iDeCo加入者はほぼ同一投信で信託報酬の払い過ぎに注意

信託報酬

本投稿で取り上げている商品の内、「A」無しの2銘柄は除外されることになりました。

SBI証券がiDeCoの除外商品を公表 改正確定拠出年金法施行の影響 2018年5月1日に確定拠出年金法等の一部を改正する法律が施行されました。 加入者に影響が大きい主なポイントは2点。 ...

iDeCo加入先はまず手数料で選ぶ

iDeCo加入先に求めるものは人それぞれでしょうが、優遇税制を伴った老後資金への備えという点で考えれば、出来るだけ費用負担が少ないことが第一条件でしょう。
そうなると必要最低限以外の手数料がかからず、低信託報酬型投信のラインナップが充実している金融機関(運営管理機関)を選ぶ事から始まります。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、みずほ銀行などが候補にあがります。

ほぼ同一投信で信託報酬に差がある!

但し、注意点があります。
SBI証券のように早期からiDeCoを取扱っている金融機関の場合、運用会社が同じで商品内容もほぼ同じにも関わらず、信託報酬に差がある商品が追加されることがあるのです。
特に最近は低信託報酬型投信が相次いで設定されているため、そういったことが起こり得ます。

同じベンチマークのインデックス投信でも、運用会社が違えば信託報酬水準が違うのは当たり前ですが、運用会社が同じなのに高い信託報酬を払うのはもったいないことです。
下記はSBI証券のiDeCoのケースです。

その1 日経225インデックス投信

低信託報酬型⇒DCニッセイ225インデックスファンドA
信託報酬は0.2052%(税込)
高信託報酬型⇒ニッセイ225インデックスファンド
信託報酬は0.27%(税込)

その2 国内REITインデックス投信

低信託報酬型⇒DCニッセイJ-REITインデックスファンドA
信託報酬は0.27%(税込)
高信託報酬型⇒DCニッセイJ-REITインデックスファンド
信託報酬は0.594%(税込)

上記4投信はいずれもニッセイアセットが設定しており、ファンド名末尾に「A」が付いているかが見分けるポイントです。
他運用会社との競合で低信託報酬型を設定しSBI証券も追加採用したものの、既に高信託報酬型を積立購入している加入者がいるため廃止にもできず、そのまま併売しているものと考えられます。

金融機関HPチェックのススメ

ちなみに、SBI証券のiDeCo加入者の中で、直近の購入額ランキングでは低信託報酬型225ファンド(末尾にA付)が10位の一方、高信託報酬型225ファンドも17位と、未だ高信託報酬型を購入している加入者も多数います(もったいない)…

なお、今回取り上げたファンドはマザーファンドがそれぞれ同じなので、信託報酬以外のパフォーマンスはほぼ同一です(ベビーファンド毎の監査費用などが違う可能性はあり)。
そのため、公表されている信託報酬込のパフォーマンスは、当然ながらいずれも低信託報酬型が上回っています。

たまにでいいので、自分がiDeCoに加入している金融機関のHPをチェックすることをお勧めします。

外国株式インデックスファンドでも似たような例が

SBI証券では、同じMSCIコクサイ(円ベース)をベンチマークとする外国株式インデックスファンドが2本採用されています。
ニッセイアセットのDCニッセイ外国株式インデックスと三井住友TAMのDC外国株式インデックスファンドです。

しかし、両者には大きな違いが。
前者の信託報酬は0.20412%。
一方、後者は0.8640%。
その差は0.65988%。

もし後者を購入・保有していたら、早めの変更・スイッチングをおススメします。

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