登記簿上で換算すると九州より広い土地が日本中で放置されている

所有者不明の土地をまとめると九州より広い

民間有識者らで作る「所有者不明土地問題研究会」というのがあります。
一般社団法人国土計画協会というところが設置しています。
要は、国土交通省の天下り機関ですね。
住所は千代田区一番町です(千鳥ヶ淵もすぐ)。
家賃はいくらなんだろ…
すげー高そう…

九州より広い土地が放置されている

そこが6月に中間報告を公表しました。
内容は衝撃的です。
2016年度地籍調査において、サンプル調査をもとにした登記簿上の所有者不明土地の割合が全体の20.1%。
これは日本の国土でいえば九州よりも広い土地になります。

更には、最後の登記から所有権移転など50年以上登記がなされていない土地が大都市部で6.6%、それ以外では26.6%に上るというのです。

なぜこんなことになっているのか?

理由として考えられるのは、
地方を中心に、土地に資産としての価値が無くなってきている。
相続を経て、権利者がネズミ算的に増えている。
価値が無いから登記するのも面倒で放置。
など。

経済的価値があれば登記が面倒でも何とかやるのでしょうから、価値を見出せないためにやらないのでしょう。
バブル期も通過している中、地方ならまだしも大都市部でも6.6%もの土地で放置されているのは驚きですが…

しかし、嘆いてもいられません。
大震災後の高台移転に伴い土地の集約化などをしようにも、所有者が不明のため事業が進まなかったり、いわゆるごみ屋敷問題を解決しにくいなど、実害も出ています。
登記簿上の所有者が不明では固定資産税も徴収できません。
所有者住所が満州国なんてのもあるそうです…

研究会は提言もしていますが結局は経済的価値が無いから放置されるのであって、根本的な解決は難しいと感じます…

追記

あまりにも放棄されたり持ち主不明の土地が多いので、登記官の職権を拡大するようです。
一定期間貸し出すことも可能になるとか。

官報に掲載し周知することで、貸出だけではなく売却もできるようにすればいいのに。

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