域・契約アンペア・年間使用量を入力し、お得な新電力・プランを選べばいいのです。
買い物と同じで最も安い新電力を選ぶことが可能です。

但し、注意点もあります。
一部の新電力やプランの中には、携帯電話と同様に2年間などの縛り期間を設定している場合があるからです。
引っ越しなどで解約せざるを得ない可能性がある場合、そういったプランは避けた方が無難です。

一般的に契約アンペア数が大きいほど、使用電力量が多いほど新電力に切り替えるとお得になります。
尤も、小さいアンペア数や少ない使用電力量でもお得になるプランは沢山あります。

電力使用量が少なければLooop

例えば、そんなに電気を使わない私の親はLooopに変更しました。
Looopは基本料金がないことに加え、使った分に一律の単価をかける料金体系です。
段階性の料金体系ではありません。
一人暮らしなどでもお得になるでしょう。

シミュレーションをしたところ、使用電力量にかかわらず旧電力よりも安いことがわかったため、親に切り替えてもらいました。
面白いのが、電力使用量推移グラフに気温推移も記載されていることです。
気温の変化によって、電力使用量がどう変わるかがわかります。
ナイスアイデアです。

何度でも契約先を変更可能

新電力に切り替え後、更に別の新電力に切り替えることも可能です。
新型のスマートメーターに交換済みならば工事も不要。
切り替え先のHPで手続きするだけです。
契約期間縛りなどの違約金の設定が無ければ、費用もかかりません。
デメリットはほぼ無いのです。

今後、太陽光発電などの新エネルギー負担の名目で、電気代の上昇は避けられません。
ドイツでは、この負担が一般的な家庭でさえ月額数千円に達しています。
現在も東京電力や関西電力・中部電力などの旧電力と契約しているならば、一度比較サイトなどで試算してみてはいかがでしょうか?
今後数十年間も高い電気代を支払うのはもったいない!

ちなみに、私の親のところには旧電力から「契約を戻しませんか」という勧誘電話が結構かかってきているようです…

スポンサーリンク