イラク国債に申込が集中って、どれだけカネ余り?新興国債券が大人気

債券バブル

世界的なカネ余りと債券バブル

FEDが金融引き締めに転じ、ECBも早晩引き締めに向かうとみられているものの、依然として世界的に空前のカネ余り状態にあります。
我らが日銀が一番ぶっこんでいますが…

無保証イラク国債が発行された

そうした中、8/4の日経新聞朝刊のFT発記事で

イラク国債に投資家の資金がものすごい勢いで集まった

と記載されています。
それも、他国や世銀などによる保証が一切ない、イラクの信用力のみの債券。

ちなみに条件は期間6年で利率は6.75%。
発行予定額10億ドルに対し66億ドルの申し込みがあり、利率も当初想定の7%から引き下げられました。

イラクの他にも、ギリシャショックを引き起こしたギリシャが7月に30億ユーロの国債を起債、更にはデフォルト常連国のアルゼンチンも6月に利率8%で何と100年債なんてシロモノを起債しています…
株式市場には投入しにくいものの、債券市場には投入できる性格の資金なのでしょうが、低金利の中でクレジットリスクに無頓着になっている様子が伺えます。

債券バブルとは

債券には金利バブルと信用力バブルがあります。
現在は両方のバブルが混在していると考えていますが、新興国を中心に今後も低金利・低クレジットリスクが未来永劫に継続することを前提とするような値付けには恐怖を覚えます。

大事に至らなければいいけど…