関西で最もバブっていた京都の不動産市況が厳しくなってきた?

kyoto

局地的不動産バブルは未だ崩壊せず

アベノミクスをきっかけに、その後の相続税課税強化を受け富裕層がタワーマンションを中心に高額不動産を次々に購入。
加えて海外勢も爆買いを行い、東京都心部を中心に不動産価格が堅調に推移しています。

尤も、昭和から平成にかけての不動産バブルと違い価格の高騰が全国に拡大することはありません。
2000年代初めからリーマンショックまでのプチバブルと同様に、価格が上昇するのは収益還元法で説明のつく物件、あるいは立地的に希少価値がある物件などに限定されています。

東京オリンピックを前にいつ価格上昇が止まるかと手ぐすねを引いて待っているひともいるとは思います。
しかし、利用価値が高く希少性のある物件に関してはそう簡単に大きく価格が下がることは難しい気もします。

京都のマンション価格にはかなりの違和感

京都の不動産がバブル的な値動き

東京都心の局地的不動産バブルとは違う動きを見せてきたのが京都です。
もともと京都は建築に関して規制が厳しいのですが、それでも2010年代に入り続々と規制に合わせたマンションが建設されました。
東京日本橋界隈~浅草橋方面のように、老舗企業などが廃業し転売された土地を活用しているようです。

特徴的なのが価格と購入層。
一部情報によれば、京都在住者なら全く買わないような高額に設定にされ、尚且つそれが売れていく。

購入しているのは都内を中心とした首都圏在住者や海外勢のようです。
特に、JR京都駅北側から御所にかけては今まで出回る物件が乏しかったこともあり、それこそバブルの様相だそうです。
私も烏丸付近や御所付近の物件が新聞の広告に掲載されるのを度々見てきました(私では絶対に買えないような物件…)。

新聞広告に違和感

多額の新聞広告費をかけ1戸を売る

そうした中、2/1付日経新聞朝刊にとある京都のマンションの1面広告が掲載されました。

場所はJR京都駅の南西側で東寺に向かう途中。
2016年2月完成済み物件で、モデルルームに使用していた最後の1戸(最上階)。
違和感を感じたのは、販売対象がたったの1室でしかも億ションなどではなく、4,000万円弱の物件(400万円の値下げ後)だったからです。

ちなみに日経新聞全国版で一面広告を掲載すると正規料金で2,000万円強。
私が見た広告は首都圏のみの掲載かもしれませんが、それでも最低数百万はするはずです。
これだけのお金をかけて4,000万円弱の物件を売ろうとするのかな?という疑問が湧きます。

早く売り切りたいのか他の目的があるのか?

竣工から2年が経過しようとしている中、売れないからさっさと売り切ってしまおうというのか、別物件に誘導するためなのか…
普通に考えてこれだけ多額の広告費をかけて4,000万円弱の物件を売るなら、広告を出さずにその分もっと値下げしたほうが売り易いと思うのですけど…
1割近い値下げを不特定多数に公表するのは悪いイメージを植え付けますし…

ちなみに、この物件は住居専有面積40㎡ほどでほぼ同じくらいのルーフバルコニーも使用可能な1LDK物件。
恐らく地元の京都住民はこういった物件を購入しないでしょうから、新聞広告を打って一刻も早く売り切りたいのか…

場所がそこまで希少価値の高い地区ではないので「たまたま」なのかもしれません。
しかし、東京都心部以外の数少ない堅調な不動産価格推移を見せていた京都で、売り急ごうとする動きが始まったとしたら心配…

なお、現在最もホットな地区は北海道のニセコ地区ですね。
外国人による需要が半端ないそうです。
あのパウダースノーは多くの人を魅了します。
私も魅了されました。

REIT、不動産
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