貸株設定を間違えて解除されなかったので配当金相当額が雑所得になる

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保有株を利用した貸株サービス

現物株式を保有している場合、多くの企業では半年もしくは1年に1回の基準日を設け、その基準日に受渡日ベースで株式を保有し株主名簿に記載されている保有者に対して、配当金を支払い株主優待を付与します。
つまり、基準日以外に株主名簿に記載されていても配当などのインカムゲインは生まれません。
もちろん、相場が上昇すれば評価額は増加しますが。

一方で、株式を保有したままその株式を貸し出して手数料を得られるサービスがあります。
それが「貸株サービス」です。
多くのネット証券で対応しており通常は年率0.10%、ニーズの高い株式などはそれ以上の高い手数料率が設定される例もあります。

しかし、注意が必要なのはもし貸株サービスを利用している証券会社が破綻した場合、貸し出している株式が戻ってこない可能性が高いことです。
無担保で貸し出すことになるので。
これら貸株の詳細やリスクについては、2/14付貸株サービスは証券会社が破綻すると保護されないので要注意をご覧ください。

貸株サービスの設定を解除し忘れた

私が利用している証券会社の一つにGMOクリック証券があります。
今年に入り手数料を引き上げたので妙味は薄れましたが、GMOインターネット株の株主優待で半年間に5,000円まで手数料がキャッシュバックされるので、引き続きサブとして利用しています。
値上げに関しては、1/1付GMOクリック証券の信用手数料値上げが痛いをご覧ください。

ソリトンシステムズ株式で貸株サービスを設定

そのGMOクリック証券でとある銘柄を貸株設定したのは昨年11月。
その銘柄とは、(3040)ソリトンシステムズです。
立会外分売に飛び付いて買ったもののその後株価は急落、少しでも取り戻そうと思い貸株設定しました。
その際のアホな行動については、12/22付立会外分売に安易に飛びついて大失態をご覧ください。

GMOクリック証券の貸株サービスでは金利優先と優待優先の選択制となっており、優待優先に設定すると権利確定日の数営業日前に自動で貸株サービスを解除してくれます。
貸株のままでは株主名簿に記載されず、株主優待の権利を得られなくなる事態を避けるためです。
しかし、普段は必ず優待優先にするはずが、金利優先にしてしまったようなのです。
ちなみに、ソリトンシステムズの決算期は12月です。

異変に気付く

最初におかしいと思ったのは3月の初め。
通常、株式会社は決算を通過してから3か月以内に株主総会を開催します。
そのため、2か月を経過する頃から株式事務を取り扱う信託銀行が株主総会開催通知を発送します。
しかし、一向に郵送されてきません…
まあ、その内に来るだろうと思っていたらそのまま忘れていました…

そして、次におかしいと気付いたのは3月の終わり。
当ブログの気になるブログでご紹介しているO.Aさんの社畜脱出して早期リタイアを目指す男のブログを見た時です。
3/29の投稿に貸株サービス解除を忘れていた投稿が掲載されたのを見て、
「もしや私もなのか?」
と思ったものの、確認のしようがなくそのまま放置。

そして、今月に入りGMOクリック証券の精算表で調べてみるとありました。
3/30に配当金相当額(貸株)として入金されています。
やってしまいました…

配当金相当額は雑所得の総合課税で要確定申告

ちなみに、配当金相当額として受け取ると源泉税分は予め控除されて入金されます。
そして、やっかいなのが配当所得ではなく雑所得になってしまうことです。
そう、総合課税で確定申告の対象になってしまうのです。
もちろん配当控除は使えません…

しかし、ここで疑問が残ります。
今まで貸株設定をする際は必ず優待優先にしてきたのに、なぜ今回だけ金利優先にしたのか?
もしかしたら、優待優先にしたものの貸出先の都合で返却されなかったのかも。

ちなみに貸株金利の明細を見てみると、権利日である年末を含む期間の受取金利が前の期間の倍ほどあります。
単に貸株金利が高かったからなのか?
それとも違約金が含まれているのか?
今となっては確かめることもできませんが…

ソリトンシステムズ株式のその後

高値掴みをした形になったソリトンシステムズ株式ですが、2月初めからの急落を経て3月末にかけ更に下値を切り下げたので、目を瞑ってヤケクソのナンピン買い。
すると、今月に入り急速に値を戻したので薄利ながら無事に売却(撤退)しました。
単なる運だけです。
こんなことを繰り返したら、その内に大きなしっぺ返しを食らいます…

しかし、こういった展開では更に上げ幅を拡大するのが常なので、暫くソリトンシステムズの株価は見ないことにします。

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