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生命保険を中途解約し加入する生保がゼロになった~じぶんの積立を検討

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生命保険に随分と加入してきた

私の生命保険加入歴

私はこれまでいろいろな生命保険に加入してきました。

最初に加入したのは大手生保で一般的な定期付終身保険。
大学卒業を間近に控え、3月の終わりに勤務先となる銀行の支店に顔合わせと手続きに行き口座作成や書類記入を終えた後のこと。
別室に通されると元気なおばちゃんが待っていました。

そうです!
GNP(義理・人情・プレゼント)全開の生保のおばちゃんです!

無理矢理加入させられた

当時は今以上に各銀行毎に親密生保との関係が深く、親密生保商品への加入はほぼ義務。
代わりに生保の社員さんたちは親密銀行に口座を開設し、クレジットカードやカードローンを契約。

世間のことをよくわかっていない学生が、勤務先上司とおばちゃんからの圧を断れるはずはありません。
同期入社となる仲間たちと共に即座に加入書類に記入させられます。
口座作成用にハンコを持参しているのでおばちゃんには好都合。

まとめて実績作り!

そのまま車に乗せられ、おばちゃんが日頃から使っている内科医に直行し健康診断。
それが終わると晴れて(?)加入が決定。

社会人デビュー前の独身で扶養家族もいない20代前半の若者が、保険金額6,000万円の定期付終身保険に加入してしまった瞬間です…

解約するのも大変

ちなみに加入した際の支店に勤務している間は解約しないのが暗黙のルール。
もし解約しようものならおばちゃんが支店に乗り込んできます。
私もそのプレッシャーを跳ね返すことができず転勤後に解約。

解約後即座に自宅に電話がかかってきましたが、シカトしたのは言うまでもありません。
随分と圧の強いおばちゃんだと思っていたら、その生保の成績優秀者だと後から知りました…

日生のトップセールスレディの前では役員も蛇に睨まれたカエルになるらしい…

その後、大手企業ならではのお得な団体保険を契約。
転職してからは団体保険の代わりにオリックス生命で割安な定期保険を契約しました。
私の一族はガン家系なのでもしもに備えガン保険にも加入。
そのガン保険は今年に入り解約しています。

がん保険を解約~生命保険料控除効果もあり実質的な負担は随分少なかった
親戚にがん発症者がとても多いことから、将来のがん発症時の治療費への備えとしてがん保険に加入していたが解約した。解約返戻金や生命保険料控除を活用しこれまでに還付された税金が、払い込み保険料の8割ほどになった。2割で備えとなったならリーズナブル。

オリックス生命の定期保険を解約

保険に加入する理由

そもそも保険とは自分が許容できる以上のリスクに備えるために入るモノ。

一般的な定期保険は遺される家族が生活に困らないようにある程度の資産を残すためのもの。
逆に言えばある程度の資産を保有していたり、遺される家族が自分で生活できる程度の収入を得ているならば不要。
ガン保険を含めた医療保険にしても、高額療養費制度が充実している中で治療費を賄えるほどのそこそこの貯蓄があるならば、無理して加入する必要はありません。

幸いにして私の場合もデイトレ収益と積み上げた資産、家族の収入で保険に頼らずとも何とかなる状態になってきたので解約することにしました。

がん保険に続いて定期保険も解約

保険の必要性の観点から今年に入りまずガン保険を解約。
アヒルがトレードマークのがん保険最大手の商品です。
20年以上加入しましたが、生命保険料控除の効果と解約返戻金受取により、保険料の8割ほどが戻ってきたので結果として随分とお得だった気がします。

そして本丸の定期保険も解約。
オリックス生命HPにアクセスして解約用書類を請求。
数日で到着したので記入のうえ保険証券と併せ返送。
別生保のガン保険を解約した際には保険証券は不要でしたが、オリックス生命の定期保険の場合は必要でした。
紛失している場合や住所変更手続き未済の場合は更に別途手続きが必要。

一式をポストに投函後1週間ほどで解約返戻金が振り込まれました。
私の加入した商品は無配当タイプでしたが、中途解約扱いのため一部戻ってきました。
返戻金は払込金額に対し20%弱。

これまで旧生命保険料控除を活用して所得税・住民税の還付を受けてきたので、税還付効果を加えれば実際の負担は更に少なくなります。

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ライフステージに合わせて保険を見直そう

前記の通り収入や貯蓄が十分ではない時期に、まさかの事態で遺される家族の生活を守るため生命保険はとても有効。
しかしその後の家庭環境・所得環境等の変化に伴い、保障内容の見直しや解約を検討することも必要でしょう。
無駄な保障を削り必要な保障を確保することは、家族の安心につながりますし資産形成にも役立ちます。

私は今回の定期保険解約で加入する生命保険が無くなってしまいました。
そこで生命保険料控除を有効に活用するため、明治安田生命のじぶんの積立の資料請求をしました。

この商品は貯蓄系商品で利回りはとても低いものの、中途解約しても元本割れが無く払い損になりません
加えて生命保険料控除を使えるので税還付を通じて実質利回りを稼ぐことが出来ます。
早速近所の営業所から電話が来ましたが…

明治安田生命のじぶんの積立と生命保険料控除活用の税金還付でお小遣い稼ぎ
明治安田生命じぶんの積立を契約し、生命保険料控除をりようすることで、実質的に高利回り運用が可能。難点は、生命保険料控除の枠が小さいこと。枠とお金に余裕があれば検討する価値はある。

生命保険は家に次いで大きな買い物ともいわれますので、ちょっと面倒でも見直してみるといいかもしれません。
自分で試算・計算してもいいですし、独立系代理店を活用するのも手です。
但し代理店を使う場合は過剰な保障内容にならないように気を付けましょう!

追記1~じぶんのつみたて

結局じぶんの積立への加入は見送り。
詳細は下記投稿をご覧ください。

明治安田生命のじぶんの積立は契約せず~他商品への誘導意図が露骨過ぎ
これまで契約してきた生命保険を解約したため、生命保険料控除を活用できなくなった。そのため、貯蓄性商品である明治安田生命のじぶんの積立を検討したが、営業職員との面談が必須と知り契約を断念。いろいろと情報を開示しなくてはいけないのは嫌だ。

追記2~2018年分の生命保険料控除

10月に入りオリックス生命から生命保険料控除証明書が届きました。
解約済みなので適用外だと思っていたのですが、解約前に払い込んだ分は控除対象の様です。
ということは、もし「じぶんの積立」をやっていたら、初年度分は最大限に所得控除を受けられたわけではないということ。
勉強になりました。