追記~Personalの延長サポート期限がOffice2019と同日まで延長
掲題の通り2025年10月14日に延長されました。
モリモリ様が問い合わせページからご連絡くださいました。
大変ありがとうございました。
延長サポート期限が延長された理由は不明ながら、期限はOffice2016とOffice2019で同一。
やはり懸念している通り2019の次は365の様な完全課金制になるのかも…
Office2007サポート終了済を知り慌ててOffice2016に乗り換え
Office2007の延長サポート期限切れに気付く
私は普段使いのPCにOffice2007をインストールして使用。
しかし先日ある記事を見つけて大慌て。
それは「Office2007の延長サポートが既に2017年10月10日で切れている」というもの。
全くノーケアでした。
Windows10の「更新とセキュリティ」を行う際、特に変わることも無くOSと一緒にセキュリティパッチが適用されていたので。
MS製品のサポートライフサイクル
ちなみにMS製品のサポートはWindows10のようなOSやOfficeといったその他製品を問わず、機能の改善も含めたメインストリームサポートとセキュリティパッチのみとなる延長サポートに分かれます。
普通の人が普通に使う分には、メインストリームサポートが切れても延長サポートさえ継続していれば十分。
しかし延長サポートが切れると、ソフトに脆弱性が見つかっても対処されないので使い続けることは非常に危険。
最悪の場合PCを乗っ取られたりPC内にある情報が流出する恐れもあります。
上記表はOfficeのバージョン毎に、いつどのサポートが終了するかをまとめたもの。
重要な延長サポート終了日で見ると、次はOffice2010の2020年10月13日がポイント。
Office2016Personalを購入
Officeには用途に合わせ複数のパッケージ
延長サポートが切れていると知れば、サポートされているOfficeに買い替えるしかありません。
OfficeはExcelなどの単体販売の他、複数のソフトを組み合わせてパッケージ化して販売されています。
私はExcelとWordしか使わないので、Office2016Personal(Outlookも同梱)を探します。
個人用としては他にHome&Businessがあります。
こちらはプレゼン用のパワーポイントも同梱なので値段が高くなります。
いずれのパッケージも2台までのPCでインストール&利用が可能。
ちなみにOffice365soloという製品もあります。
こちらは常に最新バージョンを利用でき、1年更新なら年額12,744円、1か月更新なら月額1,274円(いずれも2台のPCまで利用可能)。
Office2016Personalを購入
早速、価格コムで価格をチェックすると32,000円超。
その値段の高さにガックリきます。
しかし何とかもっと安く手に入れる手段がないかとアマゾンのサイトを覗くと29,000円台でありました。
2,000円以上安く買えてラッキー!
Office2016Personal到着後も情報収集
午前中に注文すると翌日の午前中には到着し、いつもながらの速さに感心します。
厚封筒を開封すると、入っていたのは厚紙のカードが1枚のみ。
コインで強く削るとシリアルナンバーも削れることがあるので、やさしく削ることをおススメ。
日中はトレードがあるので銀色部分を削るのとインストールは夕方まで行わず、何となく興味本位で再度Office製品のサポート期限情報を検索してみます。
そしてヒットしたいくつかのサイトを見ていたところ、とあるブログに(掲載場所は隅の備考欄ながら)驚愕の文言を発見。
Office2016Personalは延長サポートが無い?
そのサイトで見つけたのは、「(Office2016製品自体の延長サポートは2025年まで実施されるも、)Personalで購入するとメインストリームサポートのみが適用され延長サポートは適用されない」との文言です!

何じゃそりゃー!
あわてて他のいろいろなサイトを見てみますがほとんどのサイトにそういった記載は無く、延長サポートが適用されないと記載しているサイトは極々僅か。
そうはいってもホントに延長サポートが適用されないならば影響は甚大なため、MSの電話サポートに聞いてみます。
マイクロソフトの電話サポート
電話口の担当者も知らなかったようで暫く待たされます。
そして出てきた答えはやはり、「Office2016Personalは、2020年10月のメインストリームサポート終了を以って全てのサポートが終了する」でした。
ExcelやWordといったソフト自体は、単体で購入してもそれらをパッケージ化したPersonalやHome&Businessでも違いは無い。
しかしWindowsの更新とセキュリティでパッチを充てる際にどういったパッケージで購入したかが(シリアルナンバーで)チェックされ、Personalで購入したExcelやWordであると判明すると更新対象から弾かれる仕組みのようです。
またパッケージ化されたPersonalで購入したExcel・Wordではなく、それぞれを単品で購入するならば2025年までの延長サポートが適用されるとのこと。
要はPersonalで購入した製品のみ延長サポートが適用されない仕組み。
マイクロソフトの商売にかける姿勢がずるい
5,000円程安いPersonalを購入すると、使えるのは実質的に2020年10月までの僅か2年9か月程。
しかしあと5,000円程追加してHome&Businessを買えば、使えるのは2025年10月までの7年9か月程となり5年も長くなる。
更に私には不要だけどパワポも付いてくる。
一般個人が使うなら新機能など不要でセキュリティパッチさえ提供してくれればよく、この事実を知っていればあえてPersonalを購入する人はいなくなるのではないでしょうか?
なぜこんな仕様にするのか?
もしかしたら、2020年のメインストリームサポート期限が迫ったら抗議の嵐で延長サポートを適用するかもしれない。
⇒実際に延長されました!
アマゾンで返品
尤も、ずっと意気消沈しているわけにはいきません。
購入元のアマゾンに返品の申し出をします。
事情を話すと「不十分な商品内容案内」として即座に返品手続きを開始してくれました。
有難い。
Excel、Wordをそれぞれ単品購入
一度はHome&Businessを購入しようとするも
返金は先になりますがいつまでもOffice2007を使い続けるわけにもいかず、Office2016Home&Businessを買うことにします。
専業個人投資家にパワポは不要なのに…
再度価格コムで値段をチェックすると、37,000円台とPersonalよりも5,000円程高い…
またまたアマゾンをチェックすると34,000円程と3,000円以上安いのを発見。
「さあ買おう」とクレジットカードを用意。
単品購入のお得さに気付く
しかしここであることに気付きます。
私はExcelとWordだけ使いたいのであってパワポは不要(Outlookも不要)。
であるならば、それぞれを単品購入すればいいのでは?
ということでまたまた価格コムとアマゾンをチェックすると、通常はそれぞれ16,000円弱ですがアマゾンでは14,000円台半ば。
合計で29,000円強となり、Home&Businessと比較し5,000円程安くなります。
当然ながら単品をアマゾンで注文。
Office2007をアンインストールして、Excel・Wordをそれぞれインストール。
特に問題なく終了です。
今後もMSには振り回されるのかもしれません。
それにしても、今回はインストール直前に興味本位の追加情報収集をたまたま行い、更にたまたま見つけたブログに「Personalは延長サポート対象外」との情報が掲載されていたおかげです。
ホントに助かりました。
追記~Excelが遅い
今回購入したExcel2016をPCにインストールして使っていますが、その重さ・遅さには閉口。
その重さ・遅さを少しでも解消しようと工夫しています。

追記~買い切り制から課金制に完全移行?
どうもMS-Officeが課金制に完全移行するようです。
NYのヘッジファンドマネージャーが明言しています。

追記2~Excelが突然自動計算しなくなった
Excelを使用中に突然自動計算しなくなり慌ててしまいました。
