AIスピーカーの新製品発売が相次ぐ
AIスピーカーが活況です。
既にアマゾンのエコー、グーグルのグーグルホームが発売済。
中でもアマゾンエコーは値下げ効果もあり、7月に開催されたアマゾンプライムセールで爆発的な売り上げを記録したそうです。
そしてアマゾンエコーのAI心臓部であるアレクサがバージョンアップされ発売されると共に、グーグルホームの新製品やアップルのホームポッドが発売されます。
日本語処理が難しかったことからこれまでは英語版のみでした。
しかし今後は日本語版が投入されることに加え、東芝や(親会社韓国の)LINEなども日本語版を発売することで普及ペースが上がるかもしれません。
AIスピーカーは盗聴器と同じ機能
AIスピーカーは常に全ての音を拾っている
「OK,Google」や「アレクサ」などと言わなくても、AIスピーカーは常時音を拾っています。
会話に加え生活音、聴いている音楽、見ているTVや映画。
そして会話の中でも怒っているや笑っているなどの感情もAIが拾って分析しています。
要は自分の意志で他者が聞くことのできるマイクを設置していることになります。
悪い言葉でいえば合法的盗聴器になり得ます。
音を拾う主体に悪意があれば…
便利さと危険性、プライバシー
確かにAIスピーカーは便利。
TVで見ましたが、宅内の家電と連動させれば声であらゆる家電スイッチのオンオフから温度設定・視聴番組の変更などができ、更には冷蔵庫内のストックまで教えてくれたり、ストック状況により自動発注も可能になるのでしょう。
しかし同時に宅内の状況・住民の嗜好までが外部に漏れることになります。
プライバシーが筒抜けになる可能性があります。
そもそも悪意を持ってAIスピーカー市場に参入してくる可能性もあります。
悪意を持つのは企業に限らず国家もあり得ます。
AIスピーカーの心臓部は日本製ではありませんし、LINEスピーカーはそもそも…
普段使っているスマホもバックグラウンドで常に音を拾っているのかもしれません。
少なくとも検索した結果や閲覧した内容、使っているアプリにGPS・携帯基地局データなどは吸い上がられています…
スマホやAIスピーカーなどの便利グッズは、自分の情報が洩れていることを前提に使うしかありません…
そもそもAIスピーカーであると共にAIマイクです…
AIマイクと言われると買わない人が増えそうですけど…