高齢者も現実主義なのだから、シルバー民主主義を過度に忖度する必要はない

シルバー民主主義

シルバー民主主義偏重に変化

現役世代と比較し、高齢者はこれまでの負担に対し年金・医療などの受益が相対的に大きくなっています。
そして、その高齢者世代は少子高齢化の下で有権者に占める割合が増していることに加え、投票率も高いことから政治家が高齢者向けの政策に重きを置いています。

これがシルバー民主主義です。
このブログでは度々この問題を取り上げて問題視してきました。

高齢者の逃げ得感が加速して現役世代に高負担だけが残る
高齢者の選挙での発言力が相対的に増し、その影響力にすがるため政治家が高齢者向け政策に傾斜するシルバー民主主義が加速している。このままでは財源が持たないが、政治家、高齢者共に、若者よりも先が短いので気にしていない。

但し、政治家がシルバー民主主義を過度に恐れ、忖度し過ぎているという研究結果も出ているようです。
8/28付日経新聞朝刊総合・経済面に

忖度し過ぎ?シルバー民主主義

と題し、高齢者世代も現実を直視し自分達の負担をそのままに受益を充実させるのではなく、ある程度受益を引き下げることに加え、負担を引き上げることにも前向きとの記事が掲載されています。

新聞記事ですから幾分割り引いてみる必要もありますが、さすがに国家財政が悪化し続けていることは知っているので、現実を見始めたということでしょうか。
それでも、プライマリーバランス(PB)を正常化するには相当の歳出カットが必要で、実際の政策を見たら尻込みするかもしれませんが…

ちょっと専門的になりますがプライマリーバランスをプラマイゼロにしても、実は利払い分だけ国の借金は増えます…
GDPの伸び以内にプライマリーバランスを抑えれば、何とか耐えることは可能ですけど…

それでも高齢者の意識が少しでも変化し、政治家も過度に高齢者偏重の政策をとることをやめれば、財政の悪化や現役世代・将来世代の負担増加を少しでも食い止めることが出来ます。
ちゃんと投票し、期待しましょう。

モラル・教育水準が低いと他人任せになる傾向

また、上記記事には他にも気になる内容が掲載されていました。
若い世代についての記事です。

ゴミのポイ捨てや年金の不正受給などに目をつぶる「公共心の低い人」ほど、増税への支持が少ないなど「ただ乗り政策」を選ぶ傾向がある。
教育年数が短く時間当たり所得水準が低い人ほど、小さい負担で大きな受益を求めがち。

です。

勉強や自分への投資などで自分の価値を高め生活レベルを上げるよりも、他人に食わせてもらうという考え方です。
自分が生きていくためには多少のことは気にせず、なるべく楽をしていこうという考え方です。

日本の将来と自分の老後がとても心配になります…

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