有吉ゼミ家を買うで登場した物件一覧はこちら

人間が2時間かける融資の与信判断をAIなら1秒以内の衝撃

AI

AIが人間の仕事の範疇に進出

AIが確実に人間の仕事を奪っていく

AIの急速な進化により、従来人間が行ってきた仕事の一部を侵食しつつあります。
巷の雑誌などでも、
「AIにとってかわられる仕事」
「AIに仕事を奪われる」
といった記事が度々掲載されます。

漠然としたイメージなら湧くという方も、数字に表れると急に現実味を増すと思います。
10/26付日経新聞朝刊に

金融事務 AIが助っ人

と題した記事が掲載されました。

リコーリースでは少額なリース案件の与信判断をAIに置き換えるとのこと。
衝撃的なのは、

これまで人間が1件につき2時間かけて行ってきた与信判断をAIは1秒以内に行う

という記事。

浮いた人的資源は高額案件の与信判断や営業に回すとのことですが、AIが人間にとって代わることに違いはなし。

AIの進歩

これまでの機械・コンピューターは、決められたルールの範疇を超えることはありませんでした。

しかしAIは独自に進化します。
例えば私がトレードに利用しているソニーのAIツールNeural Network Console(NNC)。
データ処理を行う際の関数やその種類、数、順番、更にはそれぞれのデータへの重み付けなどを変化させながら、より正解に近づくようAI自身が独自に改良を続けます。

このNNCに関する特集記事が掲載された雑誌を見つけました。


前記AIツールでは分析に使う関数、処理するデータは既知のものを使いますが、その内に新しい関数などを独自に作り出すのかもしれません。
またいわゆる「教師なし学習」「深層学習」を重ねると、これまでの枠を飛び出し独自に進化します。

AI時代の働き方

AIが進出してくる分野では人間の勝ち目はほぼありません。
しかしAIが苦手な分野で力を発揮すればいいのです。
機械・コンピューターが発達しても、人間はそれを利用して生産性を高めてきたのですから。

但し人間が与えたルールを飛び出すと危険な匂いもします。
ターミネーター2に登場したスカイネットのように…