SMBC日興証券ダイレクトコースは信用取引手数料が無料~株主優待クロスにおススメ

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権利日に株式を保有すると配当金・株主優待を受け取れる

3/27は3月決算企業株式の権利日が集中

毎年3月末日は多くの企業の決算集中日であり、その企業の株式を3月末日に受渡日ベースで保有する株主は配当を受け取る権利を有します。
日本の株式市場で株式を取引した場合は、約定日から3営業日目(Trade+3)に受渡をするため、3/31の3営業日前までに購入しておくと配当を受け取る権利を有します。
しかし、今年は3/31が土曜日のため3/30(金)の時点で受渡日ベースで保有していなければばらず、結果として3/27(火)までに購入する必要があります。

近年では個人株主を増やす目的で多くの企業が株主優待制度を導入しています。
尤も、少額保有株主優遇・大株主冷遇の制度であり、株主権利の公平性の観点から私自身としては否定的ですが…

株主優待を少ないリスクで獲得

今年の場合、3/27までに株式を購入しそのまま保有していれば、配当と株主優待を受け取る権利を有します。
しかし、3/27の大引けで購入し3/28の寄り付きで売却するとしても、一晩の価格変動リスクを負うことで、受け取る配当金や株主優待以上に売買損を計上する可能性があります。

そこで株主優待目的で行うのが、信用取引を使った通称「株主優待クロス取引」
これは、現物の買いポジションと信用の売りポジションを同時に保有することで価格変動リスクから逃れる手法です。
但し、厳密には株主優待の権利は得るものの、配当金の税金分の負担が発生。

3/27の大引けではクロスを受け付けない証券会社があったり、万が一ザラ場引けとなるリスクを勘案し、3/27の寄付や後場寄りに売りと買いを成行で発注すれば同値で約定します。
この時、買い注文は売買手数料と信用金利を勘案し、現物買いと信用買いで安いほうを選べばいいでしょう。

但し、信用買いにした場合は、現引きすることを忘れないように!
そうしないと、配当金の代わりに配当金相当額を受け取ることになり、配当控除を受けられないばかりか株主優待の権利が無いので要注意です。
翌営業日に現渡をすればポジションは解消され、株主優待の権利を得られます。

株主優待の内容と取引コストを比較する

ここで大事なことは、受け取る株主優待の内容と優待クロスに必要なコストを比較することです。
コストのほうが多くかかったら意味がありません。

逆日歩

まず、第一に注意する必要があるのが逆日歩。
これは、制度信用取引で信用売りをしたい人が多い場合、空売りする株式の借り賃が上昇するために必要となるコストです。
この逆日歩が厄介なのは逆日歩が発生するかどうか、あるいはその逆日歩がいくらになるかは事前にわからないこと。
わかるのは翌日の昼前なので、不安な一晩を過ごすことになります。
特に今回は3日分になりますし。
実際、過去にはとんでもない逆日歩が発生した例もあります。

この逆日歩を回避するための方法は2つ。
過去の事例を調べる
権利日に逆日歩が発生するケースとして、普段から信用倍率が低い銘柄に加え、株主優待内容が充実しているために毎年のように権利日に逆日歩が発生するなど癖のある銘柄があります。
過去を調べればこういった癖も少しはわかります。

一般信用取引を活用
逆日歩は制度信用で発生するものであり、一般信用では発生しません。
但し、一般信用は取り扱っている証券会社が限られ、更には利用したい人が多いと品切れになるケースも多くなります。
自分が一般信用売りをしたい銘柄に在庫があればラッキーと思いましょう。

手数料等の取引コスト

株式を売買する際は、当然ながら証券会社に手数料を支払います。
しかし、この水準は証券会社により違いますし、約定金額によっても違いがあります。

下記マトリクスは、代表的なネット証券と信用手数料を無料に設定しているSMBC日興証券(ダイレクトコース)の売買金額レンジ別手数料の一覧です。
ちなみに、約定毎・ボックス型の双方のプランを変更するためには数営業日かかることもあるので、事前に調べておく必要があります。

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そして、下記マトリクスは信用取引をする際に必要な金利(買い)と品貸料(売り)の証券会社別一覧になります。

rat売買手数料ではSBI証券・楽天証券が見事に同じですね…
しかし、こうしてみるとSMBC日興証券(ダイレクトコース)の信用取引手数料無料が目を引きます。
買う際も信用で買って現引きすれば、手数料無料で負担は金利と品貸料のみです。
IPO抽選申込用にSMBC日興証券に口座を開設している人も多いと思いますが、IPO以外にも信用手数料が無料と言うのは盲点でした(ダイレクトコースの場合)。

但し、SMBC日興証券では一般信用の売りを利用できないので、制度信用の逆日歩には十分注意しましょう!

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