江夏豊氏執筆の日経新聞私の履歴書
私の履歴書は政・財・官・芸術・スポーツなどのあらゆる世界で活躍した方たちが、日経新聞の最終面に自分の半生を綴っている人気コーナー。
1956年から続いています。
私も毎日楽しみにしているコーナーで今月は元プロ野球投手の江夏豊氏。
豪快な性格と、どう見てもその筋の人にしか見えない外見が何とも言えません。
元野球少年からしたらたまらない人選です。

管理野球と玄米食で有名な広岡氏も痛風だった
今朝はモーサテも休みですっかり年末モード。
TVを見ない分、早くから新聞をチェックしていました。
そうして楽しみにしている江夏豊氏の私の履歴書を読んでいて驚きました。
プロ野球西武ライオンズで黄金期の礎を築いた広岡達郎氏が痛風持ちだったと記述されていたから。
広岡氏と言えば、野球だけでなく選手の私生活までを徹底して管理する管理野球で有名でした(本日のエッセイの表題も管理野球)。
また食生活が大事という信念の下で玄米食や自然食を取り入れていたのはあまりにも有名。
当時野球少年だった私も親にせがんで玄米を食べていたこともありました。
ところがその広岡氏が痛風持ちだったのです。
でっぷりとしたお腹を抱えた江夏氏ならわかりますが、比較的スリムで健康オタクのような広岡氏まで…
もちろん体質もあるでしょうが…
エッセイの中で江夏氏が、
監督はこういうものを食べているのになんで痛風なの
と聞いてしまったとありましたが、まさに選手・関係者全員が思っていたはずです。
声に出して聞いた江夏氏はそのことが原因かどうかは不明ながら、シーズン終了まで干されたようですが…
広岡氏が痛風持ちだったこともさることながら、エッセイの構成や話の持っていき方など、江夏氏には相当の文才がありそうです。
益々気になる人になってしまいました。
日経電子版にも掲載されています。
月に10本までなら無料会員でも全文読むことが出来るので、気になる方はチェックしてみてください。