やるつもりなかったメジャーアップデート
普段からセキュリティチェックは大事
私は普段からトレード用PCを立ち上げると、必ずWindowsの更新とセキュリティをチェックします。
緊急アップデートなどがある場合もあり、セキュリティを最新に保つため。
ちなみに月例更新アップデートは通常毎月第2もしくは第3水曜日に実施されるようです。
忘れていたメジャーアップデート
昨日もいつものようにPCを立ち上げたのですが、洗濯をしようと思い複数のPCの内でメールなどを受信する普段使い用のPCだけをまず立ち上げ、更新とセキュリティをチェックして放っておきました。
自席に戻って他のPCも立ち上げようとしたところ、普段なら終わっているはずのセキュリティチェックが終わっていません。
忘れていました…
米時間4/30からWindows10のメジャーアップデートであるWindows10AprilUpdate2018が降ってきていたのです。
これが始まるとPCによっては1時間以上を要しますし、何より正式版リリース直後なのでデバッグが十分でなく、不具合が発生する可能性があります。
こんな表示になり順調に(?)進行しています。
とりあえず、トレード用のデスクトップPC2台はセキュリティチェックをせずに通常通りトレードの準備。
更新とセキュリティをチェックしてから1時間ほど経過し判断を迫られます。
ブルースクリーンのような画面が表示され更新を中止、再起動をスケジューリング、すぐに再起動して更新してしまう、の選択を迫ってきたのです。
先日スマホのZenfone4のアップデートプロググラムが降ってきました。
その際にわずか数時間後にアンドロイド8.0(Oreo)にアップデートしてしまうという人柱的な行動をし根拠に乏しい自信が付いたため、結局今回もアップデートしてしまいました。

本来こうしたメジャーアップデートはリリース直後に不具合が発見されるケースが多いので、私の様に直ぐにアップデートすることはおススメしません!
アップデートは成功も設定の変更は必須
トラブルなくアップデート成功
前記ブルースクリーンっぽい画面で「すぐに再起動」を選択すると、自動的に再起動されてすかさずアップデートが開始されます。
Windowsロゴが表示されたりしながら結構な時間を要します。
ちなみに今回アップデートしたノートPCはCPUがCore-i5、HDD⇒SSDに換装済、メモリは4Gを積んでいますがほぼ7年前の製品です。
東日本大震災後に停電時でも一定時間稼働するPCが欲しくなり購入した製品。
セレロンなどを積んだPCよりは速いですが、最新のCore-i製品を積んだPCよりは遅いのでOS更新など重い作業には相当の時間を要します…
再起動をかけてからおよそ45分後無事にアップデートが完了し、ログイン待ちのロック画面が表示されました。
輝度が強烈に上がって目が辛い
早速ログインすると設定が変わっており画面の輝度が強烈です。
タスクバー右側の上↑からインテルのグラフィックオプションを探しますが見つかりません。
ディスプレイ設定の「明るさの変更」を弄っても反応せず。
結局見つけたやり方は、
デスクトップで右クリック⇒ディスプレイ設定⇒一番下の方にあるディスプレイの詳細設定⇒ディスプレイ1のアダプタのプロパティを表示します⇒インテルグラフィック/メディアコントロールパネル⇒トレイアイコンを表示にチェック
です。
これで、タスクバー右端の上↑にインテルグラフィックが表示されるのでグラフィックプロパティ⇒詳細設定モード⇒ディスプレイ⇒色設定
で、やっと明るさとコントラストを調節できるようになりました。
搭載しているCPUやGPUにより違いはあると思いますが、グラフィックプロパティの明るさを弄ることで調整できるでしょう。
アップデートに伴い、前記「トレイアイコンを表示」のチェックが外れていたので面倒でした。
設定を勝手に変えないで欲しい…
プライバシー設定も変更
今回のアップデートにより、MSのクラウドを利用している場合はマルチデバイス連携が強化されます。
要は、同じIDでMSのクラウドを利用していると、AというPCで使っているアプリやファイルの状況が、Bというタブレットで再現されて作業を継続できるなど。
しかし上記連携ができるということは自分がどのアプリやファイルをどういう状態で使っているかの履歴を、MSが絶えず記録しているということです。
私はそういうのが嫌なのでこの履歴記録機能を解除します。
手順は、設定⇒プライバシー⇒アクティビティの履歴⇒2つあるチェックボックスのチェックを外します。
そして、念のため下にある「アクティビティの履歴を消去する」でクリアボタンを押下します。
便利になるということは、それだけ個人情報を預けていろいろとお膳立てしてもらうということです。
情報漏洩の危険性はあるが便利さを取るか、便利さを犠牲にして個人情報を守るかは利用者次第です。
なお他にも無線LAN設定やアプリの個人情報へのアクセス権限なども、一応チェックした方がいいでしょう。
気になる場合はアクセス権限などは全て外し、不具合があったらアクセス権限を付与すればいいですし。
Wifiで接続設定済みアクセスポイント以外にも、セキュリティ保護無しアクセスポイントも含めて接続可能などとデフォルトで表示する機能は、初心者でなくても間違えて接続しかねないので余りにも危険だと思うのですけど…
追記~Chromeで不具合発生
一部報道によると、グーグルのブラウザであるChromeで不具合が発生しているようです。
またこの対策を日本時間5/9(水)にリリースするアップデートで対応するとのこと。
症状としてはApril2018Updateをした後にChromeや音声アシスタントのCortabaでフリーズやハングアップが発生。
もしこの症状が現れた場合の対象方法は、
「Win+Ctrl+Shift+B」を同時押下。
タブレットの場合は、
2秒以内に3回ボリュームアップとダウンを同時押し。
蓋を使用している場合は、その後一旦蓋を閉じて開ける、とのこと。
やはりメジャーアップデート直後はしばらく様子を見てからの適用がいいようですね。
私は今回アップデートしたノートPCではまだChromeを立ち上げていなかったので、症状が出るかどうかはわかりません。
残りのデスクトップPCのアップデート適用はもうちょっと待つ予定です。