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iDeCoの国内REIT投信を海外株インデックス投信にスイッチング

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iDeCoで資産形成中

iDeCoを始めた理由

私がiDeCoを始めて数年が経過。
きっかけはiDeCoでは拠出金額が全額所得控除になるため、その分だけ課税所得を圧縮できると知ったから。
付加年金もかけているので拠出限度は月額67,000円、年間では804,000円。

現在私の主な収入は株式先物のデイトレで現在の税率は所得税・住民税合算で20.315%(復興税込)。
ということは804,000円×20.315%=163,332円を節税できます。

要は拠出額の約20.315%が相場下落に耐えられるバッファー。
但しもともと年間40万円の退職所得控除以上に拠出しているので、受取時非課税枠の関係で今後拠出金額の引き下げをしていくつもりです。

1号被保険者(国保加入者)にとてもお得な付加年金については下記投稿をご覧ください。

付加年金は1号被保険者(国保加入者)に超お得で超オススメ~加入しないと損
国民年金の保険料を免除・猶予されていない1号被保険者は、付加年金加入が絶対お得。支払った金額を2年で回収でき、その後も受け取り続けることになる。ホントはもっと毎月の支払金額を増やしてほしいけど、そんなことしたら恐らく財政が破たんする。

SBI証券に運営管理機関を移換した

そうした中、私は1年ほど前にiDeCo加入運営管理機関を某地銀からSBI証券に移換。

その半年ほど前から他運営管理機関が採用するインデックス型投信を中心に信託報酬が相次いで引き下げられたり、低信託報酬型投信の採用が相次いでいたのですが、私が加入していたプランは蚊帳の外。
そこで加入先に問い合わせました。
しかし「低信託報酬型投信を採用する予定は当面ない」と言い切られたので、費用や手間はかかりますがやむを得ずSBI証券に移換となったのです。
ちなみにその地銀では現在でも低信託報酬型投信を採用していません…

SBI証券に書類を送付してから移換が完了するまで約3か月かかったうえ、移換資金が待機資金という名の現金となり相場変動から隔離されている間にトランプ相場で置いて行かれるなど、散々な目にもあいましたが…

iDeCo運営管理機関変更に関する注意点~資産移換には3か月ほど必要
iDeCoの運営管理機関を変更する際は、旧運管から新運管に運用資産を移す際に全て現金化される。そして、かなりの期間待機資金と言う名の現金のままとなる。そのため、その間に相場が大きく動けば、相場の動きから置いて行かれる。

国内REIT投信から海外株投信にスイッチング

国内REIT投信の運用成績が低迷

資産分散を意識し、私は当初から少額ながら国内REIT投信に拠出金の一部を割り振っていました。
移換の際にはそこそこ儲かっていたので、移管された際に強制的に現金化となった資金の内の一部を国内REIT投信に投じると共に、毎月の拠出金の一部を割り振ることにしました。

しかし昨年の春頃から状況は一変。
金融庁が毎月分配型投信を目の敵にした結果、同投信から資金が大量流出。
多くの毎月分配型投信は利回り確保のため国内REITを大量に保有していたことから、大量の解約が出ると投信が保有していた国内REITへの売りが膨らみREIT相場が低迷したのです。
そのとばっちりを受け、私がiDeCoで保有していた国内REIT投信の運用成績も低迷したままでした。

それでも拠出を続け保有単価が下がったこと、昨年秋以降に徐々にREIT相場が盛り返したことで年が明けるとプラ転。
そこで、今後も都心に相次いで大型オフィスビルが竣工すること、東京オリンピックを前に不動産市況がピークアウトしそうな状況を勘案、上値が重くなった1月下旬に一旦定期預金にスイッチング。

スイッチング先は海外株インデックス投信

数日置いて、今度は定期預金から海外株インデックス投信にスイッチングです。
海外株は少なくとも国内株よりも期待収益率が高く、長期間積み立てていけば一時的な下げにも強いと判断し海外株インデックス投信にスイッチ。

2月に入りREITを含めて内外株が急落しましたが急落前に売れて幸運でした。
そして、結構下がったところで海外株インデックス投信を購入。
普段はスイッチングの注文をしてから4~5営業日かかることで不満が大きいものの、今回は結果的に高く売って安く買えたのす。
ただの運ですけど…
尤も元々国内REIT投信に投じていた金額は少ないので、結構な割合で保有する内外株式や海外債券の投信は相応に評価額を減らしています…

それでも今後も拠出を続けていくので、拠出時は安く取り崩し時は高くなってくれるとありがたい。
そんなに上手くいくはずはないですが…