コンビニATM利用手数料の無料回数が減っても月に2回もあれば余裕

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コンビニATM手数料無料回数が減少傾向

現金引き出しはコンビニが便利で主流

お金をATMから引き出す際、以前なら口座を保有している銀行店舗や駅などにある当該無人店舗のATMを利用していました。
しかし、最近はそういった銀行店舗のATMを利用せずコンビニATMを利用しています。

尤も、私の場合メガバンク口座はネット上で資金移動をするだけで、普段はネット銀行口座で現金を出し入れ。
出金先銀行を変えた複数の証券会社口座を組み合わせれば、メガバンク口座間であっても送金手数料無料で銀行から銀行に資金を移動させることもできますし。

ネット銀行ではコンビニATMを一定回数無料で利用でき、取引内容によって無料回数は増加。
例えば、住信SBIネット銀行では誰でも月に2回は無料で引き出しが出来、取引内容により最大で15回まで無料になります。
そんなに引き出しませんけど…

コンビニATM手数料無料回数が減ってきている

しかし、こうした無料特典内容が悪化し始めています。
3/14付日経新聞朝刊金融経済面に、

コンビニATM 縮む手数料優遇

と題し、地銀・メガバンクなど業態に関係なく、ATM利用の無料回数を減らしている記事が掲載されています。

自行店舗内や無人店舗に多くのATMを設置すると、機械の設置・維持費用負担があることに加え、現金の装填・保守などで警備会社に手数料を払い続けなくてはなりません。
そのため、各行はこぞって自行ATMを減らしその分コンビニATM利用時に一定回数を無料にする施策を採用してきました。
自前でATM網を整備するより、コンビニATMを活用した方が費用を節約できたからです。

しかし、マイナイス金利政策の長期化などで収益環境が悪化したことで、その優遇規模を縮小し経費節減を進めるようになったのでしょう。

現金利用機会が減っているので、無料回数が減っても平気

そうした中、最近現金を使って支払う機会がどんどん減っています。
その分、Suicaなどの電子マネーやクレジットカードの利用機会が増加。
これまでもクレカをよく使っていましたが、近所にあるスーパーマーケットで電子マネーを使えるようになったことから、特にSuicaの利用機会が激増中です。

モバイルSuicaでなくてもSuicaカードとSuicaインターネットサービス・パソリを使えば、自宅でクレカチャージができるためとても便利です。
VIEWカードでチャージすれば1.5%もポイント還元されますし。
因みに、カードリーダーによっては電子マネーチャージとe-Taxの両方に対応する製品もあります。

Suicaとクレカによる決済が増加した結果、財布の中には数千円程度しか入れていないことが殆どとなりました。
ATMを利用する機会も減少し、調べたところ今年に入り利用したのはまだ1回でした(もう3月半ばなのに)…
私の場合、住信SBIネット銀行口座で月間7回までコンビニATMを利用できますが、優遇された特典を利用しきれていません…

コンビニATM業界は競争が激化

日経の記事にもあった通りイーネットとゆうちょが提携したことに加えローソンも銀行業務参入を表明。
最大手で先行するセブン銀行を含めた競争は激しくなる一方、現金レス決済の浸透でコンビニATMの稼働率が落ちているようです。
そうなれば収益環境が悪化します。

実は、現在のセブン銀行の株価は、2015年4月につけた最高値661円の半分ほどの300円台半ばと低迷しています。
配当性向を4割ほどにキープし増収増益・連続増配を続けているのにです。
ちなみに、来期が四季報予想の9.5円~10円配当となれば、株価が350円として配当利回りは2.72~2.85%となります。

ATMからの収益という安定したビジネスモデルを持ち、保有資産に融資や有価証券が殆ど無いため市場環境悪化などでバランスシートが毀損する可能性も低い。
それなのに株価が低迷するのは、先行きの競争激化と収益環境悪化を先取りしているのかも知れません。
マイナス金利政策の負担が重いことも影響しているのか…

競争が激化しても、私の場合はいざという時の備えも含めて月に2回ほど無料でコンビニATMを使えれば何とかなりそうです。
どうぞ0回にはしないようネット銀行各社様、よろしくお願いします。

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