FXのスワップポイント
FX取引をすると2通貨間の短期金利の差によりスワップポイントの受払が発生します。
短期金利の高い通貨を買い低い通貨を売っている場合、スワップポイントを受け取れます。
現状日本円を売り外貨を買っている場合、米ドルなど殆どの通貨に対しスワップポイントを受け取れます。
しかしスイスフランやユーロを買った場合は逆に支払うことになるので要注意。

日本円ショートでスワップ払いなんて以前は考えられなかったよ
FXのスワップポイントは確定申告必須
スワップポイントの確定申告を行う時期
多くのFX業者ではポジションを保有している間、毎営業日発生するスワップポイントは都度評価損益に反映されます。
そのためポジションを決済しない限りは実現損益にならず、決済するまでは確定申告を行う必要はありません。
私が現在利用しているFX業者もそう。
しかし中には違うFX業者があります。
ヤフーグループのYJFX!です。
YJFXでは毎営業日発生するスワップポイントがその都度実現損益に反映されるのです。
そのため例えポジションを決済していなくても、スワップポイント分に関して毎年確定申告を行う必要があります。
詳細は同社のサイトで。
YJFXを利用したスキーム
尤もこの仕組みを逆手に取ることも出来ます。
例えば収入源が源泉徴収ありの特定口座を使った現物株取引のみの場合です。
この場合、現物株の利益は申告不要で国保税算出所得にも反映されません。
そしてもし評価損益の増減を気にせずスワップポイントを受け取るポジションを持ち続ける意向があるなら、小ロットのそのポジションを持ち続け、(国保税の減免を受けるため)住民税の基礎控除に収まるくらいのスワップスワップポイントをFXで得るのです。
注意点
但しこれでは基礎控除以外に社会保険料控除など他の所得控除の恩恵を享受できません。
他の収入がある場合や源泉徴収ありの特定口座も申告し他の所得控除をフル活用した場合、このスキームを使わない方が手取りが増えるケースがあるかもしれません。
更には受け取るスワップポイントと節税効果以上に決済損を計上しては意味がありません…
なお私は税理士でも税の専門家でもありませんので、詳細については専門家や税務署に相談することをお勧めします。