マイクロソフトOffice2019は延長サポートがたったの2年で終了

wow

普段のトレードに欠かせないMSのOffice

プロ顔負けのトレードツール

私は専業投資家です。
そして、トレードに必要な情報収集・分析には楽天証券が提供するトレードツールの一つであるリアルタイムスプレッドシート(以下、RTSS)を使っています。
プロのディーラー達がロイターやbloombergなどと連携させるのと同じようにExcelとリンクさせることができ、価格や出来高などのいろいろな情報をリアルタイムで更新できる機能です。
ちなみに岡三オンライン証券のツールにも同様の機能があります。

ロイターやbloombergと違い連携可能なデータの種類に限りはありますが、実質無料なら仕方ありません。
というか、先物口座や信用口座を開設していればこの機能を無料で使えるなんて凄い太っ腹!

RTSSはMSのExcelのみが対応

注意が必要なのは、リンクできる表計算ソフトはマイクロソフト(以下、MS)のExcelだけであり、キングソフトのSpreadsheetsやOpenOfficeのcalcなどのサードパーティ製表計算ソフトではリンク機能を使用できないことです。
そのため、高額なMSの買い切り型Excelを購入、もしくはsoloの契約をする必要があります。

また、私はつい先日にExcel2016とWord2016をそれぞれ単品で購入し、Excel2007とWord2007・Outlook2007がパッケージ化されたOffice2007Personalから乗り換えました。
昨年の10月10日に延長サポートが終了していたことに今更ながら気付き、あわてて乗り換えたのです。

Office2016Personalでは、2020年秋以降の延長サポートが適用されないことを知るなどのドタバタをご紹介した1/30付Office2016Personalは買ってはいけない~2020年でサポートが切れるもご参照ください。

2007と比較して、ソフトの重さと動作の遅さに閉口していますが…

次期買い切り型のOffice2019では延長サポートがたったの2年

Office2019の今秋発売を発表も衝撃が走る

そうした中、MSは2/1に次期OfficeとなるOffice2019を2018年下半期に発売すると発表しました。
しかし、同時に衝撃的な内容も発表しました。
それは、
Office2019の延長サポートはたったの2年
という内容です。

これまでのOfficeでは、機能改善なども含めて実施されるメインストリームサポートが発売から5年間提供され、その後はセュリティパッチのみの延長サポートが5年間提供されてきました。
しかし、Office2019ではメインストリームサポートの5年間は不変ながら、延長サポートの期間が5年から2年に3年も短縮されます
この措置により、Office2019の延長サポートが既に発売されているOffice2016とほぼ同時に終了することになります。

MSの狙い

MSは現在買い切り型のOfficeと、毎月や毎年ライセンス料を徴収する一方で最新機能が実装されたsoloを提供しています。
そして、数年に一度の買い替え需要の発生する買い切り型から売り上げ時期が平準化し、尚且つトータルの売り上げ金額が多くなるsoloに移行させようとしているようです。

なお、Home&BusinessにはExcel・Word以外にもOutlookやプレゼン用のPowerPoint等が含まれ、soloはそれに加えてデータベース作業に使うAccessなども利用できるフル装備になります。
専業投資家には完全にオーバースペック…

費用比較

ここで、買い切り型とsoloで必要になる金額を比較します。
なお、Offce2019Personalが発売されるか未定ですが、Office2016Personalの段階で延長サポートが適用されずに2020年でサポートが終了してしまうので、パッケージ化されたOfficeではHome&Businessを比較対象とします。
また、Office2019Home&Business、Excel・Wordの単品の価格は現在の価格コムのOffice2016Home&Business、Excel2016・Word2016と同額になると仮定します。

Home&Business

まずはHome&Businessです。

solo

solo、Home&Businessのいずれも一つのライセンスで2台のPCまでインストール・利用ができますが、金額には倍以上の差が発生します。
soloは常に最新の機能を利用できますが、一般の利用者が最新の機能を使いこなすのはほぼ不可能でオーバースペックのような気がします。

ExcelとWordを単品購入

次にソフトを単品購入した場合です。
私の様に必要なのがExcelやWordなどの単品ソフトのみ、且つパワーポイントなどが不要ならば単品購入も選択肢にあがります。

excel

こちらも1つのライセンスで2台のPCまでインストール・利用が可能です。
如何に毎月・毎年ライセンス料を支払うsoloが高いかがわります…

Office2019の次が心配

現在Officeを買う必要がある人

Office2016を購入した場合、メインストリームサポートは2020年秋まで、且つ延長サポートが2025年秋まで。
Office2019を購入した場合、メインストリームサポートは2023年秋まで、且つ延長サポートが2025年秋まで。

最新機能が必要ならば2019の利用がいいのでしょうが、そこまで最新機能を必要としない、且つ現在Officeを購入する必要があるならば、延長サポート期限が同じなのであえて2019が発売されるのを待たずとも2016を購入してもいいでしょう。
但し、前述の通りOffice2016Personalは2020年でサポートが切れるので注意しましょう

2019以降のバージョンはどうなるのか?

そして、何より心配なのがOffice2019の先のバージョンです。
2016と2019の延長サポート期限を同じにしたということは、その次にはいよいよ買い切り型を廃止して課金型のsoloに統合する気が満々のような気がするからです。
そうなると、上記比較マトリクスのように必要な金額が一気に増えます…

MSはOS事業からOfficeなどのその他ソフト事業やクラウド事業をプロフィットセンターにしつつあります。
更にやっかいなのがOfficeソフトが実質的にMSによる寡占状態にあり、価格決定力を1社が握っている状態にあることです。

2025年以降もRTSSを利用してトレードを行っているかわかりませんが、代替手段が現れていてくれることを望みます。
何しろOfficeソフトが高い…

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