MRFへのマイナス金利適用~いずれ預入者に負担がかかるかも

MRFとマイナス金利

Windowsセキュリティアップデートはちゃんとやりましょう

今朝公開されたWindows10の月例セキュリティアップデートは結構時間がかかりましたね。
先月分が急遽キャンセルされていたので量的に多かったのでしょうか?
セキュリティに気を付けることは重要です。
結構時間がかかるので、まだの方はトレード終了後にでも実施してください。

ちなみに月例のアップデートは通常水曜日です。
曜日の並びによってずれますが、第二水曜か、第三水曜が多いようです。
ちなみに、私はこのアップデートが行われるだろうと予想した日は、早めにPCを起動してチェックを行います。
トレード開始までに完了しないと困るので。

マイナス金利政策の影響でMRFも廃止の危機

さて本題です。
3/14の日経新聞金融経済面に、

MRFにマイナス金利

との記事が掲載されていました。

記事によると、日銀が2016年1月末の日銀決定会合でマイナス金利適用を決議後、(MRFよりもやや長めの運用商品で運用している)MMFが相次いで運用停止に追い込まれ、更にはMRFも大きな影響を受けることから投信協会や大手運用会社が日銀に適用除外を要請。
それを受け日銀も2016年3月15日の日銀決定会合で適用除外を決議したとのことです。

MRF残高急増でMRFへの特例対処が困難に

MRFは(金融機関同士のやり取りである)コールや債券レポなどを中心に、MMFよりも更に短期の運用をしているので、利回りがマイナス圏に沈みやすかったのですね。

ところが、日経新聞も指摘していますが落とし穴があったのです。

それは、受託金融機関(信託銀行)が日銀当座預金に預入する金額の内、金利0%を適用する残高にMRF分を加算することになったのですが、「2015年の受託残高を上限とする」という文言が入っていたのです。
ということは、日銀当座預金に預入するMRF残高相当額が2015年よりも増えてしまうと、増えた分にはマイナス金利が適用されてしまうのです。

それなら日銀に預入しなければいい、というわけにはいきません。
プラスの運用利回りが得られないからこそ、MRFの運用会社もやむを得ず日銀当座預金に預入しているからです。
個人投資家は相場上昇時に株式などを売却する逆張り傾向が強いため、現状のような戻り局面では特にMRF残高が増加しやすいとのことです。

現状、この負担はいずれかの金融機関が負担しているようですが、マイナス金利政策が継続すれば、何らかの名目でいずれはMRF購入者に負担が及ぶかもしれません。

そうなると現在SBI証券や楽天証券が行っている、傘下銀行に預金していれば買い付け残高とみなし、自動スイープさせるような手法が更に広まるのかもしれません。
私は、SBI証券で以前からこのサービスを利用していますが確かに便利です。
適用預金金利が相当に下がってしまったのは残念ですが…

預け金やFXの保証金にも影響があるかも

ところで、ネット証券で信用取引契約や先物取引契約をしているひとは、MRFではなく預け金になっていると思います。
また、FXの証拠金もMRFにはなりません。
こうした資金は通常顧客資産として分別管理され銀行に預入されていますが、この資金のマイナス金利相当額はどうなっているのでしょうか?

まずは、日銀に口座を持つ(運用しきれない)銀行が負担し、その後に証券会社やFX会社に請求が行っているのかもしれません。
ただ、証券会社等が負担したとしても、結局は信用取引の金利やFXのスワップ等に紛れ込み、利用者・運用者が負担することになるのでしょう。

楽天証券ではMRF自体が廃止されてしまいました。
今後は預け金扱いになりもちろん金利は尽きません。

楽天証券が11月にMRFを廃止する MRF廃止はマイナス金利政策の影響による 楽天証券が2017年10月28日2017年11月9日をもってMRFを廃止します。 ご存知の通り、証券会社に資金を...
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