ポイントを活用した投資は投資家と企業双方にメリットがある

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楽天スーパーポイントで投信を購入中

私は今年に入り、楽天ポイントを活用して楽天証券で投信を買い始めました。

但し、買い物はアマゾンが主体なうえ、クレカもジャックスがメインなのであまり楽天の通常ポイントが貯まりません。
そのためポイントだけでは投信を買うことができないので、楽天銀行の定期預金・普通預金の利息が入金された際に楽天証券で楽天VTを購入するようして、その足しにしています。

というのも、残念ながら楽天ポイントで投信を購入する場合、期間限定ポイントを利用することができないからです。
期間限定ポイントでも買えるようになるといいのですけど…

尤も、期間限定ポイントで投信は買えませんが、実は楽天市場での通常の買い物と同様にふるさと納税の支払いに充当することが出来ます。
全額ポイントでも一部でも。
詳細は、4/20付ふるさと納税で期間限定楽天スーパーポイントを有効利用をご覧ください。

ちなみに、これまでに購入した楽天VTは投資元本で7,000円ちょっと。
2月からの世界的な株価急落もあり安い水準で購入でき、若干ですが含み益もあります。
なお、この7,000円分余りの内で2,500円分ほどが楽天ポイント、4,500円分程が楽天銀行預金からの利息です。
受け取った利息は投資に回して複利効果を狙います。

今や6社でポイントによる投資が可能

ポイントで投資のサービス内容

通常、投資を行う際には手持ち資金から充当しますが、最近は上記楽天ポイントのようにサービスを利用して得たポイントを活用して投資ができるサービスが続々と登場しています。

4/20付日経新聞朝刊総合面にも特集されています。

ポイント投資に思惑
投信や株運用、対応6社に

と題し、投資家サイド・企業サイドの双方にメリットがあると解説しています。

記事によれば、現状でポイントを利用して投資ができるのは以下の6社。
クレディセゾン、インヴァスト証券、楽天証券、トラノテック、ストックポイント、JR東日本です。

サービス内容は様々で、
楽天証券やクレディセゾンのように、自社グループ内のポイントで投信を購入できる
インヴァスト証券にように、提携したクレカの利用ポイントで自動的に投信を購入する
ストックポイントのように、ポイントサイトのポイントで個別株の持ち分を買う
など。

投資家のメリット

ポイントを使い投資家が得られるメリットはズバリ、
「無から有が生まれる」
でしょう。

そもそもサービスを利用してゲットしたおまけを原資に投資するのですから、損をしたとしても元々無かったものとあきらめもつきやすいからです。
予め損してもいいと心構えができていれば投資の世界に入り易くなり、慣れてきたところで手元資金を使った本格的な投資に進む良いきっかけにもなります。

企業のメリット

これは、記事を見て「あ~そうか」と納得しました。

一部調査では代表的な企業のポイント発行額は年間1兆円を超えます。
そしてポイントを発行する企業は、ポイント発行時に販促費などとして費用計上します。
ポイントを発行した期中に使用されればそれで終了ですが、ポイントが使われなかった場合は、B/S負債サイドの引当金に未使用ポイント残高の一部を計上することになります。
企業によってはその額が巨大になります。

直近の各社IR資料をHPで調べたところ、B/S負債サイドの引当金に計上された金額は、
楽天 700億円
クレディセゾン 1,006億円
です。
また、信販会社のジャックスは36億円、小売りのビックカメラは116億円でした。

楽天の引当金が大きいのは、それだけポイントを乱発気味に発行し販促を行っている証拠ですかね。
また、クレディセゾンの金額が更に大きいのは、クレディセゾンのポイントは永久不滅ポイントとして有効期限が無く、引当計上する際の掛け目が大きいからでしょう。

負債項目として引当金が計上されるとB/S自体が膨らみます。
総資産が膨らみ、ROA(Return On Asset)が低下する要因となります。
そうなれば投資家から経営陣に対して「巨大な資産・負債を効率的に使っていない」と言われかねません。

しかし、ポイントを使う手段として投資があれば、引当金の巨額化を幾分抑制することも可能になります。
これが、企業サイドの最大のメリットですね。

ちなみに、有効期限を定めたポイントが失効すると、引当金を取り崩して戻し入れることになるので企業にとっては増益要因になります。
尤も、有効期限までが短いと企業にとって有利になる一方、あまりも有利にしすぎるとポイントとしての魅力が落ち、利用者が使いにくくなることで本来の販促につながりにくくなるため、さじ加減が難しいところです…

いずれにしても、投資の垣根が低くなり気軽に投資を始められる環境が整うことは歓迎すべきでしょう。
フィンテックの発達で、更に魅力的なサービスが登場することを期待します。

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