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eMAXIS Slim先進国株式の信託報酬大幅引き下げを受け毎日積立を乗り換え

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インデックス投信の信託報酬水準引き下げラッシュ

2016年あたりからインデックス型投信で信託報酬の引き下げやDC(確定拠出年金)専用低コスト商品の一般向け販売開始、既存投信の信託報酬引き下げが目立ってきました。
昨年9月、みずほ系のアセットマネジメントOneがたわらノーロードシリーズの信託報酬引き下げを発表。
12月にはニッセイアセットも一部投信の引き下げを発表。

たわらノーロードシリーズの内、先進国株に投資する投信は一般向けだけでなくiDeCo及びつみたてNISA向けにも販売されています。
加えて信託報酬以外にかかるその他費用も抑えられており、信託報酬水準がより低いニッセイアセットの同タイプの投信よりも合算の費用率が低く競争力があります。

ちなみに信託報酬以外にかかるその他費用は実際に運用報告書で確認する必要がありやっかい。

投信はその他費用にも注目~信託報酬の数字だけに惑わされない
一般的に投信は信託報酬が注目されるも、実際に負担するのはそれだけではない。売買手数料や監査費用などもかかるため、追加負担が発生する。投資の際は、運用報告書またはモーニングスターのHPで確認することを推奨する。

三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim先進国株式が信託報酬水準を劇的に引き下げ

eMAXIS Slimが信託報酬水準を驚異の引き下げ

そうした中、昨年末の12/29に三菱UFJ国際投信がeMAXIS Slim先進国株式の信託報酬引き下げを発表。
税込0.20412%⇒税込0.11826%で税抜ベースでは一気に半分に。
年内最終日で動きが取れないことを狙ったのは間違いありません。
ニッセイアセットに並ばれた水準を再度一気に引き離しました。

eMAXIS Slim先進国株式に乗り換え

三菱UFJ国際投信の措置を受け、私も積立中の先進国株インデックス投信を乗り換えることにしました。
実はニッセイアセットのニッセイ外国株式インデックスファンドは、信託報酬以外にかかるその他の費用も高いのです。
年率0.12%(直近決算)ほどかかっています。

一方でeMAXIS Slimはまだ本決算を通過していないものの、同じマザーファンドの商品では0.10%弱(直近決算)。
結果として、信託報酬とその他費用を合算すると商品間の差は0.12%ほどに拡大します。
その程度と言えなくもありませんが、払わなくてもいいのなら払う必要はないので乗り換えです。

eMAXIS Slimの信託報酬水準変更日は1/30。
尤も現在でも合算費用率がニッセイアセットの商品よりも低いので、早速新規積立分の注文を変更しました。
既に保有している分も既発注済注文の決済が完了したら移すつもり。
どちらもSBI証券で扱ってるので。

無印eMAXISシリーズは信託報酬が高いので注意!

ここで一つ注意すべき点があります。
実はeMAXISシリーズには低信託報酬型のSlimが発売される前から各アセットに応じた投信がラインナップされています。
例えば同じ先進国株型投信でも「eMAXIS Slim先進国株式」と「eMAXIS 先進国株式(無印)があります。

見た目の違いは僅かですが商品性には大きな違いがあります。
Slimの信託報酬は1/30に引き下げ後に税込0.11826%。
一方で併売する無印型の信託報酬は税込0.648%。
その差は0.50%超え!
マザーファンドが同じなのでその差は単純に運用成績に差になります。

今後購入する際やこれまで購入してきた分に関し、今一度チェックすることをおススメします。
商品名を分かり易くした方が親切なのにそのままにしているのは、間違えて買う人がいるからかもしれません…
もちろん、銀行などでの窓販用に高手数料率商品を残すニーズもあるでしょうが…