IPOチャンス抽選狙いの大和証券株主優待クロスで悩む~逆日歩発生に注意

恐怖

大和証券のIPO抽選制度

最近、IPOの初値が高騰するケースが多くIPO抽選人気が高まっています。
私も度々抽選に参加していますがなかなか当選しません…

そうした中、大和証券では個人向け総数量の内で一部を完全抽選分、取引内容によって参加できるチャンス抽選分(復活抽選分)に回しています。
ちなみに、2018年10月に割合を変更。
新割合は裁量分75%、抽選分25%(完全抽選15%、チャンス抽選10%)。
但し例外があるので、詳細は下記投稿をご覧ください。

大和証券でIPO抽選ルール変更~当選確率が上がるチャンス抽選も預かり資産基準は注意
大和証券は今月からIPO抽選のルールを変更。一見、抽選に参加するマス顧客有利な変更のように見えるも、実際はチャンス抽選に参加できる大口顧客を優遇する制度。預かり資産残高基準でチャンス抽選に参加する場合も、適用期間に注意が必要。

上記チャンス抽選とは、大和証券に払った手数料や預かり資産残高に応じて得たポイントを利用し、復活抽選に参加できる制度。
当然、ポイントを多く得ていればチャンス抽選への参加回数も増加します。

実は、このポイントを得るもう一つの方法があります。
それは、権利日に大和証券の株主となりゲットした株主優待を利用するのです。
例えば1,000株の株主になればチャンス回数は3回。

株主優待ゲットのためのコスト

優待クロスを活用

株主優待を得るには権利日に株主になればよく、2017年の中間期末では約定日ベースで9/26です。
しかし、翌営業日朝に株価が配当落ち以上に下落すれば損を抱えます。

一方、買いと同時に売りも行い両建てにすることで、価格変動を回避する手法があります。
これが、「優待クロス」

但し、コストがかかります。
そして、最大のリスクが逆日歩。
制度信用で売りたい人が多い場合に追加でかかるコストです。
ちなみに、大和証券株では前回・前々回1日当たり150円(1,000株換算)でした。
今回は週末を挟むため3日で450円。

SMBC日興証券のダイレクトコースなら売り買いともに信用取引手数料は無料なので、株価が9/22の終値に近い645円で(売りも買いも制度信用で、現引・現渡を使う)・金利等を含め、逆日歩が上記金額なら総コストは707円。
但し、例えば逆日歩が5倍になれば総コストは2,507円に急増。

SMBC日興証券ダイレクトコースは信用取引手数料が無料~株主優待クロスにおススメ
株主優待を得るためには権利日に株式を保有すればいいが、価格変動リスクを負いたくない。そうした場合に利用する優待クロスで必須の信用売りをする際は、SMBC日興証券が便利。ダイレクトコースでは、何と信用手数料が無料。

一般信用取引を使う

この逆日歩リスクを回避するのが一般信用売りを使う方法。
逆日歩がかからないものの、利用できる証券会社・銘柄が限定されます。

利用可能な証券会社の内、SBI証券は9/24現在在庫切れで不可。
同条件で松井証券は総コストが2,141円、カブドットコム証券は総コストが1,516円。
信用で買って現引きし、信用で売って現渡しをします(松井証券は現物買い)。

逆日歩はいくらになるかわからない

怖いのは、逆日歩がいくらになるかはポジションをセットした翌営業日11時過ぎにならないとわからないこと。

ちなみに逆日歩が前回同様に3倍の場合、SMBC日興証券でのコストは1,607円ですので、カブドットコム証券の一般信用を利用した方が安上がり。
でも、いくらになるかはわからないのです。
ここもとの相場上昇もあり日証金制度信用の売り残が急増、9/21現在既に売り超になっていることも恐怖心を増長します…

預かり資産残高を活用

一方で、ノーリスク(大和の信用リスクのみ被る)の手法は、預かり資産基準を利用すること。
大和証券・子会社の大和ネクスト銀行の両方に口座を持ち、合算で月末に1,000万円の預かり資産があれば、プレミアシルバーとして1,000株の株主と同じ3回のチャンス抽選に参加できるのです。
それでも当たる確率は相当に低いでしょうが…

今回の株主優待獲得は3日間の逆日歩リスクを負うので危険度が高いと判断、預かり資産基準でのチャンス抽選権利を貰おうと思います。
チャンス抽選制度やプレミアムサービス、各証券会社での費用などは念のためそれぞれよくご確認ください。