私は米株投資にワンタップバイという証券会社を利用中。
理由は手数料水準と買付方法が少額の米株を買うスタイルにあっているから。
⇒結局、ワンタップバイから資金を引き揚げました…

ワンタップバイの手数料
手数料水準は米株取引時間中は直近価格の0.5%、それ以外の時間は最終価格の0.7%。
購入金額が大きくても小さくても手数料は一定比率。
但し、米株時間外取引が行われている時間帯は更に手数料率が上がる場合あり要注意。
加えて為替の手数料がリアルタイムのUSDJPY±35銭と割高。
但しワンタップバイのポジション状況により売買手数料は上下。
買いたいときにワンタップバイのポジションがひっ迫していると高く、逆の場合は安くなります(要は取引所を通じた取引ではなく、相対取引だから。)。
私が買おうとした時も+1%を超えているときもあれば、逆に取引時間外にもかかわらず大引け価格を割り込んでいた時もありました。
これってどうなの?と思う方もいるでしょうが、これだけ見れば

ハッキリ言って高いよ
それではなぜ使っているかといえば、前記の通り少額を買うという投資スタイルにあっているため。
米国株式市場で時間外取引が行われている時間帯はスプレッドが拡大する傾向があります。

手数料以外の利点
積立で米株を少額ずつ購入したい
自身のアセットアロケーションを構築する際に、保有資産の一部で米株を買っていこうと考えたときの答えが、

積み立て
ということは、少額ずつ同額ずつ買っていくドルコスト平均法になります。
ちなみにiDeCoでは海外株・米株をインデックスで買っており、今回の分はその追加分として買っています。
最もポピュラーなのは投信を買っていく方法。
しかしインデックス型投信でも当然ながら信託報酬がかかります。
次にインデックス型のETF。
売買コストは低めですがこれまた当然として信託報酬がかかることに加え、(ここからが重要です)売買は株数指定であり金額指定では買えません。

一定額を買いたい
次に個別株に注目しました。
米株の個別株は結構少額から買えるのです。
個別株なら信託報酬も不要だし!
といっても一回数万円程度しか買わないのであれば、とてもじゃないけどうまく毎回同じ近似値になるような買い方はできません…
ワンタップバイは金額指定で買える
どうしたものかと考えていたところ、昨年ワンタップバイが開業したのです。
その当時の特徴が、
1万円単位で買える。
現在は1,000円単位で買えます。
要は金額指定が可能なのです。
小数点以下5桁までの端数を伴って(相対取引だからこそなせる技)。
これには飛びつきました。
しかも少し手数料は高くなるものの米株の取引時間外にも取引できるのです。
他証券会社の手数料水準
大口ならばお得な他ネット証券
ここで他の代表的なネット証券の米株売買手数料の水準を見てみましょう(いずれも税込み)。
SBI証券・マネックス証券・楽天証券
約定代金の0.486%
上限21.6ドル、下限5.4ドル。
②楽天証券
1,000株まで27ドル
1,000株超は1株につに0.0216ドル
(あと、為替の手数料が別途必要)。
ちなみに、取引金額で場合分けした表がマネックス証券の米株取引手数料のページに載っていました。
SBI証券、マネックス証券でみてみると、
要は、5.4ドル÷0.486%=1,111ドルの約定代金 までは、一律5.4ドル
それ以降は約定代金×0.486%
但し21.6ドル÷0.486%=4,444ドルの約定代金を超えると、一律21.6ドルの頭打ち。
一回につき4,444ドルを超える金額で売買するならば、金額が大きくなればなるほどSBI証券、マネックス証券・楽天証券は超絶に割安になるようです!
最低取引額引き下げ
更に、2017年に入ってうれしいサプライズがありました。
何と一回あたり1,000円から売買できるようになったのです!
これで例えば「毎週数千円ずつ決まった金額で買う」なども可能になりました。
あとは配当金を自動的に再投資してくれればいいのに!
現状は一旦米国で源泉徴収された後に円転され、更に国内の源泉税が課されます。
残った配当金を円投して再投資すると、為替一往復分が無駄になります。
米ドルのまま再投資してくれれば源泉税は変わりませんが、為替のコスト増は回避できます。
投資は自己責任ですので、慎重に慎重を重ねて熟考してください!