旬の桜えびを静岡県由比の食堂さくら屋で満喫~漁期は観光客で大混雑

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旬を迎える桜えび

結婚式の帰りに桜えびを食す

先日、友人のご子息の結婚式に出席するため、静岡県西部にある浜松市を訪れました。
浜名湖で有名な浜松です。
通常ならそのまま走行距離が短い新東名を走行し帰京するのですが、今回はあえて途中の新東名新清水JCTから東名に入り、清水ICで降りてしまいます。
桜えびを食べるためです。

桜えびとは

かけ蕎麦を食べるときにかき揚げの具として目にすることもある通り、ホントに小さな海老です。
生の状態では透明で僅かに赤みがあります。

水深の深い静岡県の駿河湾が主な生息地で、他に相模湾などにも一部いるようですが、漁として水揚げされるの100%静岡県の駿河湾産です。
また、海外では台湾東方でも少量水揚げされ、駿河湾産が不漁になると出回ることもあるようです。

駿河湾での漁期は春と秋のそれぞれ2か月で年間僅か4か月程。
夏は産卵期であり資源保護のため禁漁、冬は深海にいるため漁が物理的に不可能。
水揚げされた桜えびを富士川河口で天日干しにする際は、河川敷が一面ピンク色に染まることからTVで観たことがある方もいると思います。

乾燥された干しえびは料理の具として1年中使われると共に、最近では冷凍された生桜えびも手に入り易くなりました。
桜えびは痛むのが速いため、冷凍することが多くなります。

尤も、冷凍モノであったとしても、やはり水揚げされたばかりの桜えびは一味も二味も違います。
そのため、春と秋の漁期には水揚げ港である由比漁港の周辺は大いに盛り上がります。
今回、丁度漁期に静岡県を訪れることになったので、旬の桜えびを食すために途中で高速道路を降りたのです。

桜えび目当ての観光客が物凄く多い

桜えびを求め観光客が押し寄せる

実は、私が桜えび目当てに由比を訪れたのは一昨年の秋に続いて2回目です。
そして、今回も一昨年秋に訪れたごはん屋さくらを目指します。
東名清水JCTからやや静岡IC側に戻った後に清水ICで降り、その後は国道1号線バイパスを東京方面に向かいます。

JR由比駅のすぐ手前あたりまで来ると、バイパス沿い左手にピンクの桜えびののぼりが見えるのが目印です。
訪れたのはお昼前だったので混んでいるかもとやや心配でしたが、幸いにして駐車場に空きがあったのでひと安心。
しかし、案内人のお兄さんがやってきて衝撃の一言を発します。

「恐らく2時間程は待ちます」

最初何を言っているのかピンときませんでしたが、直ぐに我に返ります。
そして、続けざまに言われたのが、

「バイクのツーリング軍団が団体で来ているため」

とのこと。
完全に意気消沈です。
さすがに2時間も待てません。
駐車場が空いていたのは、2時間待ちと言われてみんな諦めていたからでした…

漁協直営食堂も人だらけ

しかし、気を取り直して今度はすぐ先にある由比漁港を目指します。
漁港には漁協直営の食堂があるのです。
浜のかきあげやと言います。
漁港入り口の信号を右折、漁港脇の直売所先にある駐車場に車を停めて漁港方面に歩いて行くと、またしても驚愕の光景を目にします。

長蛇の行列です。
食堂の席は空いているものの、奥にコーンで作られた通り道を埋めるヒト、ヒト、ヒト。
100人どころではない大勢の人が並んでいて1時間ではとても無理そう。
恐らくはこちらも2時間待ちを覚悟です…

がっかりです。
しかし、何も食べないで帰るのは悔しいので、漁協直売所脇で売られていた桜えび入りさつま揚げを買って食べます。
流石に美味しいですが、悔しさは変わりません…

遂に桜えび定食にありつく

偶然にも別の定食屋さんを発見

意気消沈したままですが、帰路につくためバイパスを東京方面に進みます。
「昼食はSAで食べるしかないな」と思ったところ、またしても桜えびののぼりが見えました。
丸玄ラーメンというラーメン屋さんでした。
そういえば、漁協直売所にあった由比のお店紹介に掲載されていました。

しかし、油断していてスピードを落とし切れず通り過ぎてしまいます。
片道2車線で中央分離帯もあるバイパスなのでUターンはできません。
更に気持ちが沈みます。

そして、運命の出会いを果たします。
またしても、桜えびののぼりを発見したのです。
それも、今回は定食屋さんです。
それが食堂さくら屋さんでした。

桜えび定食を満喫する

車数台とバイクが停まっていましたが何とか駐車でき、お店に入るとカウンター席が空いています。
ラッキーと思い早速座り、荷物を置いた後に奥の券売機に向かいます。
いろいろと迷った末に桜えび定食を選びます。
1,200円也。shu
早速運ばれてきた桜えび定食に目を奪われます。

真ん中に「でんっ」とかき揚げです。
蕎麦屋などで食べる桜えびのかき揚げは殆どが衣ですが、流石に本場のかき揚げです。
ほぼ全てが桜えびです。
衣が薄く揚げたてなので脂っこさはありませんし、干し海老を使ったかき揚げとは全くの別物です。

そして、生・釜揚げ・佃煮の桜えびです。
みそ汁にも桜えびが入っています。
生・釜揚げ・佃煮も絶品です。
これで1,200円ですから、地元以外でこの味・この値段はあり得ないでしょう。

お店の方によると、やはり春は気候がいいので特にバイクのツーリング客が多いようです。
また、桜えびやシラスもいいのですが、アジも絶品でおススメとのこと。
お腹いっぱいで食べられませんでしたが、何度もアジフライを勧められました。
次回は、朝食を軽めにしてぜひアジフライも食したいところ。

桜えびの漁期は1年で僅か4ヶ月ほどです。
旬の食材を楽しむことが豊かな人生につながります。
秋にも訪れたい!

自宅で桜えびを楽しむ際の知恵

なお、冷凍生桜えびを買って家で食べる場合は、ヒゲが結構気になります。

そこで、そのヒゲの取り方です。
ボールに水(私は塩水を使います)を入れ、解凍した生桜えびを入れます。
そして、割りばしでグルグルと回すと面白いように取れます。
但し、やり過ぎると身がバラバラになってしまうので気を付けましょう!

追記

2018年春の漁期は大不漁だったようです。
昨年の半分以下で、ここ10年で最低…

不漁の原因も不明で、秋の漁期には出漁する漁船の数を減らすとも。
心配です…

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