外国産米が知らないうちに外食産業に浸透している

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外国産米の苦い思い出

私はお米が大好きです。
昨今は炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、食べ過ぎなければいいだけであり、やはりお米を食べないと力が湧かない気がします。
出来れば毎食お米がいいのですが、時間が無いので朝・昼はパンを食べています。
それでも3/22付ヘルシオグリエでトーストした食パンに感動したでご紹介した通り、最近の技術の進歩を受けて朝から幸せな気分に浸れるようになり有難い限りです。

但し、お米が好きと言いましたが外国産米には苦い思い出があります。
1990年代に冷害でコメが大不作となり、国産のお米がなかなか食べられなかったことがあったためです。
当時私は勤務先の寮に入っており、ご多分に漏れず寮のご飯も外国産米でした。
長粒種を日本のお米と同じように炊飯器で炊いており、パサパサ感と独特な匂いにヤラレました。

長粒種が持つパサパサ感と独特な匂いは、日本風に炊き上げると欠点ばかりが目立ってしまうのです。
癖がある分、スパイスを効かせて炒めるといかにも南国と言う感じで私は美味しいと思うのですが、当時はそんな知識はなく寮の料理人さんも工夫してくれませんでした…

外国産米が日本市場に浸透中

外国産米が日本市場に確実に参入中

昔と違い、1990年代初めのガットウルグアイラウンドを経て日本は米のミニマムアクセス枠を設定、現在は年間で77万トンもの輸入枠があります。
多くは飼料用ですが、10万トンほどは主食用となっています。

そうした中、4/24付日経新聞朝刊2面に

外国産米 「開国」迫る

と題し、国産米の内で主食用米生産が減少し価格も上昇しているため、低価格販売用や業務用に外国産米が進出してきている様子が紹介されています。

TPPが発行すると、参加国であるオーストラリアからの輸入枠には年間8,400トンが追加され、それが市場に出回るとみられるとのこと。
それに先立って西友では4キロ税抜1,180円のオーストラリア米を販売、オーストラリア大使館も流通業者を集めてのアピールに余念がない様子。

業務用では既に牛丼の吉野家が牛肉と同様に1年前から米国産を使い始め、ラーメンの幸楽苑や洋食の神戸元町ドリアなども外国産米を採用済み。
そういえば、随分前に持ち帰り寿司の小僧寿しも外国産米を採用しましたね。

但し、幸楽苑や神戸元町ドリアはどの国のコメを使っているのでしょうか?
HPを見ましたが情報は掲載されていませんでした。
今はわかりませんが、小僧寿しが外国産米を採用した時は大陸のあの国の米でした。
私はそれを知って以降小僧寿しで購入することはありません…

安心感は武器になるので、国内産・外国産を問わず企業は産地を堂々とHPで宣伝すればいいと思うのですが…
そういえば、長崎ちゃんぽんのリンガーハットは全て国産を武器に大復活しましたね。

今後も外国産米のシェア上昇が見込まれる

減反を継続し生産量が減少、更に主食用から飼料用に生産をシフトしてきたため、主食用米生産量が急減しており価格が上昇。
価格上昇を受けて更にコメ離れが進む、と現在は悪循環の真っ只中です。
昨年で減反は終了し業務用米生産を拡大する動きもありますが、すぐには対応できません。

そして、その隙にTPPの追い風もあり安い外国産米が参入してきます。
農家の高齢化も深刻で、主食用米生産量は今後更に減少するでしょう。
そうなれば、外国産米のシェアは確実に上昇します。

安い国産米にニーズがあるにもかかわらず国内農家が生産できず、その市場に外国産米が参入するのですからやむを得ないのでしょうが、残留農薬基準などくれぐれも安全性を担保するようにお願いしたいところです。
スーパーで購入する際に産地に拘っても、外食や中食の食材産地ははっきりってわかりませんし。

そういえば、私が時々行く業務スーパーにも先日カリフォルニア米が陳列されていました。
といっても、私が好きなのは「ゆめぴりか」ですね。
値段は高めですが、1日1合炊けば家族全員分足りるので贅沢とは感じません。

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